視察を兼ねて四谷三丁目の「ぐーばーぐ」…、イトーヨーカドー系のハンバーグの専門店で、いつの間にかこの街に溶け込むお店になっている。
外食が本業というわけじゃないからでしょうか…、デニーズは特例として、イトーヨーカドーの飲食店はお店を増やすコトを目的に作られてない。
このブランドも、ここを一号店として開業してから5年ほどかけ、ユックリゆっくりやっと9店舗ほど。
手堅くお店を増やしてる。
飲食店って急速展開するのに適したビジネスじゃない。
だからじっくり。
時間をかけて、試行錯誤を繰り返しつつ、人が育つ速度にあわせて、お店を作っていかなきゃいけない。
こういう姿勢っていいなと思う。
カウンターの中にキッチン。
そこでずっとメニューブックひとつひとつ丁寧に拭いてキレイにしているのです。
飲食店とはこうした地味なコトをしっかりする仕事、悪くないなと思います。
ハンバーグとミスジのステーキの盛り合わせ。
特製の木の板の上に丸い鉄板、そしてタレが入った小鉢が肩寄せ合ってやってくる。
紙でできた帽子のような形のカバーをかけたところに、タレをゆっくりかけ回す…、するともうもう蒸気があがっておいしい香りがやってくる。
一軒目からここ専用のこうした器を作れるところが、さすがイトーヨーカドーなりと感心したけど、ところどころの塗装が剥げたりこげたりしたのをみると、そろそろ変えどきだヨ…、って、言いたくなるけど、節約、節約、それもイトーヨーカドー的(笑)。
フックラとしたハンバーグパテ…、味そのものには特徴がなく、けれどしっかりとした歯ごたえのある肉の食感はなかなかによい。
野菜がタップリ下にひかれて、肉のうま味やタレの風味が野菜に染みこみどんどんおいしくなっていくのが、うれしく、ご飯をねだる。
試食気分できたからご飯をたのまずすませた…、エヘン!でござる(笑)。
みすじのステーキは、肉は良かった。
けれど、ほとんど下ごしらえをせずにただただ焼いただけ。
おいしい肉を焼けばステーキになるんだと、思う気持ちがちょっと残念、せめて塩と胡椒をほどこしほんの少々休ませるだけで肉はおいしくなるのになぁ…、って思ったりした、料理というのはだから本当にオモシロイ。
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それから夜のお誘い受ける…、飲んで喋って気持ちが晴れる。
これから一緒にゴキゲンな仕事をしましょうと、たのしい話をしながら飲むのは本当にたのしく元気がでます…、みんなでたのしく笑って飲んで、そして〆に「はしご」に来ました。
だんだん麺にご飯をつけて、麺は硬めでスープは大辛。
ご飯の上にタクワンのっけてパリパリ食べつつ麺を待ち、麺がやってきたらばそれをズルズル…、極細麺がザクザク前歯で歯切れて口でバッサリちらかる。
サラッと最初はさっぱりしてて、ところが喉の入り口でポッテリとろみを感じる濃厚スープ、辛さが後から戻って口を満たしてくのが、とても独特。
ご飯をおかずにズルズルゴクリ。
厚切り叉焼がホロッとほぐれて、スープと一緒になっていく…、お腹のほてりを熱々で辛いものでなだめる今夜。
飲んで銀座で〆をする…、なんと大人でござりましょ。
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