東京駅からはじまる朝…、ひさしぶりのコトであります。
それで寿司清…、鯛の出汁かけでお腹を満たすコトにする。
マグロの漬け丼と豚汁のセットにしようかと思いもしたけど、ご飯をサラサラかきこむときの食感を思い出して、それでやっぱり出汁かけご飯。
チケット買って、お店の人にそれを手渡しボンヤリ待っていたらば隣の人のところに漬けマグロ丼と豚汁のセットがきました。
真っ赤なマグロの漬けの色、大きなお椀に並々の豚汁をみて…、やっぱりアレにすればよかったって思ってしまうボクのなんとも罪深きコト(笑)。
さてさてやってきました今朝のこれ。
花の蕾がひらくように盛りつけられた鯛の切り身。
周りにトロンと胡麻のタレ。
ご飯にあられに切った海苔。
干大根を醤油につけた漬物と寿司屋の甘い卵焼き。
出汁の入った湯桶がならぶ、いつもの景色でありますけれど…。
うーん。
どうなんだろう。
来る度に、鯛の切り身が小さくなっていくような…。
それに枚数。
ここが出来た当初、こんなに少なかったかしらって。
いろんなコトを思い出すと、気持ちが滅入ってしまうから、もう考えるのはやめて目の前の現実だけをみることにする。
大人流儀でございます。
鯛の切り身を一枚、一枚剥がしてそれに胡麻ダレを、一枚一枚丁寧にまぶして食べる準備をします…、鯛の切り身が色うつくしく、食欲誘う。
まずはご飯の上にのっけてバクッと食べると、ムッチリ、切り身が歯茎を撫でて胡麻の香りが鼻から抜ける…、あぁ、ゴチソウだ、オゴチソウ。
あられをパラッとかけると切り身のネットリした食感一層ひきたっていく。
出汁をサララと切り身をさけて、ご飯に注ぐ…、鯛の粘った食感はそのままご飯がサラサラ、それにまとわりついて、口の中に転がっていく。
その熱々の出汁を今度は鯛の切り身の上に注ぐと、切り身がチリッと少々、縮む…、表面にだけ熱が入って前歯でサクリと歯切れて口に飛び込んでくる。
当然、中は生のまんまでムッチリとした食感も同時に味わうコトができるのがなんともたのしい…、5枚の切り身をさまざまな楽しみ方ができるヨロコビ。
今朝はこれで良かったんだと思ってお腹を満たします。
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出発までに時間がまだある…、ディーンアンドデルーカで飲み物を買う。
ミニ桃ソーダって季節の飲み物。
ココのステキなところはこういう、季節、季節の提案ドリンクが充実しているところであります…、カップの底にはまだ緑色の小さな桃のシロップ漬け。
レモングラスが風味を添える。
そこを満たしているのはドライなトニックウォーターで、ディーンアンドデルーカってこういう趣向の飲み物が得意というか好きというか。
苦味をたのしむコトができる大人のお店…、と言いたいのでしょう。
ちなみに小さなこの桃は、種も丸ごと食べられる…、小さいクセして桃の香りがシッカリするのがいとおしく、体の汗がスキッとひいてく、オキニイリ。
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