崎陽軒で焼売食べる…、弁当じゃなくレストラン。
横浜で仕事をしたついでといえばついでのランチ。
ワザワザやって来たといえばそうとも言えるランチであります。
だって、横浜に来たらやっぱりココの焼売を食べておきたくなるんですもの。
JRの駅の西口側にある地下街の中に一軒。
崎陽軒のレストランがあり、そこで売ってる「特製シウマイ」。
シュウマイじゃなくて、シウマイなのが崎陽軒的!
普通のシウマイはホタテのエキスがうま味の基本をなしていて、ムチュンと肉も練り物みたいな独特の食感になって出来上がってる。
ところが特製。
さすがに肉の食感が、とても自然でゴージャスで。
口の中にいれた瞬間はムチュンと粘って、けれど噛むとホロホロ崩れてちらかっていく。
肉を食べてるって感じがするのね。
それを包んだ皮も薄くて、中身が透けて見えている…、ちょっとアダルト、色っぽい。
小皿に醤油とほんの少しのお酢を垂らして、芥子をのせる。
同じような点心類でも餃子となると芥子じゃなくてラー油をくわえる。
ワンタンだったら豆板醤かな…?、けれど焼売にはなぜか芥子があうようで、崎陽軒のシウマイ弁当にも練った黄色い芥子がついてる。
ツーンと尖った芥子の辛みが、肉の甘みを引き立てて、たしかにおいしく感じて旨い。
よく考えているんだなぁ…、って思ったりする。
オキニイリ。
さすがにシウマイだけでお腹は膨れず、それで焼きそば。
実は数ヶ月前。
この店でシウマイメインのセットメニューを食べてたら、来る人、来る人が焼きそばたのんで食べていた。
見た目もキレイで美味そうで、だから今日は絶対焼きそば食べてやる!って。
硬い麺かやわらかい麺が選べますが…、と。
やわらかいのも焼いてるんですよねって聞いたら、「はい」というのでそれにする。
硬い麺は揚げ麺でどこを食べても硬いだけ。
焼いているのにやわらかいのは、ところどころにオコゲがあって、ムッチリしたのとパリパリしたのの両方の麺をたのしめる。
だからそれ。
タップリあんがかかった五目で、豚肉にイカ、エビにチャーシュー、野菜があれこれ。
その焼きそばにも芥子をタップリ。
食べるとトロンととろみが上等、甘くて野菜のうま味がドッシリ。
なるほどおいしい…、しかも麺に比べて具材がタップリ、麺が先になくなって最後の方は八宝菜のようになる。
その具材をこれで食べてよね…ってことでしょうか、ミニチャーハンがついてくる。
焼売をおかずのように食べるためにはご飯類がほしくもあって、だから小さなチャーハンがついてやってくるココのセットはなかなかに良い。
あまったあんかけをかけて食べるとあんかけチャーハン。
しかもここのチャーハンが、パラパラとても良く出来ていて、具材はシンプル。
玉子とチャーシュー、ネギ程度。
けれど真っ赤な蜜焼きチャーシューが風味豊かでおいしくて、ところどころに焦げがついてるご飯がシンミリ、味わい深い…、ほどよき満足、オキニイリ。
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