ひと仕事してお腹が空いた…、それでうどんの時間とします。
朝の時間がはようございまして小腹満たしにというのが言い訳…、そもそも博多でうどんを食べずに帰るのは、あまりに寂しい。
それでどこかのタイミングで、うどんを食べてやろうと思っていた次第。
駅の地下にある「因幡うどん」。他に何軒もうどんやさんが近所にあって、けれどやっぱり馴染みの店に来たくなる。
博多のうどんのお店の中では、好きなお店のひとつであります。
肉うどんにごぼう天、それにかしわ飯のおむすびつけてフルセット。
昨日、ベッドの中で悩んだ…、丸天うどんに昆布をつけようか、それともこの組み合わせにするべきかと。
結局、ごぼ天と肉の甘みが頭の中にポッテリおりてやってきてそれでこれ。
ごぼ天というのは博多うどんのおなじみトッピングの一つでけれど、お店によってその姿形がかなり異なる。
ささがき状のを揚げるとこ。拍子木切りや薄いそぎ切り。同じゴボウでも切り方でまるで食感、風味が異なりそれぞれファンがいるようで、ボクはココの小口に切ったゴボウのかき揚げがすき。
衣多めに付くのです。多めに付きはするのだけれどそれが薄くて軽やかで、出汁に浸かるとたちまち出汁を飲み込んで、ホロッとほぐれて散らかっていく。
揚げたゴボウに天かすを合わせたみたいな感じになるのがなんとも旨い。
ヌルヌルとした独特の食感のうどんに油がはりついて、一緒に口に入ってやってくる。甘くて強い出汁の香りに塩の風味が、あぁ、オゴチソウ。
オコゲの香りのおむすびも味わい深く、口に含んで出汁をゴクリと飲み食べる。
お腹にやさしく体が芯からあったまる…、あっという間に汁までみんなお腹の中に収まって、午後の仕事に向かう元気をもらいます。
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ちなみにタモリが「まともな博多うどんが東京にはない」というコトを、ハナモゲラな外国語でしゃべる(笑)という動画を一本。
徹子の部屋のワンシーン。
何年前の収録なんだろう…、タモリも徹子さんもまだまだ若く、タモリって人は司会者じゃなく芸人だったということを、思い出させてくれるたのしいフィルムでござる。
まともな博多うどんがまだまだ東京にはほとんどないという、それがいささか寂しくなった…、今日の昼。
[7回]
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