水道橋で仕事をする今日、昼を行きたいお店のランチ。
「鳴海」っていう小さな洋食グリルのお店…、女性だけでやってるおかぁさん系のお店でちょっと久しぶり。
コックさんが立ってる洋食店とは違ったどこか家庭料理のお店のような雰囲気がある。
メニューもかなり絞り込まれていて、ハンバーグとエビフライ、それから生姜焼きがメインの料理…、それにいくつかのサイド料理が組み合わさって料理ができる。
洋食らしきものでお腹をたのしく満たすに必要十分…、明るい気持ちになれる店。
それにしても注文するとお冷と一緒にやってくる、ナイフとフォーク。
白いペーパーナプキンでグルンとキッチリ巻かれてどうぞ!と。
ボクが小さな頃のコト。
喫茶店や洋食の店に早い時間にいくとお店の人たちが、ナイフフォークをこうしてくるんで開店準備をニコニコしてた。
おもてなしのためのこうした一手間を、自分たちですることって経費節約だけじゃない。
いつもの作業をすることで、気持ちをどんどん盛り上げていく。
日常的な作業をキチンと繰り返すことの大切を、何だか学んだような気がする。
今ではちょっと珍しい…、でも忘れたくない美徳のように感じてニッコリ。
エビフライと生姜焼きのコンビネーションをたのんで食べる。
熱々に焼けた鉄板の上にほどよき厚さの豚肉がジュウジュウ二枚。
これまたほどよき大きさのエビのフライが2本のっかり、湯気と一緒にやってくる。
生姜焼きには当然ジンジャーソースがタップリ、エビフライにはマヨネーズ…、ミックスベジタブルをバターでソテしたものにスパゲッティのケチャップ和えでひと揃え。
ジンジャーソースにすりおろしたりんごがタップリ、甘みと酸味がスキッとしてて、やさしい味わい。
脂をキレイにそぎ落とし体にやさしい姿形にしてもらった豚ロース肉がスパっと歯切れてジンジャーソースと一緒になってご飯をねだる、よきお昼。
エビは小さいながらもプリプリで、衣の中にギッシリ詰まる。
細かなパン粉がカサカサ口に散らかって、しかもよぉく揚がっているから香ばしくって食欲そそる…、なにより尻尾がカリサクで、エビをもれなく食べてる感じがオモシロイ。
サイドのスパゲッティがカリカリ徐々に焼け、こんがり焦げ目がつきながらどんどん甘みをましていく…、昔食べてたグリルランチはみんなこういうモノだった。
ちょっと気持ちがノスタルジにて、さてさて午後の仕事をす。
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