サカキノホトンブログ廻るよまわる、すしざんまい

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廻るよまわる、すしざんまい

秋葉原に来て、前からちょっと気になっていたお店を覗く。

すしざんまい。
ただ、すしざんまいとはいえ回転寿司のお店で、ヨドバシカメラの食堂街の中にある。
場所柄外人客が多いようで、回る寿司の上にカバーがのっかっている。海外の回転寿司にいくと大抵、こういうスタイル。
清潔を維持することと、寿司が空気に触れて乾かぬようにという両方の理由でこうしているんだという。エキゾチックで悪くない。
ちなみに隣の外人さんが、カウンターの下のノズルに興味津々。お茶を入れるための熱湯が出てくるんだ…、ってやって見せたら大喜び。

すしざんまいといえばマグロでございましょう故、本マグロの三点盛りをまずたのむ。メニューにあって、流れていない高級ネタ。かなりの数が出ているようで、注文するたび必ず「本マグロ」と「本」をつけるところに気合を感じたりする。
マグロはさすがになかなかのモノ。
赤身に中トロ、トロと三点…、酸味が強くてスッキリしたのから、マッタリ舌に粘りつくような脂を味わうモノまでそれぞれ。
ただ、ネタはいいけどシャリがモッタリ重たいのです。
しかも甘めで、ベタッとしていて好きじゃない。

先日、同じビルの一階にある普通のタイプのすしざんまいに行った時には前日炊いたアニキなシャリ。あんまりシャリに関心をもっていないのかなぁ…、って思ったりする。
…、とそんなコトをぶつくさいいつつ、あれこれ食べる（笑）。
貝の三点盛りにエビ。ウニに穴子に子持ち昆布と、さすがに上ネタはおいしゅうござる。中でもウニのネットリとして甘みを持った味にはびっくり。
途中で芽ネギを挟んで口をスッキリさせる。こういうネタを好んで食べるようになったら、立派なおっさんというコトでしょう。でも、おいしい。

〆に鉄火の細巻たのむ。同じ鉄火でも手巻きもある。…、というかメニューには手巻きしか載っていないんだけどみんな「細巻き」って注文してる。
やっぱり巻物はすのこでキリッと巻いておいしくなる料理。
巻物とはいえ、なかなかシッカリしたマグロ。脂がほどよくのっていて、わさび強めでとお願いしたら、見てわかるほどに緑な状態。しかもサイドにわさびをたっぷり。のっけるように一杯のせても、辛味を感じぬほどにマグロの脂が旨い。
ほどよく満足。いろいろ勉強した気分。

廻るすしざんまいＡｋｉｂａ店８Ｆ

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ところで、日本の寿司屋の大将が英語で寿司の食べ方を説明しているビデオがあった。これがなかなかオモシロシ！

寿司はシャリが一番の材料、ネタはその次と言い切る大将…、カッコいいです。
ボクもそうだと絶対思う。
まず巻物からふるまって、次にサーモンという外人さんにも受け入れやすい寿司から紹介していくところも親切で、わさびや醤油をまず味わって…、と、こういう寿司の食べ方教室を、日本の若い人にこそ、してあげたいって思ったりする。
カッコいい日本人を作るために大切なコト…、って思いもします。オキニイリ。

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