日曜の朝にパスタを作る…、昨日の昼に冷たいパスタを作って食べた。
だから今日は温かいもの。
しゃぶしゃぶ用の薄切り牛肉を凍ったまんまザクザク切って刻んだネギと一緒に炒める。
オリーブオイルでこんがり焦げ目が付くまで焼いたらトマトを入れる。
ニンニク、それから鷹の爪。
ゴボウを刻んで風味出しにとくわえて、クツクツ煮込んで詰めていく。
肉に熱が入ってきたら泡立て機で肉を押さえつけながら、カシャカシャ混ぜる。
すると肉の筋が切れ散り散りになって行くのですね。
ホツホツとした挽肉の食感とは違ったフックラ…、肉の繊維と存在感を楽しむコトができる仕上がりになる。
デミグラスソースをほんの少々、風味付けにいれ、それからきざんだ野菜をドッサリ。
昨日サラダに使った野菜の端の部分を細かく刻む。
パスタを茹でてザザッとあわせ細いアスパラガスをザクザク切ったのくわえ、オリーブオイルでトロミをつけたら出来上がり。
フィジリを使って、だからスプーンですくって食べる…、肉と野菜のアラビアータ風味の煮込みと一緒にパスタを食べてるような、にわかピアットウニコでござる。
なによりゴボウがコツコツ、奥歯を叩く食感軽快で、ひと口ごとに目がさめてくる、朝のゴチソウ、オキニイリ。
今日は午後からたのしい仕事の予感であります…、ガンバロウ。
午後からたのしい打ち合わせのため南北線で移動の途中、行きたいお店が麻布十番にあってそこで途中下車…、フリホーレスっていうお店。
メキシコ料理のお店…、とは言え、ブリトーだとかタコスだとかをセルフサービスでたのしむというのがココの売り物で、ロサンゼルスのショッピングモールの中にありそうなお店なのです。
東京の中にあって白人濃度が極めて高い、麻布十番という場所柄でしょう。
それにこれを経営している会社がバイリンガル的経営風土を持っているというコトもあるのでしょうね…、従業員もバイリンガル系。
四ツ谷駅から10分足らずで太平洋を渡ったような気持ちになれる…、オモシロイ。
ブリトーたのむとトルティアの皮を焼いて温め、アルミホイルの上にのっける。
好きな具材やソースをお店の人と相談しながら選んでく。
そのやり取りが、まずたのしい。
牛の赤身をステーキにして細切れにしたのをメインの具材に。
コリアンダーを混ぜて炊きあげたシラントロライスを少々。
レタスにサルサにワカモレのっけて、ハラペニョ刻んだ激辛ソース。
サワークリームをのっけてもらったら、アルミホイルと一緒にグルンと丸めて筒状に仕上げてどうぞという趣向。
ズッシリ重たく、見た目は太った北京ダックのようにみえるのだけど、これがなんとも旨いのです。
ときおり無性に食べたくなる。
ムッチリとしたトルティアの生地。
ハーブの香りと炭の風味が香ばしいステーキ肉の歯ごたえガツン。
レタスがシャキシャキ、口に散らかりご飯がパラリ。
コリアンダーの香りが鼻からフワッと抜ける。
サワークリームとワカモレがそれらすべてをひとつにまとめて、持ったり口の中を満たして消える。
手づかみしながら食べるサラダという趣向にて、気持ちがアメリカに飛んでいく。
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