移動の前の時間調節に「ディーンアンドデルーカ」のカフェ。
数あるディーンアンドデルーカの中で一番忙しい店は多分、この店なんじゃないかと思う。新宿駅という世界で一番人の集まる駅に隣接。商業施設の通路を挟んで物販コーナーとカフェが向かい合わせに出店してる。
店の中にいながらどこか、街角のカフェで立ち飲みしているみたいな気がする。
このにぎやかさもこの店をおいしく感じる要素の一部に違いない…、って思ったりもする。
エスプレッソをソロにする。
強い苦味と甘さを感じる大人な味のエスプレッソ。
ほどよき温度で落とされて、温められたカップに入れて、さぁ、どうぞ。最初は熱い。ススッと啜るとポッテリとしたエスプレッソが舌にのる。
強い苦味をビリッと感じる。そして酸味が後をひく。
カップの中でユックリ冷めてくエスプレッソを、コクリと飲むと香りが華やか。甘みも強くて、同じ飲み物と思えぬ印象異なる味わう。
おいしぃなぁ…、ってウットリしながらキレイに飲むとカップの縁にエスプレッソがぽつりぽつりと残って模様をなしている。
アラブの偉いお坊さんなら、これで占いできるのかもね、と…。そして移動をいたします。
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東京の東側に移動して、飲食店向けロケーションをあちらこちらと見て回る今日。
お腹がすいて、しかも今日は肉をモリモリ食べたい気分。
秋葉原に来てトゥッカーノという肉の聖地のような店。
もともと夜はスタンディングスタイルでシュラスコを食べる肉バルみたいな店だった。だから馬蹄形のカウンターの中には肉を串刺しにしてローストするためのシュラスコマシンがデンッと置かれる。奥には鉄板を焼くストーブにオーブン、グリドルというミニマルだけど、肉をおいしく食べるに十分な厨房。
昼は肉を鉄板の上に乗せて焼きつつ食べる趣向で、それがかなりの大人気。
結局夜もそれがメインのお店になったというワケ。
肉はポンド単位で、四分の1、ハーフ、四分の3にワンポンドとお腹の具合に合わせてたのめる。
今日は堂々、四分の3ポンドをたのむ。
分厚い鉄板をキンキンに焼き、そこに分厚いオージービーフのランプ肉。きれいな発色の赤身の肉を生のまんまおいて、お好きなように焼いてください…、と。
早くひっくり返すと両面良く焼き。しばらくそのままにしておくと、レアの部分が増えていく。両面さっくりと焼いて、それを野菜の上に置くとそれ以上熱が入らずユックリ味わい食べられる。
ひんやりとしたレアの部分はネットリ歯茎にからみつよくような肉感的なおいしさで、熱が入っていくに従い歯ごたえ確かで旨みがふえてく。
塩と胡椒が強めにシッカリほどこされていて、だからそのままたのしめてるけどそこにサルサをのっけて食べると、スキッと脂がリセットされる。
ご飯をたのまず肉だけをガツンガツンと食べてると、顎がしたたか疲れてきます。もし大食い系の番組でこのステーキがでてきたら、問題になるのは胃袋の大きさじゃなくて、顎の強さに違いない…、って思ったりした。オキニイリ。
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