ひさしぶりに東京駅のグランスタにて朝ご飯。
毎週、定期的に東京駅から移動の仕事が一段落して、朝の東京駅を通過するキッカケがなくなっちゃってた。
今年の春から初夏にかけてはかなりのヘビーローテーションにてここにやってきておりました。
それもご無沙汰。
ちょっと恋しく思ってた。
今朝、地方からやってくるお客様との待ち合わせ。
新幹線で到着というので、ならば東京駅の近くであいませんかと。
これ幸いと、朝を東京駅の中でする。
丸の内側の駅舎の復元工事も無事終わり、それを目当ての人たちもいるんでしょうか…。
東京駅は通過地点であると同時に、旅の目的地としても、認知されるようになったというコトですか、朝からかなりの人出でにぎやか。
飲食店が軒を並べるグランスタダイニングってエリアも人が溢れてる。
その中の一軒。
「寿司清」を選んで今朝の朝食とります。
朝からおいしい魚を食べて元気を出そうと、ニッコリと。
ここしばらくは、マグロの漬け丼ととん汁のセットをいつも食べていた。
涼しくなりはじめているからでしょう。
今日もとん汁がつく漬け丼セットが人気のようで、けれど今日はどうしても「鯛」を食べたい。
そう思って、鯛の出汁かけご飯にすることにした。
鯛の切り身のゴマだれよごし。
器に花が咲くように、キレイに盛り付けられた切り身が全部で6枚ほど。
姿がまずはうつくしい。
瀬戸内地方出身のボク。
とは言え関東にやってきてからもう35年は経ってしまった。
東京ぐらしの方がすっかり長くなってしまったけれどそれでもゴチソウの魚といえば鯛。
まもなくやってくる正月を寿ぐ魚はやっぱり鯛かあるいは寒ぶり。
関東にきて、お正月のお届け物で新巻鮭をいただいたとき、「本当に遠くにやってきたんだなぁ」ってしみじみ思ったモノでした。
ブリンと前歯に抵抗するような歯ごたえ、粘り気、はじけ感。
ムッチリとした食感と、上等にして濃厚なうま味はやっぱり魚の王様。
そこにこってりとした胡麻ダレがからんでこれがおいしくないはずないオゴチソウ。
熱々ご飯にまずは乗っけてハフっと食べると、あぁ、良かったってニッコリ、ウットリ、口がよろこぶオキニイリ。
そこにアラレと海苔をちらして、再びハフっと。
ネットリとした鯛の食感に、カリッとちらかるアラレの歯ごたえ、海苔の風味が華やかで同じ鯛がまるで違った料理になったような気がする…、オモシロイ。
熱々の出汁をササッ、鯛の刺身の上からかける。
するとチリッと鯛の切り身の端っこが熱が入って白く色変え、固まっていく…、霜降り状態になった鯛を口に含むと、キチッと熱の入った鯛の独特の歯ごたえができこれもオイシイ。
魚粉がタップリ入った濃厚出汁にゴマの風味がまじって、さらさらお腹に流しこむだに滋養に満ちた元気が体にめぐってく。
さてさて仕事にまいりましょうぞ…、元気よく!
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