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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    出張前。
    ちょっと、どたばた、買い置きパンで朝とする。

    オニオンロール。

    onionroll.jpg初めてこれに出会ったのは、たしか「HOKUO」ってパン屋さん。
    北海道出身のベーカリーチェーンが小田急グループと提携し、新宿駅にお店を作ってそこで出会った。
    もう20年以上も前のコト。
    タマネギの香りと甘味とシャクッと歯切れる繊維質。
    焦げたチーズの風味と、フックラとしたやわらかいパン。
    中にマヨネーズを巻き込んだハムが入って味わい添える、マヨラー泣かせのおいしさに食べてたちまちハマってしまった。
    長らくそのHOKUOはご無沙汰で、たまたま行った「トロアグロ」にてそのなつかしきお顔拝見。
    思わず買った。
    さすがにちょっと上等バージョン。
    ハムが包み込んでいるのはマヨネーズじゃなくナチュラルチーズ。
    パンの頭を飾っているのもゴーダ系の味濃厚なチーズが溶けて焦げたもの。
    オニオングラタンスープの一番を蓋したパンの部分を食べてるみたいな風味があって、ちょっと朝からフランス気分。

    さて行ってきます、東海道をまっしぐら。

    ところでまもなく「ベストキッド」のリメイク版が、公開されるようでありますネ。
    その予告編がアップされてる。
    パットモリタが演じてた空手の師匠をジャッキーチェンが演じてる。
    ちょっと枯れた風貌と、シリアスな演技がなかなかいいんじゃないの?…、っていう感じ。
    ブラック系の音に合わせてまるでミュージッククリップのように語られていく、お洒落な映像。
    よくも悪くも今のハリウッド映画的。



    「Welcome to Beijing」ってオープニング。
    ジャッキーチェンが指南するのは当然、空手じゃなくってカンフーでだったら「カラテキッド」じゃなくって「カンフーキッド」にすればいいのに…、って、思ってちょっとググってみたら、おやまぁ。
    実はこれ、ウィル・スミスがプロデュースして、この主演の子。
    彼の息子、ジェイデン・スミスだって言うじゃございませんか…、なんだかサゲぇ。
    しかも一度は「カンフーキッド」ってタイトルになるはずだった。
    ジャッキーチェンや中国の制作チームがカラテとカンフーの違いを必死に説明して、一旦はその案が取り入れられた、って言われてたんだけど…。
    結局、トレーラーが出来てみれば「カラテキッド」になっちゃっていた。
    アメリカさんにしてみれば、ハワイの向こうはみんなおんなじ…、っていうことなのでありましょう。
    まぁ、それもよし。
    経済だけじゃなく映画の世界も日本を素通り、中国大陸直行便が主流になってる。
    それを憂えて、旅に出る。


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    正月映画の目玉作品、「アバター」っていうSF大作。

    avatar.jpgこの映画。
    2D、3D、いろんなバージョンで公開されてて、中でも3D効果が一番自然でこなれてるという「XPANDエディション」を選んで観ました。
    お腹いっぱい、大満足。

    映画の内容を一言で言えば「風の谷のナウシカ」+「マトリックス」って感じでしょうか?
    嫌いじゃないです、この世界。
    善悪パキっとはっきりしてて、1時間をちょっと過ぎた頃にもうエンディングが想像できる。
    とある星に埋蔵されてる資源採掘に、先住民が邪魔だから、なら殺しちゃえ!って、まるで南北アメリカ大陸で数世紀前に起こったコトを彷彿とさせる設定。
    その先住民の顔の造りがどうにもこうにもへんてこりんで、なのに徐々にそのへんてこりんがうつくしく見えて来るのがなんだか不思議。
    人は感情というフィルターを通してモノを見てるんだ…、っていうことなんでしょう。
    おもしろい。

    とはいえ一番の見所は、おどろくほどに精緻で自然な3D映像に尽きる…、と思う。
    今まで体験したどんな立体映像も、かすんで思えるほどに見事な映像。
    夜の景色のうつくさなんかは圧倒的で「WOW」であります、観なきゃ損。
    それを可能にするテクノロジーをこの映画の監督、ジェイムズキャメロンを中心としたプロジェクトが有してる…、って言うからスゴい。
    彼らは別にこの映画で成功しなくとも、今度、この立体映画の特許技術で莫大な収益をあげるだろうって、業界の人たちが感心するほどのすばらしさ。
    「新技術のプロモーション映画」だと思えば、ストーリーの物足りなさなんかはなんてこたない、立派です。



    ポスターの一番上に「from the Director of "Titanic"」って書かれてる。
    できればこれに続けて「with Money from "Titanic"」って書いてくれると、説得力がますような。
    映画という、イメージ勝負のように思える産業ですら基礎技術の研究こそが次の時代を開いてく。
    今の事業で儲けた金を、未来の技術や人材作りに投資する。
    事業を継続するための基本的なこの定石を、忘れて今をただ生きている企業があまりに今は多くて、身が引きしまる思いがしました。
    がんばろう。

    そうそう。
    この映画の中で彼の惑星の人が語ったこの言葉。
    「私たちが得たものは、すべて誰かから借りてきているモノである」。
    そのことを忘れてしまうと、人は傲慢に振る舞うようになるのだ…、ってこのメッセージにはハッとしました。
    今日の心に刻みます。

    ちなみに今、3Dで観たいナンバー1作品がコレ。



    ティムバートン監督の「不思議の国のアリス」。
    うーん、独特の世界観と表現方法。
    大好きです!
    エキセントリックなジョニーデップもさすがだけど、奇怪な造形に変容をとげたヘレナボナムカーターのぶっ飛び具合がどうにもこうにも気になります。

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    紀尾井町のニューオータニホテルで展覧会。

    not.jpgグラフィックデザイナー「野口久光の世界」っていう映画ポスターの展覧会が行われてる。
    野口久光さんという人。
    1909年生まれにて、今年生誕100周年。
    ジャズ評論家にして、雑誌の挿絵や映画のポスターを描き続けていたアーティスト。
    最も活躍した時代が、1960年前後ということで、だから実際、その作品をボクが目にして育って来たか?というと、決してそんなコトはない。
    けれどボクが生きてた時代の日本の匂い。
    空気感や湿度感。
    なにより「外の世界に対する憧れ」みたいなモノを強く感じる。

    映画のポスターなのに写真じゃない。
    映画会社から、これ使ってください…、って渡されたモノを見栄よくデザインすればいいって仕事じゃなかったというコトでしょう。
    映画を観て、その映画を伝え切るただワンシーンを頭の中に焼き付ける。
    その頭の中のイメージをポスターという限られた空間の上に再現するという厳しい創作。
    結果、ボクたちがこうして目にする作品の切なく、甘く、やさしい世界。
    ウットリします。
    ポスターをみて、どんな映画なんだろうと想像力を働かせるコトをやさしくボクらに促すステキ。
    今のメディアに一番欠けてる部分じゃないか…、って思ったりする。

    kinjiraretaasobi.jpgそれにしてもこの時代。
    アメリカ映画だけではなかった時代だった。
    彼が描いたポスターのそのほとんどがフランス映画。
    ルネクレマンや、フランソワトリュフォーなんてこの時代を代表する名監督でたとえばトリュフォー。
    自作「大人はわかってくれない」のポスターのあまりの出来に、その原画を取り寄せて自分の部屋にずっと飾っていたのだっていう。
    多様な価値観をもった多才が互いに新たなモノを、次々作っていた時代。
    うらやましくってしょうがない。
    ジャンギャバンにジーナロロブリジータ。
    コメディーあり、人生を考えさせられる哲学的な物語りあり。
    映画の骨格を形作るストーリーそのものは、この時代の映画がほとんど完成させてしまったのに違いない。
    居並ぶポスター眺めなつつ、感心すると同時に今の映画を作る人って大変だろうなぁ…、って。
    出がらしのティーバッグをギュウギュウ押し付けながらなんとかお湯に色を付けてく。
    それをおいしく飲むためにはフレーバーをタップリ入れて、器にこだわり手を変え品変え手練手管に訴えなくちゃいけなくなっちゃう。
    それがリメイク。
    それが特撮…、なのかもしれない、どうだろう。

    そしてこの場所。
    ホテルの中にある「ニューオータニ美術館」。
    小さいながらもキッチリとした良き箱で、作品たちと一体感を味わえる。
    ホテルの中にこれほどの美術館があるっていうのにビックリもした。
    合理化のため宿泊特化に走ってく日本のホテル業界の、その対極にある古き良き時代のこうしたグランドホテル的。
    大切にしなくちゃ駄目…、ってそう思う。

    昼は伊勢廣。

    yakitori.jpg京橋の焼き鳥屋さんの支店のひとつ。
    ここの焼鳥重でしっとりと。
    「仕事丁寧、焼き大胆」。
    ほどよく上等の焼鳥を食べさせてくれる真っ当な焼き鳥屋さんをひとつあげてと言われれば、ボクはココを選びます。
    強火の遠火で、肉の表面に火がつくくらいガシっと焼き切る。
    けれど中はフックラしっとり、肉の旨味や脂の甘味、肉汁タップリ、歯ごたえシッカリ。
    とてもバランスがとれていてタレも上品、鶏の旨味を邪魔しない。
    何より炭の香りがおいしくて、お重の中のご飯の上でいまだジリジリ焼けてるような、臨場感のある味わい。
    串の本数を3本から好きな本数選ぶコトができ、今日は5本。
    ここの名物、鶏のもも肉を薄く開いてそれでネギをグルンと巻いた「ネギマ」が一本、入る贅沢。
    目のご馳走の後のお腹においしいご馳走。
    ほどよく腹がくちくなる。

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    カールじいさんの空飛ぶ家。
    ピクサー製作のディズニー映画。

    carljiisan.jpg昨日まで、ずっと傍らにいて、互いに大切に思い合っていたかけがえのないモノ。
    たとえば仕事。
    家や宝物。
    そして人。
    突然、それを失って、それでも生きていかなきゃいけない人生。
    それって一体、どういうこと…、ってちょっと重たいテーマをジックリ考えさせられる映画でありました。

    愛する人の夢を叶えようと一生懸命になる人生の愛らしさ。
    いつまでも大切にしなくてはならないモノは思い出ではなく、新しい自分、あるいは自分たちに向かって絶えず挑戦しようという情熱だ、といろんなコトを教えてくれる。
    心温まる物語り。
    なにしろオープニング10分にしてもう泣きました。
    見ながら誰か大切な人の手をシッカリ握りしめたくってしょうがなくなる…、そんな映画でもありました。

    よく大切なモノを空気に例えたりする。
    確かに空気の消滅は、そのままボクの命の終わりを意味するわけで、そりゃオオゴトに違いない。
    けれど本当に大切なモノ。
    あるいは人をなくしてしまう。
    それでもボクはなくならない。
    その大切が欠けたままの世界をずっと生きていかなきゃいけないオオゴト。
    愛する人は空気以上の存在だ…、ってボクは思います。

    予告編の動画を貼ります。
    もうボクは、この予告編を見た段階でダダ泣きでした、よく出来です。



    子供や動物のカワイイ仕草で泣かせるワケじゃない。
    悲惨なエピソードで泣かせるのでもない。
    人生の深さで泣かせる、これが真っ当な「泣ける映画」なんだろうなぁ…、って。
    小津安二郎さんの時代の日本の映画はみんな、こうして泣けた。
    今の日本には安い涙でベチョベチョしてて、ちょっとうんざり。
    なやましい。


    carlojisan.jpgところで最近、こんな笑い話のような出来事ありました。

    友人に「今度のカールおじさんの映画、いいらしいねぇ」ってボク。
    「えっ、あのカールおじさんが映画になるの?」
    「そう、ディズニーの新作だよ」。
    「奥さんが死んで悲しみのあまりに家と一緒に空に飛んでっちゃうの…」。
    「へぇ、カールおじさんって結婚してたんだ、しらなかった」…、って話しがかみ合っているようで、まるでちぐはぐ。

    よくよく考えてみたら、カールおじさんはお菓子のカールのキャラクター。
    泥棒髭のごきげんなあのおじさんで、「カールじいさん」とはまるで別人格。
    「カールおじさんの空飛ぶ家」。
    それじゃぁ、まるきしコメディーでしょう。
    おじさんとじいさん。
    ちょっとした違いが大きな違い。
    笑っちゃう。
    ちなみに上の画像は「カールおじさん」の脳の構造を脳内メーカーで調べた結果。
    ちと微妙(笑)。

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    ドキュメンタリー映画を一本。
    「Queen Rock Montreal」っていう1981年にカナダのモントリオールで開催されたコンサートのライブ映像をまとめた映画。
    新宿のバルト9一館だけで。
    しかもレイトショーのたった一回。
    だからなかなかチケットとれず、やっと今日。
    楽日の席が運良くとれて、それでイソイソやってきます。

    queenrockmontreal.jpgお酒で言えばブランデーアレクサンダー。
    あるいはズブロッカのオンザロック。
    強くて濃厚、コッテリとした飲み口で、人の気持ちをたちまち陶酔の方にいざなうディオニソス的魅惑の飲み物。
    ボクもたちまち酔っぱらい。
    見所といえば、やっぱりフレディーマーキュリーの存在感。
    声、歌い方は言うに及ばず、しぐさ、表情、コスチュームのどこをとってもフレディー印。
    古典的な音。
    オペラや土着の民謡や、アラブの音やジャズにディスコ。
    あらゆる時代のありとあらゆる音が彼の体に集まり、彼を突き抜け吐き出されてく。
    バンドでありつつクイーンはフレディーマーキュリーそのものだった。
    他のメンバーひとりひとりもおそらく天才。
    でもその天才たちがよってたかってフレディーマーキュリーという天才を完成させるという活動をしていた…、それがクイーンというバンドであって、そう考えるとフレディーって幸せな人だったんだなぁ…、ってそんなことを思いつつ、ずっと一緒に唄っていました。
    これがもう30年の前の出来事。
    ボクがまだ20歳そこそこのコトだったんだ…、って思うとなおさら感慨深く、胸と目頭熱くした。

    そう言えばフレディーマーキュリーのあの独特のビジュアルを、はじめて目にしたのが「ぎんざNOW!」の洋楽ヒットチャートのコーナーで紹介されたビデオクリップ。
    We are the Championを熱唱する白と黒のユニタード姿に母仰天で、妹たちは見る事なかれの禁止令が出たほどだった。
    なつかしい。

    ボクが愛してやまない歌の一つの動画を貼って、今日の終わりといたしましょう。



    Love of my Life。
    1975年に発売された「オペラ座の夜」のB面の2曲目。
    B面の…、ってこの説明の仕方がもう昭和ですな(笑)。
    この曲の前に演奏される「予言者の唄」の壮大なロックオペラ的世界から、一転、しみじみとしたメランコリックにつながっていく、やっぱりクイーンはアルバム通して聞かなきゃネ…、って。
    お風呂に入って鼻唄うたい、あったかくして眠りましょ。

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