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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画を一本。
    封切られたばかりの「シャーロックホームズ」を早速に。

    sherlock.jpgバイオリンの演奏とボクシングの両方に精通したつまり知性派であると同時に肉体派でもあるという職業探偵の鑑の如きシャーロックホームズ。
    小説の中ではそんな存在の彼も、この映画の中では若干、肉体派よりで描かれていてかなり骨太。
    マッチョ系肉弾映画が大好きなガイリッチー監督の趣味?
    あるいは主演のロバートダウニーJr.のせいかもしれませぬ。
    まぁ、ある意味、ドラッグ中毒から更生した彼とモルヒネ中毒だったホームズの共通点といや共通点で、ナイスキャストと言えば言えなくもない微妙なトコロ(笑)。

    エルキュールポワロの知性を、ジェームズボンドの体に入れてジョンマクレーンばりの体当たり精神と、ミランダプリーストリーも真っ青なの憎まれ口で彩った、愛すべきホームズのキャラクターには脱帽でした。
    それにしてもやっぱり、ジュードローはカッコいい。
    彼の口からこぼれだしてくるイングランドなイングリッシュにただただウットリ。

    物語りの内容を言うのは無粋。
    ただ、舞台となる20世紀を目前にした時代感。
    そしてその時期に大きな変容を遂げようとしているロンドンという街が発散する空気感が、この映画の最大の魅力でしょうネ。
    人は科学というモノに屈服するコトは決してない。
    けれど科学技術を「超常的な魔力」でつつみこみ人の心を惑わす道具にしてやれば、世界はそこにひれ伏すだろう。
    たしかにそんなまやかしが今でも世界のあちこちにある。
    そんなあれこれをぶっとばす痛快作。



    なによりコスチュームから町並み、小物のひとつひとつに至るまで見事に当時の英国的を再現しているこだわりと、クールでゴージャスな映像美。
    今年一番の観るに値するステキな映画…、オススメです。
    テイラー仕立ての背広を着、ブルドッグと一緒にタウンハウスに住まう生活。
    そして週末、カントリーハウスで鋭気を養う。
    紳士たるモノ、そうした生活を目指さなくちゃね…、ってそんなコトを思ったりもした。
    Richardさんなら絶対わかる、そんなこだわり、再認識。

    ところでロバートダウニーJr.の新たなる作品。
    「アイアンマン2」の予告編を貼っておきましょう。
    アメリカの人気コミックの実写版として2年前に公開されたヒット映画のパート2。
    美女に車にドカンドカンでビューンビューン。
    ロバートダウニーJr.的にはこっちの方が向いてるかもね…、って思います。
    ちなみにこの動画。
    最後の最後がスゴイです。


    日本の戦隊モノって本当はこれがやりたくってずっとゴチャゴチャしてたんでしょう。
    ブリーフケースからコンバットスーツが出てくるなんて、あぁ、なんてステキな設定でござりましょう!
    ハリウッド並にバリバリに予算をつけた仮面ライダー。
    あるいはマサラな感じのレインボーマン。
    みたくもあるけど、無理よねぇ(笑)。

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    明日、アメリカのアカデミー賞が発表でありますが、その前日に「最低」の俳優と作品を選ぶゴールデンラズベリー賞が発表される
    で、ついさっきめでたく「サンドラブロック女史」が最低主演女優賞を受賞めされた。

    all-about-steve-1.jpg「All About Steve」って日本には来もしなかったコメディー映画でのとんでも演技が評価されて…、というコトであります。
    もともと彼女。
    アメリカでは「一番セクシーな女優」を選ぶと大抵上位に顔を出す。
    あのくっきりハッキリ顔は日本人的にはニューハーフ顔にしか思えず、ええっ?て思っちゃうけど女性に対する嗜好は国が変わればみな変わる。
    実際、アカデミー賞でも別の作品の主演女優としてノミネートされていたりするんですよね。
    もしかしたらダブル受賞?…、って期待する向きもあるようでもある(笑)。
    作品賞は「「トランスフォーマー/リベンジ」で、同時に最低監督、最低脚本を受賞するという快挙をなした。
    まぁ、そんな程度の作品でもありました。

    それから今年。
    このゴールデンラズベリー賞の創設から30周年と言うこともあり「過去10年間の最低作品」が同時に選ばれ、みんごとジョン・トラボルタ製作・主演のSF映画。
    「バトルフィールド・アース」が選ばれた…、と言うことであります。

    46264_3.jpgこりゃ順当。
    ほんとにトンデモ映画でしたもの。
    因みに1980年の第一回から30年分の不名誉にして名誉ある受賞リストがこのリンクから。

    ゴールデンラズベリー賞受賞リスト

    それにしても第一回、記念すべき作品賞の受賞作がヴィレッジピープルの「ミュージック・ミュージック」。
    1995年の最低作品賞があのバホーベン監督の、あの「ショーガール」。
    決して嫌いじゃない作品が受賞していたりするんですよね。
    アカデミー賞狙いの大作のようなマーケティングが作るんじゃなく、作り手の思い込みと執着心が作った作品。
    その情熱がときにへんてこりんな方に向かっていって、へんてこ映画が出来上がる。
    まぁ、それもまたよし…、ってコトでしょう。

    ところで映画がらみでかなりのおもしろ動画。
    「バットマン vs. ターミネーター」って映画の予告編。
    といっても、そんな映画がある訳でなくバットマンとターミネーターシリーズのいろんな場面をつないで一本の作品を作っています…、というのが実態。
    凄いです。
    ビックリします。
    編集ひとつでこれだけ見事なストーリーを作り出すことが出来るのか…、ってかなり感心。
    もしかしたら本当にこんな映画が出来ているのかも?って思わせるほどの力作です。



    それにしてもこの動画を作ってる、silverlightsaberさん
    「ヘルボーイ vs. ハルク」だとか、「ブレード vs. ゴーストライダー」だとか、あり得ない設定の映画の予告編を次々作ってリリースしてる。
    なかでも歴代バットマンが互いに戦う…、であるとか、ジョーカー同士であるとかシリーズものの新旧主人公同士の戦闘フィルムなんて、発想自体にワクワクしちゃう。
    このスタイルで「ウルトラマン vs. ウルトラセブン」とかってなかなかシュールでいいかもしれない。
    作ってちょんまげ、お願いします。

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    ひさしぶりに映画を一本。
    「渇き」っていう韓国映画。

    kawaki.jpg「オールドボーイ」の監督、パク・チャヌク。
    人の心の暗闇を、グリグリえぐり返すような衝撃作を好んで撮る人…、であります。
    何しろ「親切なクムジャさん」っていう作品では、あのテレビシリーズ「チャングム」で主役をはり韓国の吉永小百合とさえ呼ばれた、イ・ヨンエ女史に復讐の鬼を演じさせたりさえしているほど。
    正気と狂気。
    人の心の中には必ず表裏一体で仕組まれていて、普段は正気が人の心を覆ってる。
    あるキッカケで正気がペロンと剥がれおち、中から狂気が顔のぞかせる。
    決してそれは珍しいコトじゃない。
    例えば蕾が花開かせる、それはすなわち花びらの本来裏に隠れてたモノがひっくり返って表になるという自然の摂理に似て、当然。
    誰の心の中にも潜む、危ういアンバランスを見事に描く、見事な手腕がボクは好き。

    そんな彼が今回テーマに選んだのが「吸血鬼」という、暗闇映画の王道モノ。
    しかも人類のためになろうとした人体実験の結果、人をあやめることを宿命づけられた吸血鬼になってしまう…、というこの設定がまず深い。
    愛する人をこわしてしまいそうなほどの狂おしさ。
    それこそが「愛」の本質なのかもしれないなぁ…、とそんな切ない気持ちになった。

    コノ愛、赦し給え。

    まさにそんな感じがします…、いい映画。



    それにしても韓国映画。
    あるいは韓国のテレビシリーズの秀作の「台詞無き映像の饒舌」なコト。
    感心します。
    かつての日本のフィルムノワールと言われた名作に似通った、説明不足をたのしむ余裕。
    キャプションだらけ、台詞だらけに説明だらけの日本の映画やテレビが忘れた想像力をかき立てる、大人の娯楽。
    劇場中が息をひそめて食い入るように画面をみつめる。
    緊張と安堵が交互に波打つようにやってくる、ミッシリとした空気を堪能。
    満足す。

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    パラノーマルアクティビティー。

    paranomality.jpg低予算映画。
    なのに空前の大ヒット。
    スピルバーグがリメーク権を買いにきた。
    けれどこれだけ怖い映画は自分には撮れないと言ってあきらめた…、などなど公開前からあれこれ話題に事欠かない、話題の映画。
    レイトショーを狙っていってまいりましたです、大満足。

    ドキュメンタリーの姿を借りたフィクション=「モキュメンタリー」っていう表現手法。
    つい最近では「クローバーフィールズ」なんて話題作もあり、これから続々、新作公開を控えてる昔からある一つのジャンル。
    ただ駄作が生まれる可能性もかなり高いジャンルでもあり、例えば「ブレアウィッチプロジェクト」。
    あれは酷かった。
    森の中を鼻水垂らしながらただただ歩き回って叫んで鼻水たらして、結局何もおこらない。
    見終わった後、あまりの虚脱感に腰が抜けたんじゃないか…、って思ったくらい。

    それに比べてこの映画。
    すべてが「自分の家」と言う閉じた空間でおこるという、舞台設定が最大の勝因なのでしょう。
    何かがいそうな場所が森なら行かなきゃいいだけ。
    けれどそれが自分の家。
    しかもベッドルームのどこかとなると逃げる訳にもいかないワケで、見ててなんだか身につまされる。
    最初、事件は夜起こる。
    はじめはほんとにかすかな気配。
    それがどんどん確かで確実なものになってく。
    劇場中が夜のシーンでは息を飲み、朝になるとふーっと緊張感から解放される。
    その一体感が最高潮に達すると同時にやってくる予想外のエンディング。
    あまりのコトに笑うしかないほどの怖さと後味悪さ。
    なんかスゴいモノ、観ちゃったなぁ…、って最初は呆然。
    でもジワジワと誰かに自分が今、観たものを伝えたくてしょうがなくなる。
    いろんな人の批評に賛否両論あるようですが、ボクは好きな映画です。
    なにより劇場で観てこそたのしめる映画だろうなぁ…、って思います。



    恐怖の実態を見せないで、何かが起こるぞって気配ひとつでココまで人を怖がらせるトコ。
    日本のお化け屋敷に似たモノがある。
    「ひゅ~どろ映画」と名付けましょうか…、どうでしょう。

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    ところで今日、夜、サーカスに行ってきました。
    「ニクーリンサーカス」っていう、ロシアのサーカス。

    nikurin.jpgサーカスと言えばロシア。
    って、そんな時代がずうぅっと長く続いてた。
    ボクが小さかった頃、ボリショイサーカスはサーカス界の唯一無二のブランドで、憧れだった。
    フランス発のアーティスティックなシルクドソレイユがやってきてからロシアンサーカスのブランド性が若干ゆらいだ。
    例えばルイヴィトンが最高級のバッグブランドだと思っていたら、後からエルメスがやってきて、あっと言う間に人の憧れをかっさらってしまったようなそんな感じか(笑)?
    わかんないけど。
    けれどネ。
    ロシアのサーカスでなければいけない理由がいくつかやっぱりあって、例えば「動物」。
    熊がノシノシ歩きながら玉乗りしたり輪っかくぐったりと、「見せ物然」としたのどかな演目。
    シルクドソレイユにはございません。
    特に今回。
    フェレットサーカスがあるというので、それでいても立ってもいられず来ます。
    うちにも住んでる物覚えの悪いはずのフェレットが、健気にラッパを吹いたりするのをみてると、涙が出るほどうれしくて。
    ずっと拍手をしてました。
    ピエロにワンコ。
    空中ブランコにジャグリングと地味ではあるけど、確かな技術とショーアップされすぎぬ素朴でちょっとモノガナシゲなステキなサーカス、堪能す。

    サーカスつながりで、ちょっと不思議な動画を一本。

    Bave Circus from DuDuF on Vimeo.


    カタツムリのサーカスを描いた作品。
    かわいらし過ぎず、明るすぎず、ちょっと暗くてでも愛らしく、イマジネーションのパレードみたいなステキなフィルム。
    そう言えば。
    小学校にあがる前、動物の模型を集めるコトに夢中だったコトがある。
    キリンや象や、アフリカサバンナの動物たちを買ってもらって、それでサーカスごっこをしてました。
    子供の目にはただの模型も動いて見えた。
    思ったコトが心の目には見えてた時代があったんだなぁ…、って。
    そんな気持ちを忘れちゃいけない。
    あきらめるなんて絶対してはいけないんだ!ってそんなことを思ったりした、金曜日。

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