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2025/05/09 (Fri)
スプライス
昨日に続いて映画を一本、「
スプライス
」。
10年以上前に公開された「CUBE(キューブ)」って映画。
その監督が、実はそのキューブの直後に作りたかった…、けれど当時の技術や予算では撮ることができなかった作品がこれなんだっていう。
薬品会社のために、異業種交配実験をする過程の中で、人間のDNAを含んだ交配に手を出してしまう…、という、まぁ、よくありがちな設定でその種がうつくしい女性に似た生物に育ってく。
驚異的なスピードで、なぞめいた魅力をグングン増していくその過程は「スピーシーズ」にちょっと似ていてB級ムードをプンプンさせる。
ただ物語りのテーマはかなり深刻で、だって主役の新生命体は「人として生まれたわけでもないのに人のモラルと価値観を押し付けれる」という存在。
自分らしく生きるコトを許されぬその生命体の名前が「ドレン」。
「DREN」と綴る、それを逆から綴り直すと「NERD」となって、ヲタクに近い、つまり自分の関心ゴトに正直に生きている人達のコトであるというのが深かったりする。
盗人猛々しい自分かってな欲求不満な女。
女の前では種の境界もやすやす飛び越えてしまえるエロなラテン野郎。
ほとんどこの二人のドタバタ劇で、でもその右往左往に「人間ってなんて愚かで一貫性を持てぬ生き物」なんだろう…、ってなんだか考えさせられてしまう。
後味の悪さは天下一品の怪作でしょう、悪くない。
ちなみにこの幻の作品になりそうだったこの作品の製作を買ってでたのがギレルモ・デル・トロ。
彼いわく「真のホラーとは、道徳的に危険なもの」なんだって。
日本最大の街のトップに君臨している不機嫌なおっさんに、この言葉をのし袋に入れお年玉がわりにしたくなってしまったりする。
好き嫌いがハッキリする、大人気系の作品ではまるでないけど、ボクは十分たのしめた。
それにしても主役を演じている「エイドリアン・ブロディ」。
船の上のピアニストに代表される、最初は文芸作専門俳優のようだったのに、リメーク版のキングコングを境目に、どんどんアクション系の映画に出るようになり気づけば「プレディターズ」の主演をはる、ちょっとカルト的な俳優になっちゃった。
あの濃い顔が、どんな異常で緊迫した設定の中でも負けぬオーラを放っているからでしょう…、これでもかなりの大活躍(笑)。
ところで、アメリカのNASAが「科学的見地からありえない映画・ありえる映画」を選んでリストにしてました。
ありえない映画のワースト5が次の通り。
1. 2012(09)
2. ザ・コア(03)
3. アルマゲドン(98)
4. ボルケーノ(97)
5. チェーン・リアクション(96)
そもそもこの調査のきっかけになったのが、「2012」が封切られたときに本当に地球は大丈夫なのか?って質問がNASAに次々届いて、それがあまりにも面倒臭かったからなんだって(笑)。
現実的な映画のベスト7が次の通り。
1. ガタカ(98)
2. コンタクト(97)
3. メトロポリス(29)
4. 地球の静止する日(52)
5. Woman in the Moon(未)
6. 遊星よりの物体X(52)
7. ジュラシック・パーク(93)
ヘェーって感じ。
なるほどと思うものもあり、でも「物体X」や「ジュラシック・パーク」がNASA的には現実的というのがちょっと以外でもあり。
それにしても一位の「ガタカ」。
クールで独特の緊張感と美に満ち溢れた、大好きな映画のひとつ。
そう言えば、この映画も遺伝子操作で完璧な人間を創りだそうとしたコトから起こる切ないドラマだったんですよね…、しかも骨太。
この映画の中のジュードロウにウマサーマンって、それこそ「完璧に創り上げられたプロトタイプ」みたいだった…、久しぶりに観直そうかって思った、かなりのオキニイリ。
[0回]
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2011/01/09 (Sun)
映画・音楽・アート
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しあわせの雨傘
新春はじめての映画の日。
新しい年にふさわしい、洒脱で大人な映画を一本と、それで選んだ映画がコレ。
「
しあわせの雨傘
」っていうフランス映画。
主演が「あの」カトリーヌ・ドヌーヴ殿で、しかも題名に「雨傘」という言葉がつけられている。
ならば「シェルブールの雨傘」みたいな、ロマンティックなミュージカル映画に違いないと思って観たらばビックリすること請け合いの、かなり大人なコメディー映画。
何しろ公式ホームページを開くとまず目に飛び込んでくるのが、真っ赤なジャージを着て仁王立ちになるカトリーヌ・ドヌーヴの姿であります。
ぶっ飛んでます。
もっとも原題は「Potiche(ポティッシュ)」。
フランス語で「東洋の大きな陶器の置物」って言う意味で、転じて「うつくしいけれど役に立たないただのお飾り」って言う意味として使われている。
つまり、カトリーヌ・ドヌーブがその大きな陶器のような存在として始まる映画。
何しろオープニングでカトリーヌ・ドヌーヴ嬢が、真っ赤なジャージ姿で延々、森の中をジョギングするシーンが映しだされるのですけれど、「シリアルママ」のキャスリンターナーを思い出させるぶっ飛び具合。
物語りそのものもなかなかたのしい。
ドヌーヴの夫が雨傘工場を経営していて、彼女の役どころはお嬢様育ちの専業主婦。
ところがちょっとしたキッカケでその工場の経営者になり会社の立て直しをする…、というイギリスの映画にありそうなエピソードからはじまる話。
一本で優に3本映画が撮れちゃうんじゃないかってほどの盛り沢山で、けれど一貫して語られるのが「自立して生きるシアワセ」。
そにためには夫も子供もかつての恋人までもを蹴散らして、爆走していくドヌーヴのブイブイ具合に惚れ惚れします。
何より匂い立つようにうつくしい。
「年の割に」なんて言う無粋な前書きを必要とせぬ、圧倒的で絶対的なうつくしさ。
感心します。
彼女とドパルデューのキスシーンなんて今世紀最高クラスの溜め息モノ。
さすがに観客の年齢層の高いことにはビックリで、おじさま、おばさまたちに囲まれ大人の魅力に溢れる一編を、ジックリ、堪能いたします。
予告動画を貼っておきます。
それにしてもジェラール・ドパルデューの分厚い、まるで塗壁みたいな体にビックリ。
ヴィドックの時にもこの人、でかくなったなぁ…、と思ったけれどそこからまたまた大きくなってまるでスペシャルイフェクト?って思ってしまうほど。
それにまけずドヌーヴさまの丸太ん棒みたいな体も圧倒的に肉感的で、これをみてると日本の最近の俳優さんってみんな栄養失調なんじゃないかしら…、って思いもしちゃう。
ボクの体はフランス的?って、手前勝手に再評価(笑)。
[0回]
2011/01/08 (Sat)
映画・音楽・アート
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Comment(6)
キック・アス
映画をみます…、レイトショー。
「
キック・アス
」って言うコメディー映画。
なぁんの取り柄もない人達が繰り広げる、スーパーな物語りっていう、まま、よくあるストーリーなんだけれどこれがとってもオモシロかった。
登場人物の一人ひとりがチャーミング。
「スーパーヒーローになりたくってしかたない症候群」にとりつかれた主人公が、知らないうちに注目されちゃうキッカケがYouTube。
その後、スーパーヒーロー同士のコミュニケーションの手段でつかれるのが、MySpaceだったりするって、なんだか時流を反映したプロットが気がきいていて結構、たのしい。
最初は遊び半分だったのが、気づけば麻薬の売人組織を敵に回してたたかう人になっちゃう…、っていう途中からはかなりヘビーなアクションモノになっていく。
人は誰でも、なりたい自分になれるんだ。
そうならないのは、自分が勝手に「自分はできない」って思い込んでしまうから。
それがこの物語りのスタートで、結局、自分のなりたい自分に苦しみながらなっていく。
実はこの映画、アメリカの人気コミックの映画化で、最初はソニー・ピクチャーズが製作するはずだったのだけどバイオレンス描写を弱めるようにって言われて破断。
他のスタジオも興味をしめしはしたけれど原作の内容に忠実に…、って、結局、自主映画になっちゃったという、映画製作の顛末がこの映画の内容とリンクしているように思えて、勇気づけられるような気がする。
パリスヒルトンを真似る人はたくさんいるのに、スーパーヒーローの真似する人って何故いないのか?
自分の夢を叶えるのに必要なモノは、楽天的なモノの見方と純真無垢な気持ちだけ。
このふたつの台詞にノックアウトされました。
そうそう、ニコラス・ケイジはこうでなくちゃいかん…、って実感しました、この映画。
ニコラスおじさんはかっこいい役を演じようとすると格好悪いカッコをさせると驚くほどにいきいきしてて味わい深い。
寂しい髪の毛と眉間の皺がこれほど見事な効果を発揮するのか…、って目からウロコで
笑えます。
予告編を貼っておきましょう。
それにしても、これを見たのは80席ほどしかない銀座の小さな劇場で、しかもレイトショー。
製作そのものが難産だった以上に、日本での配給には苦労しているよう。
最初は渋谷の小劇場での単館上映ではじまった。
でも急遽、劇場増やして拡大上映。
とはいえほとんどレイトショーでの対応というコトではあるのだけれど、メジャーでない映画がこれだけ拡大上映されるのって珍しい。
映画館がないわけじゃない。
有楽町にもかなりの数の映画館があって、けれど今年の年末年始の映画館って、相棒、仮面ライダー、イナズマイレブン、ウルトラマン。
テレビ連動の作品ばかりが肩で風切るなやましさ。
[0回]
2010/12/26 (Sun)
映画・音楽・アート
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バーレスク
師走映画の第二弾…、今日は
「バーレスク」
にて盛り上がる。
映画館で予告編を観てからずっと気になっていたミュージカル。
これは観なくちゃ…、と思っててけれどどうせだったら大人数でワイワイしながら観たいモノって、それで友人誘って「バーレスク祭り」な感じでやってくる。
場所は新宿…、本当は、銀座のような花のある街で観たくってやってる劇場探したのだけど銀座の映画館はどこもとぼけた予約システム。
それで仕方なく新宿のバルトナインの一等席に横並びにて、観るき満々でたのしんだ。
物語りの舞台のバーの名前が=バーレスク。
でもってその「Burlesque」って言葉の意味が茶番だとかパロディーだとか、しかもそこに軽いシモネタっぽいコントやお色気系を含んだショーのコトを言う。
高尚なアートじゃなくて、あくまで下品一歩手前の大衆的なエンターテイメントを狙う人たち。
嫌いじゃないです。
中途半端に高尚なお芸術を狙った七面倒臭い作品なんかより、サービス精神旺盛すぎて破綻をきたす作品の方が、ボクは好きかも。
この映画。
一生懸命、「シカゴ」みたいなミュージカルですって装うとしているけれど、ボクとしては「ショーガール2」のように思えた。
両作品のポスターを上に並べて貼ってみたけど、似てるでしょう?
1995年にポールバホーベンが監督して作った「ショーガール」。
スターダンサーを夢見た女性が、自分の体とやる気を武器に、他人をけ落としドロドロの人間関係の中をのたうちまわって成功していくプロットで、ただ残念ながらショーガールの方は大コケ。
過剰な演出とゴージャス加減が悪趣味だって受け止められてラジー賞まで受賞した。
とはいえ乙にすました「シカゴ」っぽさより、ビッチな感じの「ショーガール」の方がボクは好きにて、「ショーガール2」みたいだったらいいのになぁ、って思って来ました。
堪能しました。
ショーガールでもなくムーランルージュでもなくシカゴでもないまるで新しい音楽映画。
自分の夢をあきらめないコト。
もしかしたらこのまま消えて、過去のものになってしまう。
そのプレッシャーをはねのけて前へ前へと気持ちを向けてなりふり構わず生きていくコトの大切さがこの映画のテーマなんでしょう。
クリスティーナ・アギレラが田舎を捨ててロサンゼルスに向かうとき、バスのチケットを買うんですネ。
チケットセラーが「往復切符?」って当然、聞きます。
彼女は一言、No kidding。
冗談言うんじゃないわよってその一言がすべてを語っているんじゃないかな。
片道切符の人生を、同じ気持ちの仲間が互いに助け合い収まるところに収まっていくハリウッド的ハッピーエンディングがちょっと物足りなく感じたりもする。
ストーリーのところどころが緩慢になる。
語りたいコトが多すぎて、ひとつひとつのエピソードが説明不足で、消化不良になるところもあります。
けれどそれら全ては圧倒的なライブ感あるミュージカルシーンで全部帳消し、見事です。
それにしてもシェール。
1946年生まれといいますから御年64歳にして、いまだみずみずしくて艶っぽくクリスティーナ・アギレラが小便臭く思えてしまう凄さを帯びた存在感。
女優でもあり歌手でもあり、大物歌手と次々ウキ名を流す合間にアカデミー賞にグラミー賞までとってしまった、まさに「スタァ」、大スタァ。
2000年に引退すると言いながら引退コンサートを数年にわたって続けた結果、結局、引退するのもやめた。
彼女の人生がバーレスクそのものなのかもしれないなぁ…、って思ったりする。
予告編を貼っておきます。
映画で観るのもいいけれど、できればそのまま舞台化をしてこのキャストにてライブでみたい…、そんなワガママ抱かせるほど、とてもたのしいオキニイリ。
そうそう、この映画の舞台、バー・バーレスクのステージマネジャーをやってる「スタンリー・トゥッチ」って俳優さん。
プラダを着た悪魔ではメリル”鬼編集長”ストリープの部下で、アン”新人”ハザウェイの洋服や靴を選んであげる役をやってた人なんだけど、ここでもおんなじような役どころ。
今ハリウッドで、垢抜けない女性をシンデレラ化するスタイリスト的役をさせればこの人の右に出る人は無し…、って感じかなぁって思ったりした、彼もまたまたオキニイリ。
[0回]
2010/12/19 (Sun)
映画・音楽・アート
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Comment(8)
トロン・レガシー
映画を観る日。
年末に向け、観たい映画が目白押しにて何をどの順番でみようか、かなり思案でそして今日。
まず第一弾の
「トロン・レガシー」
を選んで觀ます。
1982年に製作された「トロン」というSFファンタジー映画があって、その続編。
その映画は、世界ではじめてコンピュータグラフィックスを全面導入して作られた映像が話題になった。
映像だけでなく、コンピュータの内部という可視化できないモノをコンピュータプログラムを擬人化するという手法で表現したストーリー展開がまた斬新で、へぇ、映画の世界ってこんな可能性があるんだなぁ…、って驚いたモノ。
ティムバートンがアニメーターをやっていたりして、この映画を期に映画とCGの関係が一気に密接なモノになっていた、多分、記念碑的な作品だった。
それから30年近くたった、この映画も基本的にコンピュータの内部の世界で起こるさまざまなコトを擬人化しながら進んでく。
つまり前作と同じアプローチでありながら、それはもうめくるめくバーチャル世界が目の前に広がっていくのでありますネ。
主人公がPCの中に転送された瞬間から、驚くべきCGシーンの連続に思わず涙してしまったほどの「映像祭」。
昔はワイヤーフレームでできたようなカクカク映像でも、十分感動できていたのに。
映画の根幹をなすCGを作るコンピュータがこの30年間でまるで別物レベルの進化を遂げた。
だから、映画の舞台になったコンピュータの中の世界も進化していて当然でしょう…、ってコトにおそらく違いないってそんな風にさえ思えてしまう。
先が読めそうでいて読めないストーリー。
完璧を追い求めようとすることは、つまり人を人らしくしている大切な部分を起きざるコトで、だってそれは世界そのものが決して完璧なものではないから。
未完成でなにかが欠落しているコトを、愛おしいと思えるココロが人のステキなところなんだ…、ってそんなコトが結論かな?
かなりの出来のオキニイリ。
トレーラーを二本貼っておきましょう。
まずは配給会社のディズニーが作った公式トレーラー。
十分、これでもかっこいいモノなんですけど、もう一本。
この映画のファンが勝手に作ってYouTubeで勝手に配信していた、つまり非公式のトレーラーなのでありますけれど、これを見つけたディズニーがあまりのデキの良さに感心して公式ファンページにアップしちゃった。
つまり公式のトレーラーと同じような扱いで紹介しちゃったというモノなんです。
うーん、たしかにかっこいい。
しかもコレ、公式トレーラーで配信されてるデータだけを使ってリミックスしたモノで、編集技術とセンスでここまでスゴいフィルムが出来るって言うコト。
オモシロイなぁ…、って感心します。
しかもこうした「勝手モノ」でも良いモノであれば評価し発表の場を与えるディズニー、悪くないなぁって思ったりする、オキニイリ。
そう言えば、トロンといえばかつて日本が国を上げて官民一体で取り組んでいたリアルタイム指向のコンピューターオペレーティングシステムのプロジェクト名がトロンだった。
トロン一作目とほぼ同時期にスタートしたプロジェクトで、当時、おそらく世界で最も優れた設計指向を持っていた。
マイクロソフトのOSもリンゴOSも果たせぬコトができていて、商売上手のマイクロソフトになびかずに、一生懸命、トロンOSを育てて世界に売り込んでいたならばもしかしたらIT世界は違ったモノになっていたかも。
歴史に「もしも」は禁物だけど、そんなコトを考えちゃった、師走の日。
[0回]
2010/12/18 (Sat)
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