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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    味のある写真が撮れるので有名だったロモカメラ。Instagramだってもしロモという世界観がなかったら、今の形とは違っていたに違いない。けれど最近、スマフォに押されて存在感が希薄になっていた。
    そんな彼らがロモ的インスタント写真が撮れるカメラを発表。



    富士写真フィルムのインスタントフィルムを使って、レンズ交換ができるというのがオモシロく、しかも形がクラシック。
    フラッシュ付きで三脚やリリースケーブルの装着も可能だという。
    カメラとしてはかなり本格的なスペック。
    現在、クラウドファンディングで出資をつのっている最中。出資自体の締め切りは今月下旬。実際の商品が出るのは11月くらいになるんだろうな。

    Introducing The Lomo'Instant from Lomography on Vimeo.


    ちなみについてくるレンズの種類やアクセサリーの内容に従い8000円から2万円くらいで今なら手に入るんだそうでござんす。オキニナリ。

    出張の間、見れなかった撮りだめ映画や番組をまとめてみてます。
    のんびり仕事をしながらみようと思いつつ、のんびりなんかしてる暇もないほどスゴい映画が一本。



    「いつかギラギラする日」っていう、アクション映画。
    1992年封切り。監督は「あの」深作欣二で、ピストル、マシンガン、ショットガンにダイナマイトがバキュンバキュンチュドンババーンと、函館の街で炸裂しちゃう、日本じゃ絶対ありえぬ出来事の日本の映画。
    ありえぬ設定のラブロマンスは苦手だけれど、ありえぬ設定のバイオレンスは大好物にて、みはじめた。
    ベテランギャングが若いチンピラに手球にとられる物語で、先が読めない展開自体がまずオモシロイ。



    事件は車を使って行われ、問題は車に乗ってやってくる。そのカーチェイスシーンが目が離せないほど迫力満点。
    なにより、深作欣二の個性的なキャストを見事に使いこなす監督技がすばらしく例えば映画の後半、出演者の一人が、「お前、はたちやそこらでそんな格好して恥ずかしくないのかよ。ロックしなよ、ロック」と言って死ぬシーン。
    思わず座りなおして正座でみました。
    中でも感心したのが、ちんぴらの情婦訳を熱演した荻野目慶子。彼女のように気が狂った女性を正しく演ずることができる女優はいないんじゃない?って感心しました。惚れました(笑)。



    荻野目慶子。実はこの映画をクランクアップしたあと、深作欣二監督と不倫関係になったというのでも話題を集めた。
    35歳も年上の人との不倫。しかもその前に付き合ったのがやはり映画監督で彼は彼女の自宅で首をくくった。ファム・ファタール的女優というコトかもしれませんな。オモシロイ。

    ちなみに映画のエンディングは主演の萩原健一の歌で終わります。



    「ラストダンスは私に」のショーケンバージョン。このライブの音源もいいけれど映画のタイトルバックに流れる歌の味わい深くてステキなコト。
    彼っていろいろエキセントリックな話題にまみれた人だけれども、俳優や歌手としてはスゴい実力のある人たちなんだと思ったりした。感心す。

    拍手[3回]

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    映画を觀ます。
    この数週間、見たい映画がほとんどなくて、中でも見ようかどうかまよってた「チョコレートドーナツ」っていう作品を観ることにした。



    自由と平等を謳うアメリカにあってなお、差別を受ける同性愛者と身体障害者。
    1970年代となれば、今以上に当然なコト。そんな時代に、ダウン症の男の子を我が子として育てようとするゲイカップルの物語。
    深刻な状況になればなるほど冗談めかして笑い飛ばそうとするゲイ独特のポジティブな発想ですら歯がたたないほどの偏見の中、それでもあきらめず必死になって。



    泣けます。
    猛烈に泣ける。
    スクリーンの中の出来事を、ココロから哀しいと思ったり、ウレシイと共感したり涙が自然と流れ出してくる。
    エンディングに向かっていくにつれて、劇場のそこかしこで鼻をすする音がする。重たい内容で、配給会社が「bitter end」って名前であるのも、なるほどなぁ…、と思わされるビターエンドな映画ではある。
    でも見終わると、早く家に戻って誰かをギュッと抱きしめたくなるような映画でもある。ほぼ単館的映画だけれど、機会があったらぜひに観て!



    そういえばボク。若い頃には旅人のように生きていきたい。だから帰る場所はいらないんだ…、って思ってた。
    けれど最近、帰る場所があるってステキだなぁとしみじみ思うようになってきた。
    年をとったからなのかもしれず、でも人間味が出てきたのかなぁ…、と思うとなんだかホっといたします。我ながら。

    映画を見終わり、チョコレートドーナツを食べたくなって、それでミスタードーナッツ。映画の中で食べていた、チョコレート生地のオールドファッションを食べたくって行ったのだけど、あいにくなくて、それでチョコのクロナッツ。



    クロワッサン生地を油で揚げて、クリーム充填。チョコがけしたもの。
    ザックリ前歯で壊れる食感は軽快で、噛んでるうちにネットリ、とろりとクリーミーになっていくのもたのしくて、けれどいささかやり過ぎかなぁ…、最後にツルンと口の中のもの全部が滑って消えていく、不自然感じておだやかならず。
    チョコ味をした普通のドーナツが食べたくなった…、どこにある?

    拍手[9回]

    昨日、家に帰ってDVDをいくつかみます…、レンタル代のたった100円が勿体無いと思ってしまうほどの駄作たちに混じって秀作一本。



    リアル、完全なる首長竜の日という作品。
    綾瀬はるか主演の斬新なラブストーリーというふれこみの「リアル」という名前の作品だったら、絶対見ずにスルーした。
    けれど、ザラッとした得も言えぬ気持ち悪さを発散していた「回路」ってホラー映画を撮った黒澤さんという監督作品。しかも「完璧なる首長竜の日」っていう原作モノというので借りて見ることにした。

     

    昏睡状態にある他人の意識下に科学的に忍び込んで問題解決を試みるという、その設定がまるで「ザ・セル」のようで、あぁ、ハリウッド映画を低予算でパクったのか…、って見始めたときにはちょっと斜めに観てたんだけど、これスゴいです。
    どうスゴいのかを説明するとネタバレになる。
    だから言わずにおきますけれど、これある意味やっぱりホラー映画。しかも相当に気持ち悪くて、オモシロイ、見事なホラーでござんした。
    オキニイリです…、オススメです。



    ちなみにこういう映画が好きで、勘の良い人は見始めてからおそらく10分ほどでもしかしたらそういうオチ?って思った通りの結果になる。
    けれどその結果というのが、相乗以上の結果でそれがこの作品の醍醐味だったりするのでしょうネ。
    綾瀬はるかの大根っぷりがむしろ役柄通りの演技なのかも?…、って思ってしまえるところもこれまたオモシロし。

    そして今日の夜のコト…、そばを食べます。



    お昼もそばを食べたのに、なぜだか夜もそばを食べたく自分で作る。
    出雲蕎麦を固めに茹でて、ザブザブ冷たい水でしめ、タレに納豆、めかぶにオクラに刻んだ蓮の天ぷら散らす。ちくわの磯辺揚げを家に帰る途中で買ってて、それも加えてグルングルンとかき混ぜ食べる。
    ズルズル粘るあれやこれやが、お腹の中から滋養になってく。
    軽いエグみを感じる蕎麦が、健康的な夜を約束してくれそうで、昼の冷たいそばとは違った冷たさに、ニッコリしました。明日も元気でがんばろう。

    拍手[2回]

    「ウォーム・ボディーズ」っていう、超へんてこりんなゾンビ映画を先日觀ます。
    ボーイ・ミーツ・ガール映画っていうジャンルがあるけど、そのゾンビ版。
    つまりゾンビ・ミーツ・ガールなわけで、ゾンビとゾンビハンターが恋に落ちるというストーリー。




    しかもゾンビが一人称であるゾンビ映画っていうのが斬新。
    話もできない、背筋も曲がってる。なにしろノロイ…、オレって何?ってボヤくゾンビ。
    人を食べる前に「いい時計をしているね」って思ったり、恥ずかしいから見ないでって感じたり。人を食べるにあたって、脳味噌を食べ残したらゾンビになっちゃう。脳味噌まで食べたらその人は死んでしまって、その脳の記憶が食べたゾンビに移ってしまうという設定が、新しい。



    新しいし、この物語の重要な部分をなしている。
    恋人の脳味噌を食べたゾンビに手をひかれ、ゾンビの国の住人になる人間の話なんて誰が発想したんだろう…、切なく、なのに笑っちゃう。
    本来、夢を見ることができないゾンビが、他人の脳を食べることで夢をみたような気持ちになる。
    まぁ、人の世の中にも他人の夢を横取りしてシアワセ面をする人がたくさんいるしね。皮肉の効いた大人のおとぎ話のようでオモシロイ。

    さて、トレーラー。これで十分オモシロイのにこの数十倍オモシロイです。



    人に無関心であることがゾンビの証。
    人とのつながりに温かいものを感じるコトで、ゾンビが人間性を取り戻し、自らの夢をみることで魂が動きはじめるという、それが結末。
    人として考えさせられる内容でした。
    そういえば、挨拶も、笑顔も忘れ、人とぶつかっても謝りもしない人がぞろぞろ街を歩いてる。日本はゾンビの国なのかもしれないなぁ…、って思ったりさえした。
    ちなみのこの映画のウェブサイトにゾンビ度診断っていうのがあった。
    試しにやったらなんとボク。



    ゾンビを突き抜けガイコツクラスでござんした…、なぜなんだろう、笑っちゃう。
    人間も、夢をなくしちゃゾンビと同じ。誰かと無性に手をつなぎたい気持ちにさせてくれる映画でもある、オススメです。

    拍手[5回]

    朝ご飯に冷やし中華を作りましょう…、と。
    昨日からまるで夏のような陽気で、それで今年の冷チューデビューにぴったりなんじゃないかと思いつくってみます。



    薄切りのハムときゅうりを細く刻んで、薄焼き卵を錦糸卵に。思った以上に錦糸卵がキレイにできて、朝から気持ちが明るくなった。
    細く縮れた卵麺を茹でてザブザブ、氷と一緒にギリッと〆てお皿に移して具材を飾る。野菜をタップリ食べたくて、フルーツトマトと刻んだ九条ねぎも盛りつけ、レモンをチュチュっと搾って食べる。
    タレはごまだれ。黒酢とラー油で風味をつけつつズルズル食べて、夏を呼ぶ。

    ネットリとした映画を一本…、「危険なプロット」っていう、フランソワ・オゾンの2012年公開作品。DVDになっていました。
    劇場でみたかったのだけど、気づいけば終わってしまっててそれでやっと観ること叶う。



    原題「dans la maison」…、「家の中で」とでも訳しますか。「家」という、その中に住まう人たちが自然体を装いながら、実は緊張感をもってバランスをとりつつ生活している場所に、異物がやってくることで、儚いバランスが破綻する。
    その危ういさまを、うつくしく、おだやかな語り口調で描く、サスペンスホラー映画で、だから「危険な関係」とか「危険な情事」だとか、ぶっ壊れている人間を描いた映画を連想させるタイトルにしたのでしょうけど。



    主役の「いかにも少女漫画にでてきそうな」美少年、クロードガルシアくんの顔大写しのポスターは、なんでなんだろう…、ってちょっと違和感。
    ロマンティック枠を狙ってそうしたのだろうと思うのだけど、内容はロマンティックの真逆にあって、コッテリ味の人間劇。
    アメリカ、フランスのポスターは何やら不穏な空気漂うサスペンス風。韓国のそれは日本のポスターと同じテイスト。



    実は、映画の最後に、主役の美少年と彼の共犯者となるおじさんが2人で集合住宅の窓を眺めるシーンがでてくるんだけれど、そこで絶対ゾッとする。
    そのシーンを予感させるフランスタイプのポスターの方がずっと、映画を正しく表してるように感じたりする。
    まぁ、最近の日本の洋画のポスターは「女子供向け」にできてるコトが多いですから、しょうがない。
    誰かがいる場所を巧妙にのっとり当然のような顔してそこに居座る、悪魔のごときふるまいを描いた映画で、そのザラッとした内容はかなりこってり。



    最初は一体どこに連れ行かれるんだろう…、と心配になるほどあっちにいったりこっちにいったり。
    それが徐々にひとつの方向にすべてが雪崩をうって動き始めて、それからは息もつかせぬ意外の連続。もし自分があの立場だったら嫌だろうなぁ…、と身につまされつつずっとドキドキハラハラしちゃう。
    見終わったあとに、見ちゃいけないものをみたかもしれないと、気持ちの置き場所に困ってしまう後味悪さが持ち味の、なのにかなりのオキニイリ。

    拍手[3回]

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