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2024/11/24 (Sun)
プレデターズにトイレの話
昨日に続いて映画の日。
昨日はアートシアター系の地味な映画で、一転、今日はハリウッド的なるドンパチエンターテイメント。
プレデターズ
を観にまいります。
アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作になった「プレデター」の続編というコレ。
続編モノで良くある話なんだけれども、これは第一作の続きという扱いで、エイリアンの続編が「エイリアンズ」であったのをリスペクトするように「プレデターズ」とタイトルされてる。
まぁ、プレデター2は確かに無かったコトにしたい作品でもありましょうし、にもかかわらずプレデターというあの宇宙ハンターの造形、設定はなくしてしまうにも勿体ないなかなかのモノでありまして…。
それで今回、仕切り直しでまいりましょう!というコトになったのでありましょうね。
今回はプレデター3人(匹?)とプロフェッショナルの殺し屋人間たちとのバトルという、かなり濃厚な設定で、まぁ、激しい。
こうした続編のオモシロイところって、観ている観客はみんな闘う相手の正体を知っている。
けれど画面の中の登場人物は何と戦おうとしているかがわからず右往左往しながらストレスためる。
ほとんどのホラー映画は画面の中にアドバンテージがあり、ところがこうした映画の場合は観客側がアドバンテージをにぎってる。
だから心置きなく次々やってくるさまざまなコトをたのしむ余裕を味わえる。
次は誰が死ぬんだろう…、って、プレデターの目線で登場人物を品定めしたりする快感。
ちょっとひねくれているかしら(笑)。
登場人物それぞれがステレオタイプの中に閉じこめられているのが、観てて不思議と居心地が良い。
ドンパチ好きなロシア兵とか、すぐ死んじまうラテンなマフィア。
かっこよかったのはヤクザ役してた日系俳優ですかね。
今世紀に入って一番ステキなチャンバラシーンを見れた気がした。
それにしてもこの主役に抜擢された「エイドリアンブロディー」って俳優。
「戦場のピアニスト」でアカデミー賞まで受賞した実力派。
鼻の下の長い優男系の顔でありつつ、なぜだか戦争映画によく出てる。
しかも、戦場にあってそれでも人間性をなくさぬ場違いな役を得意にしているように思って、今度はそれじゃぁどうなんだろう…、って、思って観たらばなんのなんの。
見事な程に自分中心で、生存本能の塊みたいな役をやってて、いつもの女たらし顔が不思議なほどに軍人顔にみえてくる。
新たな発見…、おもしろい。
ところで今日、使った映画館もそうなんだけど、公共性の高い施設のトイレに置かれたトイレットペーパー。
嫌がらせかと感じるほどに紙が薄くて、げんなりします。
節約指向のひとつなんでしょう。
けれど紙を押さえるカバーの重さに耐えかねて、必ずビリッって掴んだ最初のとっかかり部分がちぎれてしまう。
その度、ビリッと心のどこかがちぎれるような、そんな気がして好きじゃない。
あれほど紙を薄くして、本当に節約になってるのかなぁ…、わからない。
機嫌直しに、トイレットペーパーつながりのステキなサイト。
「
トイレットペーパー折り紙
」ってページなのですけれど、その作品例がスゴイスゴイ。
トイレットペーパーを三角に折るあの習慣。
このサイトの主催者いわく、「言葉では伝えられないけど、次の人のことを思いやりたい気持ちから生まれたのがトイレットペーパーの三角折」…、だというのですね。
ステキな発想。
その次の人に伝えたい気持ちが大きく深くて、ただの三角形では足りなくなって、それでいろんな作品を作ってみました…、って、なんてステキな愛情表現。
作品例をみると本当にビックリします。
ウサギさんとか、イチョウとか。
さらには龍まで作った人がいるようで、こんなトイレットペーパーがあるトイレにもしも入ったら、紙使わずに出てきちゃいそう(笑)。
さてさてこれから選挙速報を見ることにする、日曜日。
[0回]
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2010/07/11 (Sun)
映画・音楽・アート
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三角折りって…
いつも楽しく拝見しています。
ちょっと気になったのでひとこと。
トイレットペーパーを三角に折る習慣は、「次の人が引き出しやすくするための親切」ではなく、お店の人が掃除後に「掃除が済んでますよ」という合図なんですよ。
だから、利用者がする必要はないはずなんです。だって、衛生的に考えても、おトイレ後の洗ってない手で次の人が使う紙を触るのって…キタナくありませんか?賛否ありそうですけれど。私は三角の部分、ちぎって捨ててます。潔癖すぎるかな?
以前、細木数子女史がテレビで「そのぐらいするのは女の常識」とぷりぷりしていてゲンナリしました。かの方は水商売ご出身なので、お店の子にはうるさく始動していたんでしょうけど、よいホステス=一般の女性の常識、ではないですからね…彼女の常識に従うと、女性は男性がたばこをくわえたらすぐにライターで火を付けなくちゃいけなくなっちゃう。
モトさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
これこれ!
このトイレットペーパー折り紙のサイト、探してたんです~~。
ありがとうございます。さっそくブックマークしてハートの折り方マスターします。
うちの会社のトイレットペーパーもやったら薄くて切れやすいのですが、まっすぐにホルダーと直角になるように引っ張るようにしたら切れずに取れるようになりました。お試しください。
プレデターズ、ロバート・ロドリゲス監督なんですね。
この方のドンパチ映画は面白いですね!
電マニさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
その通りでもあるのですけれど…。
> モトさん
ええ、その通りとボクもずっと教わっていました。
ホテルのルームメイクの基本の基本ですから。
それにボクもずっとこれは余計なお世話だなぁ…、って思っていました。
けれど、こうした見方もできるなぁ…、と思って紹介させていただきました。
例えば、お店で働いている人がトイレの掃除をするとき。
誰かが使っているはずなのに、トイレットペーパーが三角形に折られていたとしたら、どう思えばいいのでしょう?
自分の替わりに仕事をしてくれた?
いえいえ、そうじゃないはずです。
次に使う人のために心遣いをしてくれるお客様に自分のお店は愛されているんだ…、とそう思って働くことができればなんてステキだろう…、って。
トイレットペーパーの三角形でいろんな勉強がこれから出来るだろうなぁ…、ってボクはワクワクしています。
ご指摘どうもありがとうございます。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
ためしてみます
> 電マニさん
なるほど、直角に!
今度ためしてみることにいたします。
それにしてもこの映画のドンパチ。
爽快感が無いといいますか、どこかに湿ったところがあって、かなり後味の悪い映画でありました。
そのザラッと感がまたこの監督の持ち味でもあるんでしょうね。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
プレデター
こっちでは今週からですね
佐藤はブロディとかハーレイ・ジョエル・オスメント君とかの顔を困り眉と称しているのですけれど
ブロディは硬派な役もするので好きですね
某ケイジさんや某ウィル・スミスさんのように俺様系に行かない事を祈ります
佐藤Rさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
ブロディーさん
> 佐藤Rさん
カッコいいヒーローじゃないのが、良かったですね…、この映画の中のブロディさん。
本当にワガママで、でもテキパキと仕事をこなす、職業軍人というはこう言う人をいうんだろうなぁ…、って感じではじまる役のイメージ。
良かったですよ。
決して、ニコラスケージにはならぬ人と確信いたしました(笑)。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
もう一度観ようかな
ブロディーさん、かっこよくないのにかっこいい、不思議な魅力がありますね。
俺様系、にニヤリとしてしまいました。確かに、みなさん、俺様だ。
『戦場のピアニスト』がもう一度観たくなりました。
ryoko*さん / 2010/07/11(Sun) /
編集
ピアニスト
> ryoko*さん
ボクも戦場のピアニスト、もう一度みかえしてみようかと。
といいますのも、戦場のピアニストと海の上のピアニストが、どこかでごっちゃになってしまっているのです。
戦場のピアニストと変換すべきところ、船上のピアニストと変換して、あれ、おかしいぞと思ったくらい。
もう年です(笑)。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
ぷぷぷ。
すみません、思わず笑ってしまいました。
実は私も、"海の上"と"戦場"が混ざってます。
どちらもよいですよね。歳のせいじゃないですよね!?(笑)
ヤクザ役の日本人、ダウンタウンにそっくり、というニュースになっていてびっくりしました。ちょっと見たいです。
ryoko*さん / 2010/07/11(Sun) /
編集
似ているような
> ryoko*さん
ダウンタウンの松本氏に似ているといえば似ているような。
いいですよ…、彼。
殆ど無言で演技するんです。
しかも最後は日本男児らしい死に方を選ぶんですよね。
戦うのでなく、死にに行く。
その潔さが、果たしてダウンタウンの某氏にあるかというと、ちょっと失礼になりますか(笑)。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/11(Sun) /
編集
無題
トイレットペーパー折り紙、ありがとうございます。
早速都内で旅館を営む知人に知らせました。
外国からのお客様をお迎えするお商売なので、きっとこれは喜ばれるんじゃないかな、と思いました。
私がお客だったら、折り紙部分を切り取って記念に持って帰りますねー。
お客がすることじゃない、って意見、ホテルやお店の人が「掃除済みです」と知らせるため、っていうのは知っていますけれど、世知辛い世の中で ちょっとでも人を喜ばせたり、和ませたり、わぁ・・・って小さな驚きを手渡したりするための、コミュニケーションの手段と考えてもいいのかな、と思います。
後が使えているような時には、時間がかかるから作れないでしょうけれど・・・。
小さなお子さんのいるおウチでも、楽しいんじゃないかなと思います。
素敵な情報、ありがとうございました。
アメリカは大抵の場合、公共のトイレは巨大なロールが収まった 紙を引きちぎるしかないスタイルのホルダーなので、とても出来ませんが・・・。(笑)
でも、作っておいたら喜ばれる(ちょっとした騒ぎになるほど)だろうなあって思います。
こういう遊びは、「使用人のすること」といった考えにこだわらずに、楽しいからやってみようって感覚でいいのではないでしょうか・・・。
ねえねえさん / 2010/07/12(Mon) /
編集
サービス
> ねえねえさん
サービス精神に満ちあふれた社会…、ってステキですよね。
サービスはサーバントがするもの、と思い込んでしまっていてはたのしい生活はやってこないように思います。
サービスを互いがし合える寛容でたのしい生活。
それはまず自分の心がけの中にあるんじゃないかなぁ‥、とも。
アメリカの公衆トイレのあの荒廃具合。
これがアメリカという国の本当の実力なんだって、行くたびにそう思ったりいたします。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/12(Mon) /
編集
お店へのメッセージ
私もモトさんと同じ意見です。
出先のトイレでペーパーが三角に折ってあって、しかも明らかにお掃除の人がやったんじゃないとわかると、ちょっといやな気持ちになります。親切心からとはわかってるんですけど…やっぱり衛生的に、知らない人が洗わない手で触ったペーパーを使うのには抵抗があります。菌はペーパーを何重にしても通るといいますし。
お店の方への「きれいに使ってます」というメッセージは、きれいに使うことそのもので十分だと思います。お店への配慮や感謝も大事だけど、不特定多数が使う場所なので、そういうことをいやがる人もいるんだ、と思いやってほしいなー、と思うんです。
雰囲気悪くしちゃってごめんなさい。
orangemuffinさん / 2010/07/13(Tue) /
編集
人それぞれ
> orangemuffinさん
ボクの知り合いに、そもそも用意されているトイレットペーパーを使わぬ人がいます。
マイトイレットペーパーを持ちあるいているんですよ。
ロールではなくて昔、和式トイレの傍らにおいてあった「落とし紙」のような紙。
人が触ったモノを触るのは気持ち悪く、そんなモノで自分のお尻を拭けるものか…、って言いながらマイトイレットペーパーと一緒にトイレに向かう彼の姿をみていると、あぁ、凛々しいなぁっていつも感心させられます(笑)。
そんな彼に、誰のお尻がふれたかわからない便座のコトは気にならないの?って聞いたら、そこまで気にしたら、マイ便座を持ち歩かなくちゃいけなくなるから、考えないようにしているって。
人のこだわりってたのしいなぁ…、って思いました。
貴重なご意見、ありがとうございます。
サカキシンイチロウさん / 2010/07/13(Tue) /
編集
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