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2024/11/21 (Thu)
今の季節の柿のパフェ
フクナガ。
今の街に引っ越して来て、よかったなぁ…、とつくづく感謝させてもらったお店の一つ。
フルーツパーラー。
果物屋さんの二階という、もうこのロケーションがそもそもステキ。
窓の大きな明るいお店でお店に入った瞬間、甘酸っぱい果物の優雅な香りに包まれる。
例えばお米屋さんのやっているおにぎりやさん。
魚屋さんがやっている定食屋さんや、肉屋さんが経営する焼肉屋さんとか、その食材を売ってる店がやってる飲食店って、結構ある。
仕入れ直売というメリットをいかして、うちはどこよりもお値打ちですから!って自慢するそうしたお店を、ボクは信用しないようにしています。
いいものを安く仕入れるというコトが、そのまま料理のおいしさになるってコトにはならないですから。
ましてや料理を「たのしんでもらう」というコトにはなおさらそれは関係ないコト。
素材ひとつひとつのおいしい「食べ頃」。
素材それぞれのおいしい「食べ方」。
素材の特徴を知り尽くした人ならではの「使い方」の提案こそが、食品販売店直営の飲食店の得意じゃなくちゃ、おもしろくない。
例えばここの今の季節の柿のパフェ。
グラスの一番上を飾った柿はカリコリ、歯ごたえおいしい固めの状態。
皮までお召し上がりくださいネ…、って言われて皮ごと齧ると、たしかにツルンと皮もおいしい。
皮と実の間の部分が歯茎に触れると渋さに痒くなるような、そんな食感もまるでない。
皮付き柿がのっかっているのが柿で作ったシャーベット。
シャーベットの下には小さなサイコロ状に刻んだ柿の実。
アイスクリームに再びサイコロ状の柿。
一番下にはシャーベットという、多層構造でおどろいたことに一層ごとに使った柿が違ってること。
まず、上の方にのっかっているサイコロ柿はカリッと固いまだ若いモノ。
バニラアイスクリームと一緒に食べると、ちょうど良い、味より香りを味わう感じのみずみずしさにニッコリとなる。
それが一転。
一番下のサイコロ柿は熟してトロトロ。
まるでピュレかジャムのような食感で、味わい濃厚。
一度に3種の柿の味わいをたのしむことができる贅沢。
柿で作ったシャーベットも、口に含むとトロトロスベスベ。
熟した柿の種のまわりのゼラチン状の、ヌルンとやさしいなめらかを食べてるような気持ちになるのがなんともステキ。
目利きの仕事。
柿という果物が、状態ごとに違った果物のようになるというコトを熟知しているからこその、見事なパフェに脱帽す。
一緒にサンドイッチをたのんで昼の代わりとす。
フルーツサンドと玉子サンドを半分半分。
ここのサンドイッチのパンがおいしい。
甘味をほとんど持たずに焼かれて、生地、細やかでかなり頑丈。
だから果物をクリームで和えたふんわりフィリングを力強く支えてくれる。
イチゴ、キウイ、パパイヤ、マンゴー。
柿に洋梨、リンゴをワインで煮込んだものといろんな果物の食感にぎやか。
ケーキよりもサッパリしてて、けれどフルーツの味わい、食感、際立って大人のお菓子…、って言う感じ。
昔は好きじゃなかったフルーツサンドイッチにココで開眼。
今ではすっかり、オキニイリ。
ところでパーラー。
明るく健康的な空間のコトを日本の人はそう呼んだ。
フルーツが主役の明るく健康的な空間=フルーツパーラー。
美と健康を手に入れるための明るい空間=ビューティーパーラー。
フルーツパーラーやビューティーパーラーって言葉や場所が少なくなってきて、代わりに今ではパチンコ屋さんがパーラーなんて名乗ったりする。
日常レジャーの王様だった外食を、台無しにしてしまったモノの中でも代表的なモノが「携帯・プレステ・パチンコ」だった…、ってボクは今でも思ってる。
特にパチンコ。
タバコ税を上げるんだったら、パチンコの玉から税金とればいいのに…、って。
そんなことを思ったりする…、いけない不機嫌モードになっちゃった。
[1回]
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2009/12/12 (Sat)
日記 : 昭和な喫茶店
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Comment(2)
はまの屋サンドとツリーの朝
今年、事務所を移転して、それからたちまちオキニイリになってしまったお店がココ。
有楽町の駅前の地下、フルーツパーラー「はまの屋」なる店。
今年を代表するお店のひとつ…、とそう思う。
今年はじめて出会ったという訳ではないのだけれど、今年のボクの気持ちにピタッと見事にはまった。
気軽なお店。
お腹いっぱいよりもたのしい時間を自分のペースでユッタリ過ごせる。
そしてなによりおいしい料理が揃ってる。
通えば通うほど自分のお店になってくれるような、そんな気さくなところもあって、今朝はこんな出来事があった。
とても寒い朝。
体の中に冷たい空気がタップリ入って、それでお店に入った途端にコンコン咳き込んだ。
サービス担当のおじさんが、お水を片手にやってきて、「今日もハムと玉子を焼いてホットでいいのかい?」って。
ボクがいつもたのんでる、その内容をそのまま言われるそのシアワセにニコッとなった。
喫茶店というこの業態。
その気になれば毎日だって通える気軽と便利があって、だからすぐに「お馴染みさん」になれたりします。
通いはじめてまだ3ヶ月。
ボクもとうとう、この存在を覚えてくれるようになる。
心の中で小躍りしながら、サンドイッチをいただきました。
玉子とハムのサンドゥイッチ。
家庭内料理人としてのボクの今年のテーマがやはりサンドイッチでありました。
ほぼ毎週末。
いろんなサンドイッチを作って食べつつ、けれどここの玉子のサンドイッチにはまだ追いつけないプロの仕業を感じてしまう。
フックラ分厚い。
シットリとした焼き上がり。
玉子そのものに味がシッカリついていて、当然熱々。
サックリ焼いたトーストと、ハムとレタスの食感の相性見事でもしかしたら今年一番のご馳走はこれかもしれない…、って思いさえする。
オキニイリ。
玉子臭さをほとんど持たず、玉子の旨味は死んでない。
どこかなつかしい味がして、何故なんだろう?…、って思っていたら今朝、その理由ははっきりわかった。
ボクを育ててくれたばあやさんが得意だった炒り卵。
シットリしててふんわかでソース要らずのあの味にまるでそっくり。
これを食べると不思議なほどに元気がでてくる、その理由もなんだかわかったような気がします。
熱々コーヒー。
フウフウしても熱いコーヒー。
カップも芯まで温めないとココまで熱くはならない熱さ。
最初はズズッと啜り込むようにして、ちょっとづつ。
風味と香りをユックリ味わう。
サンドゥイッチを食べすすめるに従って、徐々に冷めて来てゴクゴク飲めるようになる。
新聞読みつつ全部を食べて終わってもなお、カップの中はあったかく、甘味が一番強く感じるほどよき温度になっている。
一気にゴクゴク飲み干せぬ、でもそれこそが時間をかけてたのしんで…、という喫茶店という場所が発するメッセージ。
このコーヒーは日本の料理。
日本ならではのお茶の文化が形になったモノなんだろう…、って。
そう思ったらとてもいとしく感じるご馳走。
ありがたい。
玉子サンドから食べはじめ、次にハム。
玉子にハムに玉子、ハムと次々食べて、最後はハムと玉子の順番。
コーヒー、コックリで幕引きとした。
ちなみに今日。
12月7日はクリスマスツリーの日なんだそう。
1886年、横浜で外国人の船員さんのためクリスマスツリーを飾ったのがこの日だったというのに因んだ記念の日。
そのツリーってどんなクリスマスツリーだったんだろう?
異国の見知らぬ風習に出会った当時の日本の人の、目にどんなふうに映ったんだろう、って100年前に気持ちが飛んだ。
そう言えば、ココ数年、クリスマスツリーを飾ってないなぁ…。
そのかわり、東京の街のあんなところやこんなところにキラキラツリーが目立ちもします。
いつもはただの街路樹もなんだかクリスマスツリーのように見えてくるのも、ホリデー前のマジックなのかもしれません。
コートを羽織って、さて、仕事。
[0回]
2009/12/07 (Mon)
日記 : 昭和な喫茶店
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Comment(6)
アメノヒノヨクアサノカサ
新宿で朝の仕事をむかえる朝で、それで「BUN」で朝食とする。
伊勢丹会館の一階にある昭和な喫茶店。
「BUN」と綴ってバンと読む。
四谷三丁目にもお店があって、それでなんだか身直に感じる。
場所柄朝は、伊勢丹の人たちがここでコーヒー飲んで時間調整したりしている。
10時過ぎるとバイヤーさんや、管理職の人たちがタバコくゆらせ打ち合わせ…、というのがここのいつもの景色だったのだけど、今日は静かです。
年末商戦の作戦会議はもう完了。
今は売り場に立つばかり、ということなのでありましょうか?
出張途中のサラリーマン?
あるいは打ち合わせ前の時間調整?…、みたいな感じのおじさんがちらりほらりとコーヒーを飲む。
まったりとした空気が朝から漂ってます。
師走をわすれるノンビリ気分に、まぁ、これもまたいいかなぁ…、と。
Cモーニングをたのみます。
トーストやサンドイッチが付くモーニングもある中で、異彩を放つメニューがこれ。
メキシカンドッグにゆで卵。
それにコーヒーで一セット、というモノなのだけどこの「メキシカンドッグ」というのがちと珍しい。
焼いたホットドッグブレッドに、ソーセージじゃなくミートソースを挟んだの。
ミートソースをチリコンカンに見立ててそれで、メキシカンっていうことなのでありましょう。
最初、これをみたときはなんだか手抜き…、って思ったけれど食べるとなんの。
これがおいしい。
コンガリ焼けたホットドッグブレッドがサクっと前歯で歯切れた直後、ジュワッとミートソースが滲んでくるのがとても新鮮。
胡椒がタップリきいていて、ビリっと辛い。
後から後からドッシリとした辛味が次々やってきて、なるほどこれならメキシカン。
まるでサメの背びれのように、スクっとキレイに立ち上がるレタスの葉っぱも凛々しくていい。
茹でた玉子で口のリセット果たしつつ、ヒーハーしながらキレイに食べる。
コーヒー、コクっで朝になる。
客待ち顔のウェイター。
耳をすますとカシャンカシャンと何かが壊れる音がする。
厨房の中。
アルミのシンクの角で玉子の殻を割り、玉子サラダを作る準備をしてるんでしょう。
ランチタイム用のサンドイッチの具材の仕込み。
こうして見ると、飲食店て「待つ仕事」。
お客様が来るのをじっと待ちながら、おもてなしする準備をひたすら日々繰り返す、我慢強さを持たなきゃいけない仕事なんだなぁ…、って、そんなことを再認識。
そうそう、ボクの隣のおじさんが大きく立派な傘とレインコートを向かいの椅子に置いていた。
ぼんやりタバコをくゆらせながら、コーヒー片手に新聞を読む。
雨が降った日の翌朝の傘。
なんだかちょっと艶っぽい。
[1回]
2009/12/04 (Fri)
日記 : 昭和な喫茶店
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Comment(0)
ピザスパゲティーとはこれ如何に?
会社の近所の喫茶店。
フェニックスというかなり鄙びた昭和のお店でランチとす。
20年ほど前までは日本のどんなところにも必ずあった普通のお店。
今となってはむしろ探さなくっちゃ見つからなくなってしまった懐かし空間。
かくいうボクも始めてで、多分、今日、会社の人に誘われなかったらずっと見過ごしていたに違いないそんな店。
ドアを開けると、なんとなんと、60席ほどある結構大きな規模の店。
ほぼ満席で、前の人の使い残した食器がいまだ片付かぬテーブルにつく。
繁盛店でビ、ビックリ。
テーブルの上にみつけたマッチボックスにウットリします。
脱力系の、でもキッチリとしたデザイン画。
表と裏で男女の顔が書き分けられているというのもステキ。
こうした鄙びた昭和の喫茶店。
紙ナプキンやコースター。
あるいはマッチの箱の上にほんとにステキなロゴやイラストが書かれていることが結構あって、なんだか得した感じになります。
ここもそう。
喫茶店が文化を作っていた時代。
そんなシアワセな昔の名残りでありましょう。
生姜焼きだとか揚げ物のランチもあります。
けれどこんな喫茶店では、やっぱりへんてこりんをたのんでみたくなっちゃいます。
で、たのんだのがこれ。
ピザスパゲティ。
まずメニューの中にこの名前を発見した瞬間、一体どんな料理だろう…、って。
頭の中がフル回転。
ピザ味のスパゲッティ?
ピザの形のスパゲッティ?
ピザとスパゲッティの組み合わせ?…、ってあれこれ考え、まず順当なのはピザ味のスパゲッティだろう…、と予想する。
ピザの具材。
喫茶店のことでありますからして、タマネギ、サラミにピーマンを細切りにしたのと一緒に麺を炒める。
味付けはピザソース。
ナポリタンとどこが違うのか?っていうと、ちょっと不安になりはするけど、でもハイカラ狙ってこのネーミングを使ったんでしょ…、って。
もしかしたらチーズをのっけてオーブンの中で最後の仕上げをしてるかもね!
スパゲティーグラタンみたいな感じかもしれない。
みんなでワイワイ予想しながら、待って出て来たそれをみて、ふふふ、かなり予想に近いかも…、って。
丸い鉄のお皿の中にこんもり炒めスパゲッティが乗っていて、トマトの周りにとろけるチーズ。
パスタの色がピザソースっぽく無いのがちょっと不満だけれど、まぁ、こんなもんでしょう…って、フォークくるくる回して一口分を持ち上げる。
と…。
なんということでしょう(とココでBefore After風の口調になって:笑)。
フォークの先に突き刺さってる物体がある。
薄切り食パンにピザソースを塗ったもの。
軽くバターでソテされていて、なるほどこれは「ピザトーストとスパゲッティの合体したもの」なんだなぁ…、と。
期待あっさり裏切られ、けれどその裏切られ方が痛快なほどにベタな昭和でうれしくなった。
味はそこそこ、こんな物でしょう。
粉チーズとお塩の力を借りながら、味を足しつつモグモグ食べる。
料理の世界は奥深い。
それにしてもココ。
千石中のスモーカーを全部集めて閉じ込めたんじゃないかしら…、って思うほどにみんなスパスパタバコを吸う。
ボックスマッチがテーブルの上に置かれているのもなるほど、なるほど。
それも昭和と思わばたのし。
昼になっても気温があがらぬ、街はとうとう、本当の冬。
[0回]
2009/11/30 (Mon)
日記 : 昭和な喫茶店
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落葉樹
数寄屋橋の交差点脇。
街路樹の葉もほとんど落ちて、枝が縦横無尽に空を這う。
落葉樹と常葉樹。
街に植えて面倒じゃないのは当然、葉っぱが落ちない常葉樹の方なんだろうけど、街路樹の性格を考えると定期的に葉っぱが枯れて落ちることが望ましいんでしょう。
夏の厳しい日差しを遮る緑の葉っぱ。
日差しが弱くなってしまう秋から冬にかけてはそれを無くして遮らないのが粋というもの。
…、なのかもしれない。
自らを落として無くして世の役に立つという存在もある。
そうした時期もあるというコト。
自然の摂理は厳しくもあり、やさしくもある。
それにしても最近、道路の落ち葉を片付けるのは竹箒じゃなく大きな逆流掃除機みたいな機械というのが、無粋でなんだかうつくしくない。
シャッシャと乾いた音たてながら、地面を引っ掻き落ち葉をかたす。
そんな景色もはるか遠くになりにけり。
朝をサンドイッチでむかえます。
有楽町の丸の内側、パーラーはまの屋にてハムと玉子のトーストサンド。
座って注文。
するとカシャカシャ、玉子をボールで溶く音がする。
続いてジュジュっと鍋に玉子が注がれて、火が通っていく湿った音が、玉子が焼ける甘い香りに続いてく。
フックラとした卵焼き。
バターの風味と塩の旨味でそれそのものがおいしくて、まるでスクランブルエッグを固めて四角をなした、そんな感じの朝のご馳走。
ハムにレタスを挟んだハムのサンドイッチと玉子のサンドが半人前ずつキチンとならんで、これで一人前となる。
カサカサとしたトーストブレッドとフンワリ玉子の相性が、この上も無いほど絶妙でこの組み合わせのメインは堂々、玉子サンドの方でしょう。
この作り方を真似てみたけどなかなか上手くはできなかった。
これはこうしてここでたのんで、こう食べるのが多分、一番。
ハムのサンドのみずみずしさで口のポッテリ、リセットしつつかわるがわる口に運んで気持ちを満たす。
それにしてもここでサンドイッチをたのんだら、何も言わずともパンをトーストしてくれるようになっちゃった。
なんだかウレシイ、常連気分。
フウフウしないと口になかなか入ってこない、熱々コーヒー。
それもなみなみ。
カップの縁で溢れる寸前まで注ぎ込まれたありがたさ。
ほんのり酸味が後口になる、かなりビターで力強くてなのに飲み終わる寸前に、ぬるくなってしまったこれは不思議なほどに甘くてやさしい。
お店の中はボクともひとり、溌剌とした中年男性。
給仕担当のおじさんとの常連話が耳にしらずにとびこんでくる。
2年ほど前定年退職したんだという。
それで前ほど頻繁にやってこれなくなったけど、今日は銀座に用事があってだから早めに家を出た。
互いに元気でなによりだよね…、とそんな会話。
あいつ、あの人、それから彼もすっかり引退しちゃったんだよ…、と共通の知り合いの名が次々でてきて、オレらもすっかり年取ったよなぁ、と。
このお店。
多分、出来たときにはみんな未来を語りにやってきたんでしょう。
なのに今では思い出話で満たされる、ノスタルジーの中の店。
喫茶店とはそうした存在なのかもしれぬ。
それも街の役目のひとつ。
落葉樹のよなお店もあって、それで街は出来上がってるということなのでありましょう。
さてさて仕事に出かけます。
[1回]
2009/11/18 (Wed)
日記 : 昭和な喫茶店
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