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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    東京駅にて頂上麺。

    cjm.jpg仙台で仕事を終えて取って返して、遅いランチになんとか間に合う。

    暦の上ではもう秋といい、今日から9月という火曜日の午後。
    昨日は台風。
    今日はうってかわって夏の戻りの厳しい暑さ。
    水滴ビッシリ貼り付いたお冷やグラスが涼しげで、ふっくらとしたおしぼりタオルの分厚いさに、ウットリとなる。
    ありがたい。
    キャラメルをキュキュッとくるんだ包装紙のごと、ひねって閉じたおしぼり袋がかわいらし。
    ポンっと叩いてあけたくなるとこ、しばし我慢。
    ここの熱々。
    しかも容赦なき熱さが相当持続する、とろぉり麺を食べ終わったらお世話になろう…、とそのままにする。
    額の汗は自分のタオルでぬぐってスッキリ。
    料理を待ちます、ゆったりと。

    麺にシュウマイ、ご飯にデザート。
    ささやかながらもフルコースのよな昼をたのしむ。
    まずはシュウマイ、ご飯が来ます。

    e52252ba.jpegせいろに入った熱々シュウマイ。
    一緒にタレと練り芥子。
    餃子は皮を味わう料理。
    けどシュウマイは皮で包まれた中の具材をたのしむ料理。
    肉の香りがドッシリとして、噛むとプチュンと肉汁吐き出し口を旨味で満たしてく。
    豚ひき肉がメインでありつつ、肉団子でもハンバーグでもソーセージでもない。
    ムチュンとまるで魚のすり身の練り物みたいななめらかと、奥歯にホツホツ、肉が潰れる食感が共存しているおもしろさ。

    ご飯を一口。
    口がまみれる肉汁を、拭い取ってシュウマイ一口。
    繰り返す。
    ほどなく麺がやってくる。

    3b8b7ef3.jpegオイスターソース味の濃厚スープ。
    トロントロンのスープの中に沈むようにまた浮くように。
    ひっそりと身を潜めた細麺。
    チリチリとしてついさっきまでは硬くてハリがあったであろう茹で立てで、けれどスープにあっためられてみるみるうちにネロンとやわらか。
    麺表面をおおった小麦のでんぷん質が、スープと混じってなおさらトロトロ。
    口の中をすべすべにする。

    そこにフカヒレがツルンと混じる。
    ネロネロとした玉子麺と、シコっとハリ持つフカヒレが互いに互いを引き立てあって、とてもたのしい食べゴコチ。
    何にも増してうれしかったのが、フカヒレの量。
    一時期ここの頂上麺は、フカヒレの量が極度に減って、ヒレの名残りを感じるだけの麺になってた。
    けれど今日。
    土鍋の上にタップリ、フカヒレ。
    ランチ用の小さなサイズだったというコトも手伝っていたのかもしれないけれど、本当にタップリ。
    目においしくて、食べて当然、ありがたく、ご機嫌な麺でリバイバル。
    黒酢をかけて、コクと風味をたしてズルズル。
    満腹以上の満足を得る。

    食後の甘味。

    9d4150e7.jpeg杏仁豆腐。
    アーモンド風味が必要以上に香らない、素直な豆腐。
    香港デザートに、温かい豆腐に白蜜をかけて食べるデザートがあるけど、まるでそんなやさしい食感。
    そして味わい。
    スプーンですくってしばらくすると、ホロンとちぎれて匙からこぼれ落ちてしまうほどのはかないなめらか。
    唇、プルンとそっと撫で、口にフルンと涼しさくれる。
    舌と上あご、くっつけるよにそっと近づけ押し付ける。
    蜜の甘みをチュルっと吐き出し、あとかたもなく消えていく。
    その儚さがいとおしい、喉のご馳走。
    ほっとする。

    キャンディー状のビニール袋をペキっと破り、おしぼり取り出す。
    額から首。
    滝のように溢れてこぼれる頭一面の汗をぬぐって、今日のお昼の〆とする。

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    フカヒレ麺
    最近筑紫楼ごぶさたです。
    近いようでなかなか恵比寿に行く機会が減ってしまったけど、
    頂上麺なら気軽に寄れますね。
    おいっしいですよね~、久しぶりに食べたいです。
    あーたさん / 2009/09/02(Wed) /
    気軽な贅沢
    > あーたさん
    恵比寿は生活圏からすっかり外れてしまったものですから、かなりご無沙汰。
    恵比寿駅の近所に絶品、小龍包を出すお店があるのですけれど、そこもご無沙汰。
    最近、生活圏がとても狭くなったなぁ…、って反省しちゃいました。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/02(Wed) /
    恵比寿
    ググってみたのですが、京鼎樓ですか?
    行ったことないので、また楽しみが増えました。
    サカキさんは今新オフィスの周りを開拓中ですものね。
    それだけお店がたっくさんあって、行っても行っても追いつかない、ってことでしょうね。
    あーたさん / 2009/09/02(Wed) /
    ジンディンロー!
    > あーたさん
    その通り。
    ジンディンローです。
    ここの小龍包はティンダイファンも裸足で逃げ出す程おいしい、とボクは思っています。
    恵比寿の駅から見える距離にあって、でもちょっと裏寂れた地域なんで、その隠れ家っぽい雰囲気もまたご馳走の一つですよ。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/02(Wed) /
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