午前中から昼にかけての仕事がちょうど西新宿で終わりを迎える。
それでランチを西新宿で。
スパゲティーを食べるコトにした。
「ハシヤ」という店。
ランチタイムも終わった時間で、それでほどよくお店は静か。
とは言え遅めのランチをたのしむ人が、次々お店を訪れる。
厨房の中ではずっと大きな釜にお湯が湧いてて、そこでパスタが茹でられている。
今日は体に悪い料理をたのんで食べる。
昨日、炭水化物をちょっと控えたご褒美に炭水化物と魚卵の料理。
「タラコウニイカ」なる一品。
その名の通り、タラコにウニの瓶詰めをまぜそこに生のイカをくわえて味わうという、おいしいことは間違いないんだけどその栄養価のコトを冷静に考えるなら、ちょっと勇気のいる料理(笑)。
木のボウルにマヨネーズソースにタラコ、ウニにイカを入れスプーンとフォークでカチャカチャ、混ぜてペースト状にして準備。
そこに茹でたばかりの麺を投入し、ネリネリ、混ぜて出来上がり。
胡麻をパラリ。
そのまま食べると瓶詰めウニのアンモニア臭がちょっと気になる…、だからオレガノのパウダーをパラリとかけて、麺にグサリとフォークを突き刺しクルンと巻くとからまる、からまる。
タラコにウニがペースト状に麺を覆って、それがネットリ、フォークにからんで口の中にドッシリ飛び込む。
まぁ、これがおいしくって、うろたえるほど。
過食にまみれたこんな僕の中にもわずかながら残っている「節制」という砦が儚くも、ハラハラ崩れる…、そんなおいしさ。
口の中に塊をなしてやってくる、魚卵まみれの麺がバッサリ、ほぐれるようでそれが再び互いにまとわりついてムッチリ、存在感を発揮しつつも舌に居座る。
口にユックリひろがっていくタラコとウニのうま味の影に、昆布茶でしょうか…、海のうま味がジンワリひろがり、時折イカがクニュっと奥歯をなでまわす。
体のコトを考えないですむのなら、コレをボウル一杯頬張ってウットリしたい、オキニイリ。
それにしてもボクの後からやってきたおじさんたちが次々、同じ注文をして、都合、5人がタラコウニイカを食べるコトになった偶然…、みんなで食べれば怖くない!
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そしてポールバセットにちょっと寄り道。
隣のサルバトーレのランチタイムが引けた時間で、だからひっそり…、なんだか朝のような静かな雰囲気にニッコリします。
「マキアートをお願いします」って言うと、バリスタが今、席をはずしておりますので申し訳ございませんが、少々、お時間ちょうだいします…、と。
時間はしばらくいくらでもある…、だからのんびり待つことにする。
お待たせしましたと、持ってきたのは注文をした人ではなくて、このマキアートを作ってくれたバリスタ自身で、こういうところがステキと思う。
作ってくれた人から直接ふるまわれるって、やっぱりおいしく感じますもん。
ポッテリとした濃厚なエスプレッソが喉をトロンと撫で回しミルクの香りが後からフワッとかけあがる…、気持ちが明るくなってくる。
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