「肉、食べたい」「肉、食べたい」とうわ言のように呟きながら新宿西口のルモンドにくる…、ヨドバシカメラの向かい側にある肉パラダイスでございます。
カウンターだけの小さなお店…、メニューはステーキとその関連商品だけという極めて潔いお店にて、肉が食べたくなると来たくなる。
入り口の脇に貼り紙発見、「2月5日から3月1日まで改装工事で休みます」とのコトでしばらく食べられないのかぁ…、と俄然、肉を食べなきゃモードに拍車がかかる。
「肉を食べたい」が「肉を食べなきゃ」にいつの間にかすりかわってく…、頭の中にはココのステーキのイメージが湧き、口の中にはヨダレが湧いてやってくる(笑)。
ランチのメニューは単純で「リブロース」に「サーロイン」それから「テンダーロイン」と肉の種類が3つ。
それを網の上にのせ焼きあげるだけ。
リブにしようか、それともテンダーロインにしようかと2つの肉の間を気持ちは行ったり来たり。
せっかくだから、両方食べようと思いつき、両方たのむ。
少なからぬ人がこうして肉をダブルで食べるようで、2種類たのむと150円安くなる。
…、とメニューに書いてる、アリガタイ。
植物油とレモンのドレッシングがサッパリとしたレタスのサラダをシャキシャキ食べて、焼き上がってくるのを待って、さぁ、出来上がり。
リブロースの上にドシッとベーコン巻きのテンダーロインがのっかっているというこの図柄。
ウットリ、見ているだけでシアワセになる。
さて、どちらから食べようか…、とまずはリブ。
熟成のきいた「これぞ牛肉」と言った感じの匂いが口いっぱいに広がって、クチャっと奥歯で潰れる歯ごたえたくましく、脂も旨い。
「ザ・ステーキ」という味わい、食感。
一方、テンダーロインはネットリと歯茎にまとわりつくような官能的な食感に、サッパリとしたうま味と後口がとても上等…、レアな焼き加減もなかなか見事。
なによりどちらもほどよく分厚く、ナイフを当てて切り分けるとき、手に伝わってくる感触が「肉をこれから食べるんだ」って気持ちを盛り上げゴチソウ感を高めてく。
スパイスとハーブをタップリ練りこんだメンテルバターが風味ゆたかで、ここ特製の醤油ベースのソースが肉のうま味を引き立てバランスが良い。
これにご飯とサラダがついてランチセットになるのだけれど、今日はご飯をとらずに食べる…、肉をおかずに肉を食べるという趣向。
ご飯のおかずにするにはあまりに勿体無くて、肉をお腹を満たしたかった。
サイドのフライドポテトと、キュッキュと奥歯が痒くなるような茹でたお豆を肉の合間に味わいながらほどよくお腹を満たす。
元気がでました…、今日はこれからたのしい仕事をガンバリマス!
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