肉が食べたい…、肉でご飯を食べたいと、それで「万世グリル」に来ます。
ご飯のおかずとしての肉。
焼肉。
あるいはハンバーグ。
塊肉ならカットステーキ。
どれもお箸で食べることができてウレシイ。
そんな料理を気軽に、おいしく食べるとするとこの界隈では万世グリルがまず一番。
この界隈とは新宿界隈。
駅の西口、メトロ街にある小さいけれどキッチリとしたサービスうれしいお店でござる。
おすすめメニューがコンビネーション。
ハンバーグとカットステーキが鉄板にのってジュウジュウやってくるモノ。
ハンバーグにはデミソース。
カットステーキには醤油のタレ。
一度に洋風、和風の2つの味がたのしむコトができるというのもお得なところ。
ステーキの焼き方はいかがされますか?
とても自然に聞かれて、「おいしいようにお願いします」。
そう言ったらば「ミディアムレアがおすすめです、赤いところがお嫌いでなければそのように焼かせて頂きますが」。
あまりにそのやり取りが気持ちよく、それならハンバーグにチーズをのせていただけませんか…、とトッピングまでおねだりします。
せっかくならばもっとおいしく食べなくちゃ…、って。
それと一緒にコロッケ一個。
牛ひき肉がタップリ入ったじゃがいもコロッケ。
大きめのコイン状に揚がってて、衣がサクリとなかなか上等。
どれもがとても丁寧に作られていて見ているだけでヨダレが出てくる。
最近は粗めのひき肉でがっちりとした食感のハンバーグが流行りだけれど、ココのは昔ながらのフックラタイプ。
細かく挽いた牛ひき肉と脂をタップリ抱いた豚肉を潰したものを良くねりこんでころんと丸める。
中をへこませ焼き上げて、中にシッカリ肉汁たくわえて口の中をシットリさせる。
カットステーキは見事にミディアムレアな状態。
鉄板の上でしばらくジュウジュウ焼かれていながら、食べようと思ったときに赤みが残った状態であるというのにウットリします。
脂の軽い赤身がおいしいステーキ肉で、噛むとクチャっと奥歯でほぐれる。
醤油のタレが程よく焦げて、ご飯のおかずらしさをグイグイ発揮する。
カリッと歯ごたえ上等なブロッコリに、スライスオニオン、ちょっと色白でクニャっとしちゃったフレンチフライはご愛嬌。
ご飯の上に胡椒をガリガリ、ペッパーミルで砕いて散らす。
ブラックペパがご飯と出会うと、香りもさわやか、不思議なほどにお米の甘さがひきだされ、それだけ食べても十分おいしく感じるステキ。
豚ばら肉がタップリ入った豚汁も、ここ独特な味でおいしい。
味噌は少なめ、出汁と野菜の旨さがにじんだスープ自体がおいしくて、豚の脂のうま味や風味がその分しっかり際立っている。
始終笑顔がうつくしく、しかも背筋がシャキッと伸びたお店の人の姿がおそらく一番ステキなゴチソウで、気持ち明るくお店をあとにいたします。
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