肉を食べたい…、それも思いっきり肉肉しい肉。
それでテキサス。
西新宿の野村ビルの地下にある店。
安くてボリュームたっぷりのステーキが食べられるっていうので、ランチは大にぎわい。
手頃な値段の個性的なお店が充実しているこのビル。
その地下街で一番人気は、炒めスパゲティーの「はしや」で次がこの店でしょうか。
どちらもここでずっとやってる老舗のひとつで、後からやってくる店たちはどこも大繁盛とはいかないところがオモシロイ。
昼ご飯ってそうそう冒険する気にならない。
だからいつもの馴染みのもので、しかも抜群にお値打ち感を感じるお店でなくちゃならないってコトかもしれない。
オモシロイ。
そしてテキサス、ハラミを食べます。
肉肉しさを凝縮させた歯ごたえたしかな肉であります。
250gというボリュームで、鉄板の上でジュウジュウしながらやってくる。
蝶々が羽を閉じたような、みるから「ハラミ」という形。
バターを落として風味を足して、ツヤツヤしているところにまずはウットリし、ナイフをサクッといれてカプリと噛み味わった。
肉汁、ジュワッとほとばしり出る、オゴチソウ。
内臓臭がフワッと残る。
昔、ファミリー系のステーキハウスで、手頃な値段でステーキになる肉といえばこのハラミ。
けれど匂いが強いから、ソースに工夫をしてみたり匂いを感じぬような工夫を一生懸命考えていた。
けれど今では、この匂いこそがハラミの旨さって、思う人が増えてきた。
フランスのカフェでもハラミを食べれば臭う。
それがおいしいと、肉好きさんたちはニッコリします。
焼肉文化が成熟し、ホルモンだったり希少部位とかをみんな口にするようになり肉のおいしさの基準がどんどん広がっている。
それもいいコト…、って思ったりする、オモシロイ。
野菜はモヤシ、それからコーン。
このとうもろこしが缶詰コーンや凍ったスイートコーンでもなく、生のとうもろこしを軸からとって、ソテしてるというのが、なんともウレシイ。
サクサクしてて、ところどころに焦げ目がついて、自然に甘くて香り、うま味もとても上等…、肉の脂でコーティングされツヤツヤしてていい感じ。
ふんわり空気を含んで軽い食感の千切りキャベツをたっぷりつかった野菜サラダも冷たく旨い。
ご飯もパラリと固めにたけてて、ボク好み。
中でも調味料が豊富で例えば、ステーキソースだけでも3種、生ニンニクやマスタード、大根おろしをくわえたポン酢が並んでる。
ハラミの香りをたのしみたくて、ボクは醤油にそれからタバスコ。
辛味もビリッとおいしくて、酸味をおびた香りがハラミの風味をおいしくさせる…、肉でお腹を満たすたのしさ、今日もうれしく味わった。
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ところでステーキつながりの動画をひとつ。
ステーキは分厚い肉の脂を抱いた壁面をフライパンに押し付けて、うま味が外に逃げ出さないようにしてから焼くのがおいしい焼き方。
薄い肉だとそれができない…、でもこうやったら確かに上手に焼けそうな、そんな気がする目からウロコの動画でござる。
いつか真似してやってみようかと思ってそれでブックマークをかけていた。
ホリデーディナーにでも試してみようか…、どうしよう。
[3回]
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