昼を友人と一緒に新宿…、クレッソニエールにやってくる。
新宿三丁目の商業ビルの地下にある…、お世辞にもステキなロケーションとは言えぬ場所にあるステキな店でかなり人気を博してる。
今日もボクらはすんなり入れはしたのだけれど、その後すぐに行列になる。
ランチ繁盛店の常ではあるけど、ココも女性のお客様が沢山集まり昼からにぎやか、明るい感じがするのがたのしいところであります。
人気の秘密はちょっとかわったプレートランチ、ピカピカに磨き上げられた銀盆にサラダやスープ、メインディッシュなどがズラッと並んでやってくる。
機内食のような感じと言えば言えなくない提供法。
けれどお皿もナイフ・フォークもどれもキチンと選ばれた上等なモノ。
だから不思議なゴージャス感を味わうことができるのですね。
10種類ほどのメインの中からひとつ選ぶとちょうど1000円、2つ選んで盛り合わせにしてもらうと1600円という値段も手頃でいいのでしょう。
トマトの肉詰めと、スズキのピカタを盛りあわせてもらって今日の一皿とする。
ハーブ・スパイスの香りがたのしいひき肉をタップリ詰めたトマトをオーブンでこんがり焼く。
トマトがトロンとソースの役目を果たすおいしさ。
ひき肉だってみずみずしさを忘れず仕上がりトマトの酸味がスッキリおいしい。
ガッシリとした玉子を衣にまとったピカタ。
中の魚のうま味を外に逃さぬおいしさ。
トマトの酸味とハーブの香りがほんのり漂うショロンソースをタップリ添えて、シットリ味わう。
友人がたのんだサーモンのパイ包み焼きも、フランス料理の基本をしっかり守った丁寧な出来栄えで、クラシックにてなつかしい。
料理の下にはマッシュポテトがベッドのようにタップリ添えられ、ソースと一緒に味わうと口の中がドッシリ、うま味で満たされる。
リークを濾して作ったスープ、ニース風のサラダもちゃんと手をかけて、その分、今日はちょっと提供時間がかかっていたけど、妥協を許さぬおいしさがいい。
食後のデザートも最初からトレーにのっかりやってくるのがまたオモシロイ。
それが機内食的景色を強くしてるのだけど、冷蔵庫中で冷え冷えにされたラム酒をゴクゴク飲ませたパンプディングが、食べてる間に適温になる。
お酒の香りも華やかになり、ビターなフレンチローストの食後のコーヒーとよき相性にてお腹がたのしく満たされる。
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