サカキノホトンブログＢＵＮメキシカン

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ＢＵＮメキシカン

新宿三丁目。
伊勢丹会館の「ＢＵＮ」にて朝。

久しぶりに喫茶店的モーニング。
不思議と落ち着く店…、であります、ここの店。
新宿にあって、どことなく下町っぽさを感じさせる。
焦げ茶色の壁の木の板。
タバコの煙でいい具合に燻され影をまとったしっくいの壁。
使い込まれてよれてシワシワになってしまった合皮のソファに、デコラ貼りの小さなテーブル。
ロゴの入ったコーヒーカップに、ミニチュアみたいなミルクピッチャー。
ステンレスのシュガーポットに大きな灰皿。
昭和な感じがボクの気持ちを落ち着かせるのでありましょう。
昭和な人でありますゆえの、カフェなんかよりずっとこっちの方が好き。
テーブルの上にゆで卵を入れたガラスの容器がキラッと、光を放って模様ができる。
なんだかちょっと、いい感じ。

ここでオキニイリのオリジナルメニュー。
メキシカンドッグがメインとなったセットをもらう。
空気をタップリ含んでやけた、軽い食感のホットドッグロール。
トースターで焼いてそれで表面コンガリ。
サクッとした食べ心地のパンに、ミートソースとトマトとレタス。
生のトマトはあまり好きではないのだけれど、不思議なコトにミートソースと一緒になると決して嫌じゃないのがステキ。
胡椒をタップリ。
だからスキッとした辛さがとても印象的で…。

そう言えばコレ。
チリドッグのソーセージ抜きみたいな食べ物。
最初はちょっと貧しさプンプンするＢ級だなぁ…、ってバカにしていたのだけれど、食べ慣れてみるとこれがなかなか。
ロールのフンワカと、ミートソースのみずみずしさがホットドッグとはまるで違った食べ心地。
朝の口にはとてもやさしく、しかも味はガツンとしてる。
おもしろいことこの上なくて、かなりハマっている感じ。

モグモグしながら、ゆで卵の殻、ムニュリと剥きます。
今日は茹でてちょっと時間が経っていたのでしょう…、玉子は冷たくそれで、かなりキレイに剥ける。
熱々の玉子はガツンと大きなヒビを入れ、大きくブルンと剥くのが吉。
一方冷たくなった玉子はコンコン、細かく殻にヒビを入れ、小さく剥いていくのがキレイに剥くコツみたい。
あくまで私的なイメージだけど。
塩をちょっと余分目に、タップリふってプチュンと食べる。
酸味の強い昔ながらのブレンドコーヒー。
ミルクを入れてやわらかにして、半分飲んで、砂糖も入れた。
喫茶店のコーヒーは不思議と砂糖と相性がいい。
ここのアイスコーヒーは、もともと最初から砂糖が入っていたりさえする。
お冷やグラスにビッシリ水滴。
春の湿度になりはじめてる…、そんな金曜、さて移動。

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2010/04/16 (Fri) 丸の内リム：喫カバ Comment(0)

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