新宿ではじめる朝…、それでいつもの喫茶店。
伊勢丹会館の一階にある「BUN」にきました…、ひさしぶり。
昔、伊勢丹会館で営業していた飲食店の経営に参画していたコトがあり、そのとき、打ち合わせに行くとココのコーヒーが出前でやってくるのです。
おこごと頂戴するときは、有無を言わせずブレンドコーヒー。
お褒めの言葉をちょうだいするときは、何かお好きなモノをどうぞとメニューをみせてくれるんだけど、どちらにしてもココの飲み物を必ず飲めるというのがちょっとウレシクてたのしい打ち合わせをいつもさせていただいていた。
新宿三丁目の飲食店。
程度の差こそあれどどこもが、伊勢丹と共にあるって感じなんでしょう。
今日はかなり早い時間ということもありお店の中はとっても静か。
貸切状態で空気もキレイ。
オキニイリにの朝食セットを選んでたのむ。
メキシカンドッグがメインのセット。
パンは普通のドッグロール。
トースターで軽く焼いたの。
真ん中のスリットの中にタップリミートソースを充填し、再び焼いてレタスを挟む。
シットリとしたミートソースと、シャキシャキとしたレタスの歯ざわり。
ホットドッグに比べて、みずみずしさが際立つレシピ。
だから朝の乾いた口においしく感じる。
胡椒をタップリ加えて炊いたミートソース。
だから後から後から、ドッシリとした辛さが口にやってくる。
スパイシーなところがメキシコ風でもあって、なによりタコスをトルティーヤじゃなくてパンを代わりにつかって作ったら、こんな感じの料理になるに違いない。
遊び心と想像力でできたたのしい料理であります、オキニイリ。
ゆで玉子が一個つきます。
普通のサイズの普通の玉子。
テーブルの上でコンコン叩いてひびを入れ、指でひっかけペリッと剥いた。
今日は気持ちがいいほどにスルンと剥ける。
殻が半分づつの大きな半球状でめくれていくのがオモシロくって、食べる前からオゴチソウ。
中までしっかり熱の入ったゆで玉子。
塩をかけて、パクリパクリとしていると、トントンペチペチ。
ステンレスのシンクの縁を叩いて殻を割る音がする。
軽快に。
そしてリズミカルに響く音。
サンドイッチ用の卵サラダを作る準備をしてるんでしょう。
朝の飲食店…、しかも開店直後の飲食店は動いているって感じがするのが気持ちいい。
ツルンとハリのある白身、ネットリとした黄身の歯ざわり、食感、味がたのしくて、命を食べてるって感じがするのもオゴチソウ。
砂糖であらかじめ甘くしてもらったアイスコーヒー…、赤いBUNのロゴが入ったいつものグラスにタップリ。
手で持ちグラスをかたむけると、カランと氷がぶつかって手にも冷たさ伝わってくる…、甘さがコーヒーの苦味や酸味を引き立てる。
スッキリとした味わいで、後味スッキリ、気持ちがフワッと明るくなるような喉のゴチソウ…、半分そのまま、そして半分ミルクを注ぎカランカランと味わった。
それにしても、最近出会う昭和風情の喫茶店で、アイスコーヒーをたのむと大抵、「甘いのでいいですか?」って聞かれるコトが、それこそ昭和喫茶の証と思ったりする…、オモシロイ。
グラスに細かな水滴がビッシリついてくるようになってきました…、春のコト。
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