朝の小腹満たしを喫茶店にて…、亜麻亜亭なる地下街の西口側からみると端っこ、都営地下鉄線の改札側からみると入り口にあるお店。
フランス趣味のお店であります…、かつてバブルの頃にカフェラミルなるチェーン店がなぞったロココな感じのインテリア。
漆喰壁に間接照明がやさしくあたって、趣のある表情を出す。
影は奥行き…、インテリアにおいても人においても、同じく影の深さが味わいを生む、0と1の組み合わせではできぬところに人間味があるって、そんなコトをぼんやり思う。
影あるオトコの今朝のコト(笑)。
飲み物をたのむと小さなロールサンドイッチが100円というステキなサービス。
ツナと卵とウィンナさんの3種類が用意されてて、卵とウィンナをえらんでたのむ。
ここのお店の従業員さん。
黒いベストにサロンエプロン。
アイロンがビシッとあたった白いシャツ。
番手の高いキメの細かい織りの生地…、だからまるでシルクのようなツヤをもってヌメッと光る。
黒いボータイ、ベレー帽。
オシャレであります…、まとうと自然と背筋が伸びる制服を着てキリッと見事なサービスをする。
ステキであります、オキニイリ。
手のひらにスッポリ乗ってしまうパン。
コロンとまん丸。
そこにススっとスリットいれてレタスにふっくら炒り卵。
ウィンナさんはボイルして、これもレタスと一緒にはさむ…、ケチャップ、それから粒マスタードは自分の好みでプチュッとほどこす。
おいしいのです。
一個だけだともの足りぬ…、大きく口をあけると二口分のサイズを3回にわけ気取って食べる。
二個でもいわゆるホットドッグとしては一個分にたりぬ大きさその分量が軽やかでよい。
多分、ツナのロールを合わせて3個たのんで食べたなら、お腹を満たすサイズになるに違いない…、それでもたったの300円。
お腹の具合に合わせて個数を選べるこういう食べ方って、まるで団子を食べてるみたいでオモシロイなぁ…、オキニイリ。
アイスコーヒーにミルクをポトリ。
氷の上に真っ白なシミがゆらゆら揺れているのを眺めてゴクリ…、喉をやさしくかけおりる朝の冷たきオゴチソウ。
それにしてもガラスのグラスにタップリ氷、コースターにポトポト冷たい水滴が溜まって濡らすこの贅沢に、ありがたいなと思ってニッコリ、さてさて移動をいたします。
関連ランキング:カフェ | 新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅
ところで昨日、バーガーキングのクロワッサンのサンドイッチにも挟まっていた、朝食の定番食材「ベーコン」…、それに対するアメリカ人の偏愛ぶりはもう国民病の域にまで達しているほどにて、なんとこんな商品が販売されておりました。
チーズやスナック商品で有名なクラフト社のディビジョン、ソーセージなどの食肉加工品を扱う「オスカーメイアー」って会社の「オリジナルコレクションシリーズ」。
形状に色、風味ともに粒ぞろいのベーコンの最高級品を18枚から20枚。
木箱に収め、それと一緒にマネークリップやカフス、あるいは万能ナイフをセットに22ドルから28ドルと価格設定…、ギフト商品として販売している。
プロモーションビデオをみると、女性にとっての宝飾品のごとき扱い…、ベーコンは男の宝石なのかもしれないなんて思わされるほどの、まさに偏愛。
そのうち、ティファニーブランドのベーコンなんて、売られちゃうかもしれないなぁって思ったりもする、それはそれ。
日本だったら一体何になるんだろうって思いもします、今日の朝。
[2回]
PR