朝を新宿西口で…、西口改札の南方向に向かって連なる地下街の入り口部分にあるお店。
ユーロカフェって言う店で、今日の朝をとることにした。
ガラスの箱のようなお店で、外から中が丸見えのココ。
かなりおしゃれなインテリアにて、はやりを気にする間抜けな店じゃないのかなぁ…、って思ってずっと、敬遠してた。
ところが先日。
お店の前を通りながら、何気なく。
中を覗いて、驚くべきもの発見しました。
こんがり焼けたトーストで、挟んで作ったサンドイッチ。
丸く小さなテーブルの上。
やはり小さなお皿の上から、こぼれんばかりにタップリで、焼けた匂いがガラスを突き抜けやってきそうな、おいしい姿。
あれ食べたいなぁ…、って思ってUターンしてまで見返し、喉をならした。
それで今日。
お店に入りメニューを見ると、サンドイッチや軽食メニューが充実してて、どれにしようかたのしく迷う。
味わってみたいのは薄切りブレッドのトーストで、その目的を果たすにもっともふさわしそうな料理を見つけて、コレをたのんだ。
玉子とツナのトーストサンド。
10枚切りより薄く感じる食パンを、ほどよくまずはトースターで焼く。
ツナのマヨネーズ和えと、茹でた玉子のサラダをそれで挟んで再び、トースターで焼いて仕上げているのでしょう。
具材にふれたパンの内側。
そこはフックラ、若干しっとりした食感で、けれど外側。
ザクッと乾いて香ばしい。
焦げた風味と食感をたのしみながら、パンそのものの生地の香りや味わいもたのしむコトができるお得なトーストブレッド。
そこにトロンとふたつの具材。
ネットリとしたツナのなめらか、それにコク。
フンワリとした玉子のやさしい食感に、茹でた玉子の甘い香りが混じっておいしい。
そのやわらかが、パンのサクサクした歯触りを引き立てステキなゴチソウにする。
直感信じてよかったなぁ…、ってニッコリする朝。
セットで紅茶。
ガラスのカップにはいってきます。
この提供法。
かなり好き。
温かい飲み物を、ガラスの器に入れて飲む。
なんだかとてもやさしい感じがするのですよね。
例えば東南アジアにいくと、コーヒーなんかもガラスのカップに入ってきます。
熱々のカップを触ってやけどせぬよう、籐で編んだカップホルダーに入ってくるのがまたうつくしく、熱い夏でも汗が引くようなそんな気がする。
紅茶をガラスのカップに入れる。
それはおそらくロシア風なる紅茶の楽しみ方のなぞりなんだろうと思うのだけど、ちょっとハイカラ。
おしゃれな感じ。
それにしても紅茶をお願いすると、レモンにしますか?
ミルクにしかますか?と、そう聞かれるのが、なんだか上等。
コーヒーなどでは聞かれぬ質問。
コーヒーたのんでもし聞かれるとしてもそれは、ミルクをいれるか否かという「イエス・ノー」で収まる質問。
紅茶が求める選択肢の豊かで大人なところにニッコリ。
今日もスキッと背筋を伸ばして、ススッと飲みます。
むせるような紅茶の香りと、やさしい渋みが口いっぱいに広がって、朝の目、パチッと明るく開く…、さて、金曜日、ガンバロウ!
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