朝を新宿…、オキニイリの昭和な喫茶の朝ご飯。
伊勢丹会館の一階にある「BUN」に来ました。
朝からの雪のせいでしょう…、いつもは賑わう伊勢丹界隈も、さすがにひっそり…、ここも静かでのんびりします。
いつもはタバコ天国なこの店も今朝は空気がキレイでスキッとありがたい。
朝遅くまで用意されてるココの朝食セットの数々。
サンドイッチやトーストなどなど。
どれもパンがおいしくて、遅めに来れば軽い昼食代わりになってくれもする。
メインのパンの料理を選んで、好みの飲み物を合わせるシステム。
お店に来たら朝の寒さに負けぬようにとガンガン暖房効いてて汗ばむほどで、アイスコーヒーをもらいます。
今ってどんな季節にもアイスコーヒーがあるのが当然。
昔はそうじゃなかったよなぁ…。
喫茶店の店先に、「アイスコーヒー、あります」って看板やのれんが出るとそろそろ夏の気配を感じた。
アイスコーヒーののぼり旗が、そのうちかき氷に置き換わり夏本番になっていく。
「冷やし中華はじめました」は生き残ったけど、「アイスコーヒーはじめました」はいつの間にかなくなっちゃった。
冬になってもお店の中はぬくぬくしてる。
北海道でアイスクリームの消費量が冬になると増えていくのと同じ現象…?
ってそんなコトをお店の人に言ってみたら、うちは大昔からアイスコーヒーは年中やってた。
店の中がこんなに暖かくなかった頃から、冬にも飲みに来てくれる人が多かったんだよっておっしゃる、なるほどココのアイスコーヒーはちょっと特別。
最初から砂糖で甘くしたコーヒーは、ちょっとトロンとなめらかで喉越し重たく温かいコーヒーにはない飲み心地。
かなり甘くととのえられてて、けれど甘さが苦味や酸味を引き立てる。
コクがでるとでもいいますか。
そのままユックリ。
氷のまわりのひときわ冷たい部分を舐めるようにして飲むとコーヒーゼリーをのんでるみたいな味わい。
ミルクをくわえてゴクリと飲むと、その滑らかが一層際立ちゴチソウ感が高まっていく。
メインはメキシカンドッグをたのむ。
ココで一番のオキニイリ。
ドッグロールをこんがりやいて、中にミートソースをポッテリのせる。
トマトにレタス。
全体的に食感がフックラしっとり、ソーセージを使ったホットドッグとはまるで違ったやさしい食感。
ミートソースの中にタップリタバスコが入っているのがピリッと後味ひきしめる。
メキシコ料理のチリコンカルネを挟んで食べてる…、そんな感覚。
自分でこれを作ってみようといつもココで食べて思うんだけど、結局、ココで食べればいいやと思って自分で作らない(笑)。
ゴキゲン料理でございます。
茹でたまごがついてくるというのが昭和な喫茶店的でステキであります。
喫茶店の茹でたまごっていつも割る度、スルンと剥けろって願掛け気分で気合を入れて剥いてみる。
玉子の鮮度と茹で加減でその剥け方は変わるから、別にその日の運不運で、剥け加減が変わったりするものではないのはわかってて、でもキレイに剥けるとやっぱりウレシイ。
カンカン、テーブルの上にぶつけて手がかりを殻につけ指をあてがいちょっと力をくわえてペリリと剥いてくと、あっけないほどキレイにスルンと。
大きく2つに割れて剥け、中の白身もスベスベきれいでウツクシイ。
パクリと食べるとプチュリと白身がはじけて中から、ムッチリとした黄身がでてきて口の中にてネットリおいしく溶けていく。
アイスコーヒー、ゴクリと飲んで、さてさて仕事にまいります。
関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅
[3回]
PR