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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝を新宿ではじめる今日…、朝ご飯を食べようと、向かった途中にこんな光景。

    4fc5ce03.jpg天ぷらの名店、つな八さんの店先で掃除する人。
    若い社員が脚立をかけて、入り口上の屋根やテント、梁についた汚れをとっている。
    下で汚れた雑巾を受け取ってザブザブ洗う人がいて、何度も何度もキレイに拭う。
    汚れた水が道路を汚さぬように何度も。
    水を流してキレイにしていく。
    お店の扉があいていて、中をうかがう。
    まもなくお店の中では昼の営業のための仕込みがはじまる頃でしょう。
    白衣のユニフォームを来た人たちが、次々、お店に集まってくる。

    毎日、毎日くりかえされる、お客様の目にふれぬとこでのこうした努力。
    客商売は派手な仕事と思われがち。
    けれど飲食店はとても単調で、いつ終わるともない繰り返しにてそのほとんどが出来ている。
    それを退屈って思って続かぬ人もいる。
    でもその単調な繰り返しの中にも些細な変化が必ずある。
    そのささやかに気づく気持ちが俗に「キクバリ」と呼ばれるココロ。
    そのささやかに感動できる気持ちが「感性」というコトなのだろうと思うのですね。
    単純作業を嫌ってそれを他人任せにしてしまう。
    儲け上手な人たちは、そういう工夫でモティベーションをあげたりあるいは利益を出したりするのだけれど、その行き過ぎで人は感じる力をなくしてしまう。
    感度の下がった生き物は環境変化に耐えるコトなく、滅んでしまう。
    それは歴史の示す事実で、人生だって同じコトって思ったりする、戒める。

    そして今朝の目的地、セガフレードに来て朝ご飯。
    sa.jpg小さいながらビル一本の地上部分が丸ごとお店で、1階、2階は禁煙フロア。3階以上が喫煙可能という構造になっている。
    朝はさすがにタバコを吸う人が多いのでしょう。
    通勤途中、ずっとタバコを我慢して仕事の前にコーヒー片手にタバコを吸う…、って至福のときに違いない。
    だから1階のカウンター前は混雑してて、なのに2階の禁煙フロアはガランとしてる。
    お客様のほとんどはカップを手にして、ズンズン階段登って上へ上へと向かってく…、煙が天に昇るごと。

    b5acc03c.jpgパニーニがメインのセットにします。
    普通セットはドリップコーヒーやアイスドリンクのようにあんまり手間かからない飲み物だけが選べるシステム。
    でもここのカプチーノは天下一品。
    それにしたいと言ったらば、50円足してくれればいいですよ!って。

    手間料たったの50円!
    エスプレッソをカップに注ぎ、ミルクをステンレスのピッチャーの中で沸騰させる。
    それをタンタン、何度も何度もカウンターの上で小さく叩きつけ、泡をつっくってトロンと注ぐ。
    その一連の流れるような作業を見るのに50円。
    そう思っても十分価値のある追加料金。

    そのカプチーノとこんがり焼けたパニーニ一個。
    厳密には、パニーニはパニーノの複数形だから、パニーニ一個というのは間違い。
    パニーノ一個と言わなきゃいけないのだろうけれど、日本でもアメリカでも、なぜだかパニーノはパニーニとなる。
    なんだかちょっとオモシロイ。
    そうそう、そもそもパニーニっていうのはイタリア的にはパンで具材を挟んだ料理のコトで、サンドイッチもハンバーガーもみんなパニーニ。
    ミラノで通ったコジャレたカフェにアメリカ風のパニーニっていうメニューがあって、それをたのんだら、中にミートボールがギッシリ詰まったホットドッグみたいな食べ物だったコトがある…、自由自在がイタリア的でもあったりします。

    024943e5.jpgココのパニーニはかなりおいしい。
    モッチリとした若干粘る独特のパン。
    具材はハムととろけるチーズ。
    チーズが焼けてとろけたモノを、その独特のパンと食べると食パンで餅を挟んで食べてるみたいな感じがするほど粘り気がある。
    もともと粘る食べ物は、あんまり得意じゃないのだけれど、このパニーニ。
    プレスグリルで表面ガリっと焼かれているので、その食感とのコントラストがたのしくて苦手が得意になっちゃう不思議。
    オレガノがかなりタップリはいってて、アメリカで食べるニューヨーク風のピザの匂いがするのがちょっとなつかしくって、それが好きな理由のひとつ。
    残念なのはハムが少々チープなロースハムだというコト。
    防腐剤の匂いのような匂いがモワンとあとに残って、居座る感じ。
    これが生ハムだったらほぼ完璧に、ボクの好きなパニーニになってくれるはずなんだけど…、それは贅沢、我慢する。

    そして一緒にカプチーノ。
    ポッテリとした泡をジュブッとまず味わいます。
    唇に触れるとプチプチ、泡が壊れる。
    壊れはするけど口の中にそのままフワッと流れこみ、ミルクとエスプレッソの香りになって消えていく。
    飲んだあと…、カップの中身の一部が凹む。
    凹んで泡が陥没してて、けれどハートの印は全然、揺るぎない。
    ハートマークにキスしたような、そんなステキにニコリとなります…、しかもココのカプチーノは飲み応えがあり、お腹にたまる。
    体もポワンと温かになり気持ちも明るくなるオゴチソウ、ココロ満たしてこれから軽く打ち合わせ。



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