今日は一日、試食試食でかなりお腹が重たく感じる。
それで夜は軽くすませてみましょうか…、とそれで蕎麦。
四谷三丁目の駅の近所にあるお店。
「角萬」というお店にきます。
交差点からちょっと離れて目立たぬお店。
ずっと来たくてしょうがなく、なのにずっと縁がなかった。
忘れてしまうのでありまして…。
それというのも弁天庵というあまりに使い勝手の良い店がある。
値段もこなれて、普段使いにピッタリすぎてそこでお腹を満たしたあとで、あぁ、あそこをためしてみるんだった…、と。
しばらくするとまた忘れちゃって、弁天庵で蕎麦をたぐった後にまたまた思い出す…、ってそれの繰り返しで2年近く。
やっと来ました。
お店の入口部分に蕎麦の実を挽く機械があって、かなり厨房が大きくて蕎麦を触るのが好きな人がやってるお店なんだろうなぁ…、ってまず思う。
中に入ると大きな厨房、カウンター。
テーブル席がいくつかあって近所のサラリーおじさんがつまみをたのんで酒を呑んでた。
居酒屋なんかと違って不思議と、蕎麦屋でお酒を飲むおじさんってステキに見える。
残念ながらボクは蕎麦だけ。
目当ての料理を注文し、お茶飲んでたら、木村多江さんにそっくりな女性がひとりでやってきて焼鳥、板わさ、それからビールを注文をする…、粋な姿にウットリします。
厨房の中では作務衣のご主人がひとりで黙々、料理を作る。
ボクのたのんだ蕎麦をバサッと、大きな釜に手振って入れて頃合い見極めザルにとる。
ザブザブ洗って出来上がったのが、この料理。
冷やし肉南蛮そばの太麺という、ココのイチオシのメニューであります。
当然、普通の太さの麺も用意されてる。
けれど一日限定数で、太い麺が作られる。
歯ごたえよくて個性的な蕎麦なんだよ…、ってボクの友人の蕎麦食いさんに教えてもらって、それでたのんでみたのだけれど、予想以上に太くてビックリ。
手打ち、手切りでかなり分厚い。
太さもかなりで、しかも不揃い。
太いところは小指の太さくらいはあって、茹でる途中でよじれてツヤツヤみずみずしい。
食べると尚更みずみずしくて、口の中が潤う感じ。
具材は豚肉。
それからネギで、どちらも軽く煮こまれている。
その熱々をちょっと冷まして冷たい蕎麦の上にのっける。
豚の脂は冷たくなるとおいしくなくなる。
ネギも出汁を含んでほんのり熱い程度が旨みや香りもひきたつ。
蕎麦もキンキンに冷えてるわけじゃなくてほどよき冷たさ…、だから蕎麦の香りがホワッとかなり強めに鼻から抜ける。
タレはうま味が主役の味わい…、かえしの風味はかなり控え目。
蕎麦の風味や味わいをたのしむための味付けでしょう。
それにしても麺の歯ごたえ強烈で、食べてる間に顎が疲れる。
けれどそれが不快かというと、もうたのしくてしょうがなくなる…、噛んでる間に麺がヌメってやわらかくなりけれど最後の最後まで歯ごたえ決してなくならぬ。
蕎麦コンテストをしてもしも「固い麺の部」っていうジャンルがあったら、文句なく、ココがナンバー1でありましょう…、しかもおいしくたのしい食感。
ちょっとクセになっちゃうかもです、オキニイリ。
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ところで。
世界それぞれ、国が変わればいろんなモノが変わって当然。
でもって、この動画…、お札の数え方が国によってこれほど変わるってコトがわかってオモシロイ…、それでちょっと貼ってみました。
アジア的、砂漠的、ユーラシア的、アフリカ的にアメリカ的って具合に分類すればスッキリするんじゃないのかなぁ。
砂漠の国ではお札を飛ばされないように手のひらで包むようにして数えるのかも。
お札の紙質も関係しているかもしないなぁ…、だってアメリカのお札で日本の銀行の人がよくやる扇を開くようにしごいて数えるやりかた、絶対無理って思うもの
珍妙なのがパキスタンとかトルコの一部の一枚一枚、お札をテーブルの上に並べるやり方で、なんでバラバラ、散らばらせるようにお札を置くんだろう…、って不思議に思う。
ちなみにワタクシ…、アメリカ型でございましたです、ちと恥ずかしい、笑っちゃう。
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