甘いものが無性にたべたく、それでタカノフルーツパーラー。
新宿駅のメトロ街にある小さなお店にやってくる。お店の中はご婦人方で一杯で、中でも一人でたのしまれている人が多いのにちょっとおどろく。
サンドイッチがメインのランチセットやおやつセットがあるので、それで食事のかわりにする人たちが結構いらっしゃるのでありましょう。みんな清楚な座り姿で背筋を伸ばして、おしゃれもほどよく。
先日、ケンミンSHOWで関西における阪急電鉄には特別な空気があって、シュッと清楚なご婦人方は阪急マダム…、ってそんなコトを言っていたけど、タカノフルーツパーラーで食事をするご婦人方は阪急マダムににしているのかも…、って、思ったりした。どうだろう。
フルーツサンドイッチをたのんで食べます。
最近、どうにも恋しくってしょうがないほどのオキニイリ。
ケーキのように甘すぎない。フッカリとしたパンの食感に塩味が、ポッテリとした生クリームとフルーツを、やさしく挟んで口の中でほどけて、とろける。
手づかみできる気軽さに、唇が最初に感じたパンの食感がみるみる口で裏切られていく意外性が、またオゴチソウ。
イチゴにバナナ、キウイに柿とどの果物も熟れてなめらか。酸味、甘みに香りがほどよくうっとりしながらパクパク食べる。
あまおうを使ったパフェをお供にします。
大きく粒が揃ったイチゴをふんだんに。アイスクリームとマーブル状になったイチゴのシャーベット。生クリームにイチゴのジェリー。イチゴのムースが層なす姿のうつくしく、焼いて砕いたパイ生地がサクサクとした食感たのしく、にぎやかにする。ひとすくいごとに気持ちがシアワセになる。アリガタシ。
それにしてもイチゴという果物の特別なコト。
色合い、姿に味わい、香り。どれもがとても愛らしく何より大きさ。一個がちょうど一口分で、口の中を程よく満たす幸せ感にニッコリできる。もしこのイチゴがみかんやスイカの大きさだったら、これほどみんなに愛されたかなぁ…、と思ったりもする。午後のコト。
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そして夜…、家で料理を作って食べる。
まずは野菜のマリネを作る。茄子とズッキーニとパプリカをオリーブオイルで軽く揚げ、お酢とはちみつ注いたところに焼きトマト。ザックリあえて冷蔵庫の中で休ませる。
油とお酢と糖分と野菜から出た水分で、しんなりしたら水気を切ってパセリを散らして出来上がり。茄子とズッキーニはトロンとなめらか。シャキシャキとしたパプリカとトマトの甘みに体がシャキッと生き返る。
サーモン焼いてバターとクリーム、オレガノで作ったソースで味わい、食べる。
それからグラタン。
ナポリタンをまず作り、バターを塗った器に入れる。エビと一緒に炊きあげたホワイトソースをたっぷりのっけて、ストンストンと器を落として行き渡らせる。
トロけるチーズを乗っけてオーブン。10分焼いたらパルミジャーノをたっぷりかけて、再び焼いて出来上がり。
太目の麺がむっちりと。ナポリタンだけでもおいしいのだけど、ホワイトソースと一緒になると一層ねっとり。味わい濃厚。気持ち豊かになっていく。
ところでコレ…、ウツクシイ。
intemporalité from viodé on Vimeo.
パリの風景を鏡写しに上下に反射させるようにした微速度撮影動画なんだけど、街そのものがまるで浮いてるみたいに見える不思議に、うっとりします。
東京を同じように撮影したら、どんなふうに見えるんだろうって、思いもします。お風呂に入ってあったまろ!
[4回]
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