寿司をちょちょっとつまみます…、新宿「箱寿司」、つまみ食い。
テイクアウトがメインの店で、メニューのほとんどは伝統的な大阪鮓。
狭い間口のほぼ一杯を商品受け渡しのカウンターに使ってて、身をよじるようにして奥に入るとイートインコーナーがあるというちょっと隠れ家っぽいしつらえが結構好きでたまにくる。
しかもテーブルの横は厨房…、職人さんがずっと寿司を作ってる、その傍らで寿司をつまんで食べられるというまるでシェフズテーブル気分がなかなか贅沢。
テイクアウト用の商品をそこで食べるコトもでき、けれどイートイン専用の料理もあってそれにする。
二種盛りと言うにぎりと巻物の盛り合わせ。
ニギリは鯵。
たのむとそれから鯵をひとつひとつ握りあげてく。
ネタはキトキト。
小ぶりで舌の上にストンとのっかる。
ネットリとした魚の食感がなんともおいしい上等な寿司。
生姜にあさつきとあしらいの色も香りもシッカリしてて食べ終えるのがもったいなくなるほどの上等。
それに巻物。
「三角巻き」というここの名物。
名前の通り三角形の断面の一番長い一辺は太巻きの直径とほとんど同じサイズでけれど、まん丸じゃなく三角だから丸い太巻きに比べてご飯の量が少ない。
その分、芯にした具材の存在感をズッシリ感じる味わい、風合い。
具材は穴子に干瓢、キュウリに刻んだ甘辛しいたけという組み合わせにて、穴子はムッチリ、香ばしく、干瓢クニュっ、キュウリはカリコリみずみずしくて香りも鮮やか。
食べてると口の中が騒々しくなり、食感にぎやか…、オゴチソウ。
ウレシイコトに、作り置きじゃなくこれも注文してから今日は作ってくれた…、だから海苔がパリッと歯ざわり軽快で、口の中で磯の香りが広がっていく。
ひと噛みゴトに穴子の焼けた香りが鼻から抜けていくるのがたまらない。
ほどよき酢加減のシャリがおいしく、お腹を満たすのにピッタリする。
追加で赤だしをたのんでゴクリ…、ココの赤だしは鰹節の出汁が濃厚でコッテリとした旨味のあとにキレイな酸味がスキッと残る。
お茶もおいしくズズッとすすり、お腹の中を温める。
つまみ食いにはほどよき分量、小腹満たしを楽しく終えて、さてさて家に帰りましょうかとお店をあとにいたします。
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ところで先日、「アップルが腕時計型の情報端末を開発しているのじゃないか」という記事をココで書いたのだけど、そのニュースリスペクトな動画ができた。
2019年にはこんなデバイスじゃないかという内容で、まるでマイノリティーリポートで犯人探しをするトム・クルーズみたいな雰囲気。
6年後にはこんなふうに町中でパントマイムをする人たちがウヨウヨいるのか…、って思うと滑稽、オモシロイ。
たった6年でどこまで今の技術って進化するんだろう?
実はiPhoneというデバイスが世の中にはじめて出たのが今から6年前の2007年で、その6年の進化のスピードを考えるなら、余程のスピードアップをしないとここまでたどり着かいないかなぁ…、と思いもします。
そうは言ってもこういう未来…、嫌いじゃないなぁ、オキニナリ。
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