神保町の東京堂書店の中にできたステキなブックカフェ。
正真正銘、本屋さんの中にできてるセルフスタイルの気持ち良いカフェ。
椅子もすわり心地がよくって、しかも書店の各フロアーにカフェスペースを作ってる…、無線LANが無料で使えて、しかもところどころに電子ブックリーダーが置かれていたりするのがステキ。
仕事をするにも、本を読むにも、ただただぼんやりするにも最適。
カレーが自慢というのが「本を買ったらカレーを食べつつ目次を読む」って、本が好きな人の習慣くすぐるようで、しかもココのコーヒーはビリッとビターで目が覚める。
本のために最適化されたカフェがこの東京にも一軒くらいあってもいいよな…、って思ったりする、オキニイリ。
このブックカフェを間に挟んで、気になるお店を何軒か。
勉強かねてはしごしたうえ、今日の〆。
歌舞伎町をぶらりとします。
中国経済が後退気味で、日本にやってくる旅行客が冷え始めているとはいうけれど、やっぱり目立つ。
オモシロイのが、見かける場所で、同じ中国からの人とは思えぬほどに、身なりや仕草が違ってみえる。
銀座にやってくる人たちは傍若無人な人が多くて、一方、新宿伊勢丹なんかに集まる人をみているとこなれたおしゃれに良き買い物をたのしんでるように見えたりします。
ただ歌舞伎町。
この街に来るとみんなワクワクしながらカメラをいろんな場所に向けてパシャリと。
派手なネオンはもう中国では珍しくはない。
だからか彼らが好んでとるのが、ホストクラブやキャバクラの大きな看板。
何を思って撮っているのが、その心中を考えて見るとかなりたのしい、オモシロイ。
そうそう、今日、ひさしぶりに歌舞伎町の中の神座…、大阪出身の大型ラーメン店でありますが…、そこに行ったら大きなメニューボードが二枚。
その一枚は日本語、英語、もう一枚は北京語、それから韓国語。
これこそインターナショナルでしょう…、日本のラーメンは今や世界に羽ばたく、外食キラーコンテンツの一つであります…、さて〆のココ。
「にぎにぎ一(いち)」というお店。
場所は歌舞伎町のどまん中…、雑居ビルの2階にあってあまり目立たぬ隠れ家風。
実は上の歌舞伎町の写真はここのお店の中から撮ったもの。
立ち食いカウンターを中心にした気軽な寿司屋で、基本的に1個100円で寿司をたのしむコトができる、たのしいお店。
そかもその値段にて、たちの寿司のクオリティーがたのしめる。
何よりお店の姿がよくて、カウンターがとても凛々しい…、カウンターの周りは立ち食いコーナーでそれを囲むようにテーブルが置かれているという造りも独特。
寿司を立ってきれいに食べる。
これほどかっこいいことはない。
もともと江戸に生まれた専門料理というのは立ち食い料理として生まれてて、中でも寿司は短時間でお腹を粋に満たしたいという、江戸の人が作った芸術。
寿司屋で刺身をつまんでグダグダ、時間を潰すような食べ方は無粋と言う人も、今でもいるほど。
だからこうした立ち食いの店。
使いこなすとかっこいい。
安い理由は最小限の握り手と、最小限のネタで営業しているところ。
とは言え職人さんは一流。
ネタも築地のとれとれモノで、100円ネタは全部で20種類ちょっとでしょうか?
全部食べても2000円。
全部たちまち食べられそうで、まずは気になるネタをいくつか。
カンパチ、小肌、サバにホッキにタイラガイ。
赤身にカツオと思いつくまま次々、お願いしていきます。
まだ早い時間だったというコトが幸いしまして、たのむとササッと寿司がでてくる。
出てきたところをササッとつまむ。
リズム感がとってもよくて、ネタの味わい以上においしく感じてニッコリ。
良い寿司屋って早食い客をガッカリさせない店じゃないかと実は思っておりますもので、今日のこの店、この状態は結構好き…、アリガタイ。
小さなシャリで、だから次々、お腹がおかわり要求してくる。
タコにイカ、小柱にエビとあれこれたのみ、どれもシッカリした味わいと、なによりプリンと歯ごたえいいのにうれしく思う。
ひとつひとつに煮きりや塩をつけてやってくるのでそのまま。
諸ゆを使わず口に運んで味わうことができるというのが、また上等…、お茶を片手にパクリパクリとお腹に次々寿司を納めて、ゴチソウサンとお店を出ます。
30分の一本勝負…、早い時間にまた来よう!
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