昼をガツンと揚げ物で、ご飯をモリモリ食べましょう…、って。
それで新宿、西口にある「豚珍館」ってお店に来ます。
とんかつがメインの揚げ物ランチで有名。
速い!
安い!
おいしくて、しかもボリュームタップリだから近所のサラリーマンに大人気の店。
11時の開店を待ちかねるように、お客様が続々、階段の上に飲み込まれてく。
11時15分にはほぼ満席で、ランチタイムの間はずっと階段の上から下に行列ができるお店で、今日は11時10分過ぎ。
さすがに並ぶことはなかった。
けれどカウンターの隅っこの席に、こじんまりと座ってニッコリ。
繁盛しているお店で食べるご飯はおいしい。
厨房の中は大忙しで、次々、注文が飛び込んで次々料理ができていく。
今日選んだのは「チキンセット」というお値打ち商品。
チキンフライとカニクリームコロッケが盛り合わせになるセットであります。
メニューが全部で40種類ほどはあるけど、その殆どが10種類ほどの料理を組み合わせることで出来上がってる。
だからずっと見込み調理をしているのでしょう…。
一部料理は二度揚げで、だから時間もかからずしかもパリッと油切れがよくって、サッパリ仕上がる…、みんながWINするいい仕組み。
今日はチキンフライを絶対食べよう!
そう思ってた。
とんかつのムッチリとした食感もいい。
ビーフカツのネットリ、歯茎にまとわりつくような歯ざわりもよし。
けれどチキンのフッカリしてて、サッパリとした味わいがなんだかとても恋しくて。
しかもココのチキンカツ。
脂の少ない胸肉つかって作っているので、噛むとキチッと奥歯に軋むようなたしかな歯ごたえがとってもたのしい。
ギッシリついた細かなパン粉。
それがカサカサ、フックラとした鶏肉に混じって味わい濃厚にする。
クリームコロッケはポッテリ、なめらか。
これもパン粉がギッシリでベシャメルソースに香ばしさを足す。
ご飯の上にのっけて一緒に食べるとまるでドリアのような風合いになるのがなんともたのしい。
しかもココのマスタード。
普通のとんかつ屋さんが使っている練りからしじゃなく、ちょっと酸っぱいフレンチマスタード。
それがベシャメルソースにまじると洋食っぽさを一層強く発散してく。
辛口ソースと甘口ソースの両方があり、辛口ソースはスパイシーなウスターソースのようにサラッと味わいスッキリ…、ボクの好みにてそれをタップリ使って食べる。
それからココの変わったところが、スイートチリのソースが用意されてるところ。
フライにかけてもおいしいし、ボクはキャベツにタップリかけてシャクシャク食べる…、とんかつ屋さんって何を食べてもソースの味しかしないところがあるんだけれど、これで味わい広がっていくのがオモシロイ。
ちなみにココのとん汁が、ちょっと独特。
豚ひき肉を使ってコクを出した汁…、具材はニンジン、玉ねぎ、大根とどれもがシッカリ煮こまれていて、ご飯のオカズにピッタリの味。
しかもこれがおかわり自由…、みんなご飯をモリモリお替りしながらニコニコ、お腹いっぱいを作って帰る…、ボクもほどよくお腹いっぱい。
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ちなみに「とんちんかん」ってキーワードをGoogleさまに入力し動画検索をかけるとなんと、「とんちんかんちん一休さん」って動画が沢山引っかかる。
「すきすきすきすきすきっすき♫」っていうアニメ、一休さんのテーマソングでありますね。
中でも異彩を放っているのがクレモンティーヌさんが歌うこれ。
VIDEO
超アレンジとでもいいますか、このどこが一体あの「すきすきすきすきすきっすき♫」なのかまるで検討がつかないほどのおとぼけ具合。
歌詞がこれまたふるってて、Every day and every night I am loving in youとはじまって、Why don’t you notice my feelings Mr.One Breakと続いてく。
ミスターワンブレイクで、一休さんでありますからして、もう笑っちゃう。
おとぼけ気分でゴキゲンに、さてさて仕事に向かいます。
[4回]
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