午後の仕事に向かう前、一旦、家に戻る用事ができた。それでランチを四谷三丁目にあるぐーばーぐ。
イトーヨーカドー系の新しいレストランチェーン店。
この四谷三丁目の店が堂々一号店で、試行錯誤に紆余曲折のほとんどすべてを見届けてきた、ボクにとっては格別のココ。
マーケティングが上手な会社が、市場のことやライバル店やらお客様の嗜好のあれこれを徹底的に研究しつくし、けれど大ブレークさせることができない皮肉に満ちた事例のひとつ。それが一層いとおしく、定期的にその状態をみるのが習慣。
たのんだメインがやってくるまでコーンポタージュを食べて待つ。それが期待以上においしくてびっくりしました。科学の力は見事なり。
季節限定というガッツリ系のカットステーキをたのんで今日のメインとします。
特注の勾玉型の木の板に、丸い鉄板にタレの入った小さな器。
その鉄板をくるんと囲む薄紙と、これがココの開店当初からのスタイルで、開店当初からずっと守っているのはおそらくこれくらい。商品は試行錯誤でずいぶん変わっている感じ。
鉄板からの湯気が収まり囲いをとって、タレをタランとかけまわし肉からまずはと食べると、これが固いんだ。
歯ごたえのある肉というより、妙な筋と噛みきれないほどの頑丈で、食べてるうちに疲れて来ちゃう。味わう前に顎が悲鳴をあげるステーキって、ひさしぶりに食べたかも(笑)。
タレがかかった野菜炒めの部分がピリッとおいしくて、それをご飯にのっけて昼のお腹を満たす。試行錯誤はまだ続く?
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新宿三丁目で用事があって、ついでにちょっと足を伸ばして新宿御苑。
野菜不足を解消しましょう…、と、それでピーマン。
新宿御苑の近くにあって、目立たぬお店。けれど入り口の横に看板が置かれててそこに「実年齢より老けてみられていませんか?」と、かなり強烈なメッセージ。
若さを取り戻すためには野菜や果物をタップリとって…、と、野菜ジュースや食物繊維をこれでもかって加えて仕込んだカレーが売り物。
特にジュースは冷え性だとか、お疲れ気味とかいろんな症状別に用意されてて、色鮮やかでどれもおいしい。
とは言え大抵、ほとんどの症状に思い当たりがあるから全部入りの「ジャンボ」っていうのをたのんで飲んでいる(笑)。
今日もそれ…、大きなジョッキに青いジュースがタップリ入ってやってくる。
青い匂いはするけれど、味の基本はリンゴジュースで、だからかなり飲みやすい。小松菜だったりパセリの香りが時折鼻から抜けていき、細かな繊維が舌に残っていくのがなんだか、効いてる感をかきたてる。
今の季節は明日葉がタップリはいっているからちょっと舌の根っこに渋味が残る。
それも体にいいんじゃないかと、おいしく感じる…、オゴチソウ。
これで一杯1150円。
お店を出たら若い男の子たちが二人で看板をみて、「ジュースに1000円以上は払えないよな」っていってお店をあとにしていた。こういうジュースに1000円以上払える年頃になったらわかるよ…、ってココロの中でつぶやいた(笑)。
ちなみにこの店。今月いっぱいで昼の営業をやめちゃうんだって。スタッフぐりがつかないからというコトで、こういう店にも人手不足の波はこうしてやってくる。なんだか切ない、なやましい。
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