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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼、ダイナミックキッチン響でランチ。
    サントリー系列のダイニングレストランで、10年以上前にできたときには業界的にかなりセンセーショナルな話題になった。
    00644234.jpeg有名インテリアデザイナーによる圧倒的な店舗空間。
    ざっくりとした石と木材、アジアに散在する土着的なモチーフをアクセントにした大箱に、モダンなキッチン、ワインセラーを配置した無国籍にして、時間軸まで歪めてしまった不思議な空間。
    そこで提供されるのは石窯ご飯にアジアな料理と、当時の最先端を走ったお店で業界人の視察でしばらく予約がとれぬ状態がずっと続いた。
    当然、イミテーターも沢山できた。
    同時にこれを作った当のデザイナーが同じようなお店を沢山作ったために、今ではどこにもである既視感タップリの店になりさがった、ちと残念なチェーン店でございます。

    a50b8465.jpeg超高層ビルの上層フロア…、例えば山王溜池のdocomoのビルの中のお店のように、いくら家賃を捨ててるんだろうって心配しちゃうほどにゴージャスで特別な支店がいくつかある。
    けれどその他のお店はお値打ちランチで、かつての贅沢な空間を気軽にたのしむのが相当な店…、と個人的には思ってる。

    そして今日。
    やってまいります、新宿の店。
    お惣菜の料理をちょっとたのしみたくて。
    ココのランチはすべての料理に「惣菜バフェ」がついている。
    サラダバーの発展形。
    生の野菜もあるけれど、煮付けやおひたし。
    茶碗蒸しやら天ぷらやらと、どこかほっこりするお料理がズラッと並んで食べ放題になるのであります。
    それらが並ぶ場所は夜には、厨房を一望できる一等席になるカウンター。
    だから厨房の中で次々料理ができていくのをみながら料理を選べるシアワセ。
    バフェではあるけど、作りたて。
    できたて料理にまさるゴチソウはなかなか他にはないオゴチソウ。

    しかも久しぶりに来たココのバフェ。
    「野菜をおいしく」をテーマに随分、変わってて例えば蒸し器がカウンターの上に置かれてる。
    そこでモヤシやブロッコリが蒸しあがってる。
    あるいは鍋にスープが沸いてて、そこで野菜をしゃぶしゃぶしながら食べるという、かなりたのしいプレゼンテーション。

    c728dfdb.jpegスライスしたタマネギや、薄切りニンジン。
    あらかじめ軽く熱を通したジャガイモ。
    カンナで削ったように薄く削り取られた大根などなど、しゃぶしゃぶ用の野菜も豊富。
    中でも、ツルムラサキ。
    ほうれん草のような葉っぱで、しゃぶしゃぶすると色鮮やかになっていく。
    食べるとトロンと粘り気があり、ほのかな苦味が夏に疲れた体においしい。
    奴用の豆腐があって、それを軽くおよがせるとほんのりあったか。
    豆の香りも力強くなる。
    自分で調理して食べる…、そんな感じがとてもたのしい。

    かつての日本で、日常的に食べられていたのは野菜。
    たまの外食で食べるべきなのが、肉だった。
    ところが今。
    肉はどんどん気軽な食べ物になっていき、野菜を食べる機会がどんどん減っている。
    だからこうして外食で、野菜をタップリ召し上がれ。
    これってとてもうれしい提案。
    だからなんでしょう。
    開店と同時にほとんどのテーブルが一杯になる、繁盛店。

    友人とつれだってきてメインを2つ。
    ひとつは野菜と魚の揚げ出しで、もうひとつはとり天と蕎麦、それらにご飯と汁がつく。

    4199bfa1.jpeg分けあい食べます。
    キスと茄子、ベイビーコーンとピーマンを軽く薄い衣をつけて素揚げしたモノ。
    それにトロンととろみがかかる。
    普通は衣の粉が出汁に溶け出しとろみになってく。
    けれどこれはかなり強めのとろみをつけた出汁をタップリかけまわす。
    ご飯のおかずにするにはこちらが、味がしっかりのるからでしょう。

    蕎麦にはガリッと揚がった鶏の天ぷら。
    麺に鶏の天ぷらという、この組み合わせは讃岐的。
    本当だったらうどんと一緒に…、と洒落たいところ、うどんじゃお腹が一杯になりすぎるということかもしれない。
    それで蕎麦。
    ガリガリとした天ぷらというより、固めのフリッタみたいな鶏に、スダチと塩をふってパクリと。
    ジュワッと油が口に広がり、鶏のふんわかした食感がそれをおいかけやってくる。
    ご飯のおかずにもピッタリで、なかなか旨い。
    ただどうでしょう…。
    蕎麦は些かたよりない。
    冷凍麺を使って作っているのでしょうけど、おそらく茹でる時間がちょっと長すぎた。
    ツルツルじゃなく、スルスルでもなく、ムッチリちょっと粘り気がある団子ひとつ手前の食感…、出汁も少々、たよりない。

    a23381cf.jpegうま味にかける、水で伸ばしすぎた市販のめんつゆみたいでちょっと情けない。
    よし、ココは最終調理をいたそう。
    バフェカウンターの上にある、しゃぶしゃぶ用の甘み醤油と蒸し野菜をたべるためにあるポン酢を使って味ととのえる。
    塩をパラッと最後にふって、そこにちぎったかき揚げ投入。
    油は醤油と一緒になると、うま味も出すし風味も豊かにしてくれる。
    それでとっぷり、蕎麦を浸してズルンと食べると、うん、旨い。
    バフェのよいとこ。
    それは自分で味をととのえ自分好みで食べるヒントとツールがあること。
    それに今日は救われる。

    お盆休みの真っ只中で、みんなのんびりした表情。
    ショートパンツのおじさんがいつもの年より多く思える。
    お店の人は休みもとらず一生懸命…、人が休むときに休まぬ飲食店という商売の厳しさ、そしてステキを感じる。
    感謝しながら、さてさて家で書き仕事。



    関連ランキング:ダイニングバー | 新宿駅新宿三丁目駅新宿西口駅

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    夜、荒木町にて夜をたのしむ。
    aka.jpg赤丸ヂンギス」というお店。
    生ラム料理と銘打って、羊のおいしい楽しみ方を提案しているオモシロイ店。
    7年ほども前に生まれた…、当時はジンギスカンがかなりブームになっていてけれどココはその頃流行りのジンギスカンとは一線画した独特な店。
    肉そのもののおいしさを徹底的に追求し、いろんな調理法の料理でもてなす。
    ジンギスカンのブームは終わった…、けれどココはそんなブームと無縁で今でも、しっかり商売しているのです。
    荒木町のメインストリート、杉大門通りから一本入った狭い路地。
    そこにひっそり、まるで潜水艦のような特徴的な窓に外装…、7年前と変わらず今もココにある。

    fe136bbc.jpegコンクリート打ちっぱなしのちょっとオシャレな店の内装。
    上から丸いダクトが降りて、下にテーブル。
    ユッタリ配置されていて、すべてのテーブルが一点向かって並べられてる。
    その一点にだるまストーブ。
    そこで炭がおこってる。
    炭が主役のステージを、みんなでボンヤリみながら料理を待つという、この独特も昔のまんま。

    前菜、いくつか。
    まずは生ラムのたたきをためす。
    色鮮やかなざくろ色の肉。
    表面、カチッと茶色くやかれてけれどほとんどがレアの状態。
    柚子胡椒をのっけて食べると、ひやっと肉が舌なでる。
    噛むとうま味がユッタリにじむ…、甘い香りが鼻から抜けてユッタリ歯切れる肉のおいしさ。
    かなりタップリの柚子胡椒をのっけて食べても辛くない。
    脂の乗った大トロにワサビをタップリのっけても、辛くないのと同じ現象。
    それだけ脂がシッカリしているというコトでしょう。

    それからスモーク。
    桜のチップでスモークをしたというもも肉で、たたきと違ってネットリとした食感で奥歯や歯茎にまとわりついてくる。
    煙の香り。
    肉の風味に、むっちりとしたうま味が口に広がっていろんなうま味や香りがしてくる。

    b8e2397b.jpegそして肉を焼いて食べます。
    まずは炭焼き。
    お店の真ん中のストーブから炭を取り出して七輪にいれる。
    そしてそれをテーブルに置く。
    肉がいくつか運ばれます。

    ここのお店の人たちの、肉に対する愛情、そして知識は見事。
    オーストラリアの草原で穀物与えて育てたまるで、和牛のような味わいの肉。
    歯ごたえおいしく食べられるようサイコロ状にカットして、軽く炙って食べてください。
    ハツはコンガリ焼いてください…、と、一つひとつの肉の状態、それから素性。
    おいしい焼き方、食べ方をシッカリ説明してくれる。
    どれも言われるとおりに焼くとおいしくて、中でもロース。
    ざく切りにしたネギを軽く炒め上げ、そこに塩を混ぜた薬味をタップリのせて、それをくるんで網に置く。
    巻いた外側だけをやき、中はレアの状態で、パクリと食べるとジュワッと肉汁。
    肉自体には味をつけずに、ネギの風味で味わうというまるでネギタン塩のような味わい。
    けれど噛んだ食感は、がっちりとした肉の食感、噛みごたえ。
    ある意味、ラムは肉の王様かもしれないなぁ…、って思ったりする。
    おいしい以上にスゴイのが、脂が口に残らないとこ。
    牛肉焼肉を食べてると、口に脂が残って溜り、ビールや泡の強い飲み物でそれを洗い落とさなくては辛くなる。
    それがラムではその脂っこさを感じ無い。
    脂がサラッと肉を食べると同時になくなり、いくら食べても辛くない。

    ジンギスカンを最後にやきます。
    8ab0821d.jpegヘルメット状のジンギスカン鍋。
    炭の上に置いてそこに脂を敷きます。
    それから野菜をのっけて焼いて、野菜がしんなりなったらそれを縁にまとめて、鍋の真ん中をあけてやる。
    そこに肉をのっけて焼いて、程良く焼けたら肉を野菜の上にのっける。
    脂をほどよくすいこんでつやつやとした野菜と一緒に肉をつまんで、タレに浸してパクッと食べる。
    すったリンゴの甘みと酸味、それに醤油やスパイスのうま味、風味が加わった濃厚ダレと肉や野菜がまじりあい、これもおいしい。
    5年ほど前一度きて、その時食べた時よりおいしくなったような…、そんな満足、また来よう!

    さて金曜日…、オフィシャル的なる一週間も今日で終わりとメデタクなります。
    明日はたのしい土曜にしようと、映画の準備をしておりまして、予行演習をかねてこんな動画を一品発見しました…、スゴイです。



    BlueBoltっていう映画用のCG作製プロダクションがプロモーション用に作った動画。
    今の映画って、こんなコトもあんなコトもできるんだなぁ…、って興味深くあると同時に今の映画って増量剤をタップリつかった過剰包装みたいでもある。
    そんなふうにさえ思ってしまう、それほどCGでなんでも出来ちゃう世界であります。
    クロマキー処理っていう、かつてブルーバックの前でとった画像に他の画像をはめ込む。
    古典的なる特撮技術が、今ではこうしてPC上で大掛かりにしてダイナミックにできてしまうというスゴさ。
    なによりスゴイと思うのが、CGなんて無縁だろうと思ってみている普通の景色が、実は合成されて出来てる…、そんなコトが日常的にあって、どこからどこまでが本当なのか?って思いながら観るのもたのしかったりします。
    明日の映画はそんなたのしさもへったくれもない、ほぼCGの映画でござる。
    さて、寝よう。
     

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    さぁさ、夜を軽呑みします。

    46531b4f.jpeg夕刻の仕事が少々、気持ちささくれ立つようなヘビーな仕事でござりまして。
    それでちょっと飲みたくなった。
    沢山、飲むわけではございませんで、こった気持ちをほぐす程度。

    筋肉痛や肩こりは、血行不良で血が滞るコトが原因。
    だから軽い運動やお風呂に入って体をほぐすと、楽になる。
    ココロのコリはゴキゲン不足がおこす症状。
    おいしいモノやたのしい会話でココロをほぐすと楽になる。
    それで居酒屋。
    「紅とん」にくる。

    小さなお店。
    宴会場がなく、個室も無し。
    客席の中に高い仕切りもなくてだから、他の人達の飲んでる姿や雰囲気を共有しながら飲むお店。
    こうしたお店って、ゴキゲンな人たちがゴキゲンな人を呼ぶ。
    飲んだくれてる人もいないし、愚痴っぽく湿った酒を飲んでる人もほとんどない。
    だから今日みたいな日にはとてもウレシイ、アリガタイ。
    気のきく馴染みの女性スタッフが、「いらっしゃいませ、お疲れ様でした」って笑顔でボクを出迎える。
    この子が持ってくる料理って、不思議とおいしく感じるのです。
    厨房の中から料理がでてくるカウンターの前に陣取り、いただきますといたします。
    31b24aef.jpegいつもの料理をあれやこれやと、えらんでたのむ。
    赤ウィンナーを串にさし、油で素揚げにしたモノに、ケチャップそれからマスタード。
    実はメニューがちょっと変わった。
    品揃えが変わっただけじゃなくて料理の作り方、提供仕方がちょっと変わってちょっと前までウィンナ蛸さん状だった、これが普通の串刺しウィンナーになっていた…、味は変わらず、まぁ、それはそれ。
    たのんでから豆腐を揚げてつくる厚揚、それから鶏のささ身串。
    どちらも来るたびたのむモノ…、サクサクとした豆腐の表面、ムッチリとしたレアなササミとどちらも食感独特で、それでかなりのオキニイリ。

    340ea0a4.jpegメニューが変わって、いくつか新商品がやってきた。
    中のいくつか。
    丸腸ホルモンのスタミナ炒め。
    博多の焼肉屋さんなんかにいくと、食べることができる丸腸。
    筒状の腸をそのままに、網にのっけて焼いたモノ。
    プチュンとしかもネットリで、おいしいったらありゃしないそれ。
    さすがに短く切り分けられてはいるけどそれを炒めて一緒に、キャベツ、それからニンニクの茎。
    薄切りニンニクをたっぷり入れて、匂いだけだとペペロンチーノ。
    夏のこれから。
    暑いときにはこうした素材や味付けの料理がピッタリと思われる。

    それからとん平キャベツ。
    みためまるでお好み焼きで、焼いた豚バラを玉子でとじて焼きあげる。
    クレープ状とでもいいますか。
    そこに千切りキャベツをタップリ。
    山盛りにして、上から再び豚バラ玉子を焼いたもので蓋をする。
    ソースとたっぷりマヨネーズ。
    削り鰹をフワッとのっけて、それで食べると、なんともおいしい。
    フワフワしてて、キャベツがシャキシャキ最初は生でそれがどんどんしんなりしてくる。
    お好み焼きに比べて食感、軽くって、お腹にたまらぬところがステキ。
    千切りキャベツが好きなボクにはたまらぬほどのゴチソウなりな、オゴチソウ。

    f5173227.jpegここに来るたび感心するのが、基本的なサービスがシッカリしてるとこ。
    飲み物たのむとすぐやってくる。
    ホッピーなんて、中身をたのむと腰にぶら下げたボトルの焼酎を、即座にチュチュっと注いでくれる。
    飲んでるときに、追加ドリンクを待たされると会話のリズムまで崩れてしまう。
    それからおつまみ。
    すぐ出るおつまみがいくつかあって、例えばポテトサラダや揚げたウィンナーや漬物なんか。
    注文すると、間髪いれず大きな声で厨房の方に注文通す。
    だから注文を取り終えたタイミングにて、もうやってくる。
    大衆的な居酒屋で、良いサービスはこうしたスピード。
    元気な笑顔に明るい雰囲気。
    何度も気軽に通える値段。
    それらをシッカリ守ってる、悪くないなぁ…、って思ったりした、またこよう。

    ところでこれ。
    マジックキューブって言うコロンとかわいいこの物体…、かなり気になるスグレモノ。

    a9dc52f3.jpeg一番長い高さ一辺でたった75ミリという小型サイズ。
    これがなにかといいますと、キーボードなのでありますネ。
    目玉状の丸い穴。
    ここからレーザービームを照射して平らな場所にキーボードを投影させるという仕組み。
    つまり「バーチャルキーボード照射マシン」というワケなのです…、オモシロイ。
    しかもモードが2つ用意されていて、マウスモードにするとそこがトラックパッドのようにもなります、まずは動画をゴランクダサレ!…、未来です。



    iPhoneやAndroidマシンにもBluetoothで接続できて、平らな場所であればどこでもキーボードになる…、しかもほぼフルサイズのキーボード。
    キーレイアウトも自然なQWERTYタイプだし、いいなぁ…、これ。
    ボクのiPhoneが快適な文書入力マシンになっちゃう。
    なによりカッコイイではないの!
    遠くから見たらテーブルを叩いているようにしかみえないけれど、実はそこにキーボードがあるというこのステキ…、ビームを消したり付けたりがワンアクションでできるというのも洗練されてる。
    SF映画の世界に一歩、ボクらも近づく…、そんな感覚。
    このサイトにて、予約販売スタートしてます。
    値段は2万円をちょっと切るほど、未来が変える値段と思えば高くないかもしれません。

     

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    ピザを食べたい…、そう思ってサルバトーレ。
    西新宿の野村ビルの地下にある店…、昼はバフェをやっている。
    2e439403.jpeg日本のピザはおいしくなった。
    薪のピザ窯、本格的に発酵させた生地に焼き手の技術の熟練…、どれをとっても世界有数になったと思いはするけれど、同時に日本のピザは値段が高くもなってしまった。
    お腹いっぱいにならぬ程度の大きさで、1500円とかってちょっと間抜けな値段。
    お好み焼きで同じ値段をせしめようと思ったらば、ホタテに大エビ、牛肉に豚と具材を大盤振る舞いしないと誰も納得しないのに…、舶来インフレがあまりに過ぎるとボクは密かに思ってる。
    でもおいしいピザを食べたいのよねぇ…、とそんな時にやってくるのが、このお店。
    セルフサービスではあるけれど、次から次へと焼きあげられるピザのクオリティーは上等で、ランチタイムの間に焼かれるピザの種類はおそらく10種類以上はある。
    好きなピザを一切れだけ、好きなだけ食べ比べるコトができるってステキなコト。
    だからわりと贔屓にしてる。

    ffb917dd.jpegただ今日のピザ。
    生地の発酵具合があまり良くなかったのでありましょうか…、若干、固めでフックラ感がまるでない。
    残念至極で涙ちょちょぎれ。
    今日はパスタをメインで食べることにする。
    それから野菜。
    サラダ野菜がいつものごとく、かなり充実してはいる。
    けれど今日はいつも以上に、野菜を使った料理が目立つ。
    揚げた茄子をトマトと一緒にカポナータ風に仕上げたモノとか、ヒジキをオリーブオイルで焼いてそこにツナを混ぜたモノ。
    素揚げにしたレンコンをバルサミコ酢をベースのタレにつけた煮びたし。
    和風惣菜をイタリア料理風にアレンジしたのがたくさんそろってて、食べてて飽きない。
    オモシロイ。

    スパゲティーニやペンネにフジッリ。
    パスタの種類が豊富な上に、トマトソースや塩味やと味の変化がとてもたのしい。
    あれこれためしたその中で、今日一番のオキニイリだったのがクリームソースのベーコンペンネ。
    薄切りベーコンがタップリ入った、麺の料理というより肉の炒め物。
    クリームベースのパスタは味をととのえるのがむつかしい。
    しかもココのパスタは塩をのせずに茹でる。
    だから最後に塩でビシッと味を整えなきゃいけなくなってる。
    これはベーコンの塩とうま味で味がピタッと決まってる。

    595066d0.jpegそれにパスタの茹で加減も完璧で、クニュクニュとした噛みごたえ感がかなり上出来。
    しかもできたて。
    というのも実は、ボクがワザワザお願いをしてたのんだテーブル。
    入口脇。
    レジの真横で、あまり人気がない場所なんだけど、ここに座るとピザ窯ごしに厨房の中がキレイに全部見通せる。
    バフェカウンターの上に並んだ料理の減り具合。
    新たな料理が補充される様子が手に取るようにみえるのですネ。
    だからそろそろ、パスタが出来てやってくるぞ…、というそのタイミングでバフェに並んで、ちょうどボクがパスタが並ぶ場所につくころできたてパスタがやってくる。
    このペンネなんて、正しくボクの目の前で最後の仕上げがなされてどうぞ…、とやってきた。
    これだけお皿に盛りつけて、急いでテーブルに戻ってパクリ。
    本当はカウンターの前で立ったまま食べたいくらいのできたてで、だから尚更おいしく感じたのかもしれませぬ。

    シュークリームが今日のデザートのメインのお菓子。
    それと一緒に生チョコムースが用意されてて、それらを一緒に口に入れるとプロフィットロールのようになるのがステキ。
    アイスティーをコクリと飲んで、お腹においしい蓋をする。

    それから仕事で表参道に移動する。

    39d1af46.jpegグロム」に寄ります。
    表参道のアメーバスタジオがあった場所。
    オーガニックな食材で、とても上等なジェラートつくって売っている店。
    新宿の店はたまにスゴイ行列になる。
    多分、今日のような暑い日にはかなり待たなきゃありつけない。
    けれどこの店。
    いつものんびり。
    表参道も原宿駅に近いところはあまり人どおりもなくて静かで、だから好き。

    喉を冷まして、体の温度を下げましょう…、と。
    それで選んだフレーバーは涼しく酸味のおいしいモノ。
    ひとつのカップに二種類のフレーバーを入れてもらえる。
    一つはレモン。
    シャリッとちょっと、かき氷みたいな溶け心地がある。
    尖った酸味とほのかな苦味が消えるとジンワリ、やさしい甘みがやってくる。
    口の中でレモネードみたいになるのがとても涼しくたのしい。
    もうひとつのはヨーグルト。
    サッパリとした甘みと酸味、けれど溶けてしまうと乳製品の独特のうま味とコクがやってくる…、どちらも白くて目にもすずしく、ササッと汗が引いていく。
    ピザにパスタにそれからジェラート…、イタリア料理をはしごする、そんなランチに元気が出ました、さて仕事。


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    夕方、仕事仲間に呼び出され、一緒に食事をしましょうよ…、と。
    新宿の街にでていったらば、行きたい店があるんだと…。

    nbz.JPG「鍋ぞう」という店。
    関東中心にいくつもお店をやっている。
    名前の通り「鍋」に特化した専門店で、食べ放題が評判の店。
    ええぇ、昨日の昼も肉をたらふく食べたんだよって、言いはしたけど、肉は好物。
    断る理由も特別なくて、それでひょこひょこついていく。

    予約はしてるの?って聞くと、今決めたから予約をしてはいないんだよネ。
    待つかもしれない…、そう言いながら新宿三丁目の駅の近くのビルの8階。
    上がってみると、これからテーブルの用意をいたしますから少々、お待ちください…と、ササッとすんなり案内された。
    かつて週末は行列できる店だったんだけど。
    消費に対する気持ちがちょっと弱含み?
    とは言えテーブルについてみると、ほぼ満席に近い状態…、これでも十分繁盛店。

    二種類の鍋を同時にたのしむコトができるセットをたのむ。
    ひとつはしゃぶしゃぶ、ひとつはすき焼き。
    周りの若い人達をみると、基本はしゃぶしゃぶ。
    もう一種類は韓国風の辛いスープかコラーゲンをとかした豆乳鍋を選ぶ人がほとんど。
    すき焼き選んで食べる人ってかなり少数派…、って言ってた。
    おじさんだからしょうがない(笑)。
    牛肉に豚、それに野菜が食べ放題で、テーブルの上には割り下に水、ポン酢にゴマだれと調味料がズラリと並ぶ。

    d2c7904d.jpegIH式の電磁調理器。
    だからテーブルの上はスッキリしてて、結構小さなテーブルの上にかなりのモノがズラッと並ぶ。
    すき焼き用の割り下としゃぶしゃぶ用のスープを同じ鍋にはる。
    当然、割り下は浅め、スープは深め。
    それを同じ調理器の上で同時に温度をあげてくと、浅い割り下は先に沸騰してしまう。
    だから調理器の温度をちょっと下げておく。
    しゃぶしゃぶのスープは沸騰しないでほどよき温度。
    しかもモヤシをタップリ入れて、もやしの上に肉を浮かべるようにする。

    実はしゃぶしゃぶ。
    沸騰させず、ぬるいスープで時間をかけてやんわり、熱を通してやるほうが、フックラ仕上がる。
    うま味もスープに逃げなくおいしい。
    豚肉なんて、まるで蒸したような仕上がり。
    だから今日の鍋のスタイル。
    すき焼き用に温度を調節するとしゃぶしゃぶ鍋がぬるくなってしまうというこの状況が、おいしく食べるスタイルだったりするオモシロさ。

    ここのすき焼き。
    割り下の中で煮込む調理方法になるのだけれど、その割り下が甘み控えめ。
    シッカリとした醤油の風味がおいしいタレで、結構、おいしい。
    赤身がつよくて脂のうま味があまりコッテリしていない牛ばら肉との相性もよく、チリチリするまで煮こんでご飯に乗っけると、牛丼みたいな姿形になってたのしい。
    生の玉子を使えぬボクは、すき焼き肉を一旦、ご飯にまずは乗っける。
    余分なタレを米に移して、そこにタップリ、七味をふる。
    七味の中の山椒や赤唐辛子が、タレのクドさを中和して不思議とおいしく食べられる。

    d9923520.jpeg店の中にサラダバーのようなコーナーが作ってあって、野菜のお替りはそこに自分で取りに行く。
    けれど最初は、お店の人がとりあえず的な野菜をとって来てくれるのです。
    そのとりあえずは、白菜、春菊、豆腐にエノキ。
    典型的な鍋野菜にて、ちょっと変わったところはニンジン。
    彩りのための一工夫なのでありましょう…。
    ところが自分でとりはじめると、どんどんクセや趣味が出てくる。

    今日一番のオキニイリは、すき焼き用の麸。
    割り下吸って、ジュブジュブとてもみずみずしくてとてもおいしい。
    それから春雨。
    しゃぶしゃぶスープに泳がせて、ポン酢で食べると酢の物っぽく、割り下に入れて炊くとまるでチャプチェのようになっていく。
    新発見はズッキーニ。
    すき焼きと一緒に煮込むと、まるで茄子の甘辛煮込みのようになる。
    お腹の健康のためにワカメをしゃぶしゃぶとして、べか菜っていう埼玉の地野菜だっていう苦味がおいしい菜っ葉を食べて、ご飯にたよらずお腹をみたす。

    それにしてもこのお店。
    食べ放題のお店といえばほったらかしなお店が多く、しかもセルフサービス的なる要素をたっぷりもっているにも関わらず、サービスがいい。
    お替りいかがしましょうか…、ってテーブルの上をキチンをみながら一人ひとりが判断しタイムリーにやってくる。
    しかも笑顔がうつくしく、働いているのがたのしいんだろうなぁ。
    …、って見ているボクもニッコリしちゃう…、繁盛店になるのもわかる、いいお店。



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    昨日と今日…、今の季節としてはかなり涼しくて、薄着をしているとベックショイ!ってなってしまいそうなほど。
    まだ太平洋の日本近くをのらりくらりと迷走している台風の影響なのかもしれません。
    けれど明日から厳しい暑さが戻ってくるという天気予報…、地球って気まぐれ、生きているからしょうがないのかもしれません。
    生きているって素晴らしいなぁ…、ってそんな地球に教わるような動画を一本。

    El Cielo de Canarias / Canary sky - Tenerife from Daniel López on Vimeo.


    あの雲、あの空、あの星、そして空気の流れ。
    すべてが圧倒的でそうしてうつくしく、言葉を忘れてただただ見つめているだけで体の中に生きるエネルギーが湧いてくるような気までする。
    カナリア諸島でくりひろげられてる自然の自然な日々の営み、うっとりします、金曜日。


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