昼を新宿…、野菜を食べたくそれでバフェ。
膳丸という夜はダイニングレストラン…、昼は野菜がおいしいバフェという店で週末はかなり繁盛しているところ。
なにしろ1000円ポッキリという値段ですから、かなりのお得。
ただメニューが決まっているわけでなく、その日その日で料理の内容にばらつきがあり当たり外れがたまにある…、今日はどうか?と来てみれば、今日は当たりの日でござる!
それにしても「1000円で食べ放題」というこの価格設定…、今日ははずれと思ってもなんとなく我慢ができるギリギリプライス、上手につけたなぁと感心します。
鶏の唐揚げ。
ブリの照り焼き。
淡路島から来た玉ねぎを使ったかき揚げ。
大きなボウルにタップリ作ったフルフルやさしい茶碗蒸し。
いろんな料理が揃う中、今日のテーマは「食物繊維と季節感」。
大根をジックリ煮込んだものにトロリと、銀あんかかった一品がある。
菜花に桜えびが彩り添えていて、冬らしきさま。
ウットリしました。
クチュっと歯ぎれる食感たのしく、エビの香りがゴチソウ感をかきたてる。
それから根昆布。
分厚く歯ごたえ確実な昆布。
軽く酢につけ、ギュッと昆布を引き締めて竹輪と一緒に食べるという、気がきいていてしかもコリッと奥歯にたのしいステキな料理。
千切りにしたニンジンとゴボウを味噌の風味のマヨネーズであえたモノとか、高野豆腐をコチュジャンきかせた出汁で煮込んだモノだとか。
ダイニングバーらしき創作料理風のお惣菜もまたたのし。
正月モードはそろそろ終わり。
かと言って、仕事はじめもまだそこそこで、だからかお店はのんびりしてる…、にもかかわらず料理の補充がシッカリしてるところがいいな、と思ってパクパク。
牛すじカレーができました…、って。
寸胴鍋が厨房の中から運ばれてきて試しにすくってみるとゴロゴロ。
トロトロに煮こまれた牛すじに、うずら卵が沢山とれる。
カレー自体はなつかしい、昔のホテルのコーヒーショップ風のモノにて、主役は筋から出たコラーゲン。
一口食べるとスベスベ口の中がしてきて、唇同士が貼り付く感じ。
オゴチソウ。
隣に手話でコミュニケーションとるお客様たち。
手振りがとてもニギヤカで、顔の表情も明るくキラキラ。
たいそうたのしい会話の内容なのでしょう…、みてるボクまで笑顔になっちゃう。
目で選び、自分で好きなモノを選べるバフェってスタイル、こういう人たちにはやさしいシステムなんでしょう…、お店の人も自然にふるまい、食器を下げるときには手を差し出して食器に触れて、それからしばらくお客様の顔の表情たしかめながら、そっと器を片付けていた。
思いやりあるこういうサービス…、ステキと思った、お勉強。
ご飯が2種類、ひとつは白米、もうひとつは炊き込みご飯。
で、その炊き込みご飯が田舎の「醤油ご飯」にそっくり…、ニンジン、ゴボウに油揚げを細かく刻んで、そこに山芋混ぜて出汁醤油で炊いたモノ。
焦げた醤油の香りがおいしく、山芋が触れた部分のご飯がスベスベ。
そこにスイートコーンをのせて食べるとカラコロ食感たのしくて味わい深い、野菜ごはんの出来上がり。
白いご飯に冷たい豆腐のスープをかけて、シバ漬けと一緒に食べるとお腹がスッキリ、体の中に染みこむ滋養…、元気になって、店を出た。
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