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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    丸ノ内線の支線の終点、方南町で昼をとる。

    yeti.jpgYETIと言うインド式のカレーのお店。
    お店の前に置かれたメニューに、ちぃと仰天。
    カレーのメニューの他に鯖煮や煮魚、焼き魚なんかの定食まであるではないの!
    なんてこったい。
    メニュー写真には、ほんとに普通に焼いた魚にご飯に汁がお盆に並んで写ってる。
    よく見るとサービスドリンクがラッシーだったりすると言う、そのハチャメチャが気になった。
    近所に他にに惹かれるお店もなくて、ちょっと覗いてみましょうか?って、お店に入る。

    お店のスタッフはみんなインド系。
    なのにお店のインテリアはちょっとモダンな居酒屋風。
    多分、ココ。
    もともと居酒屋としてやっていた店を居抜きで借りて、そのままインド料理屋さんにしたんでしょう。
    ためしに夜のメニューを見ると、カレーやタンドリーチキンに混じって、つくねや出汁巻き玉子、煮込みなんかの居酒屋に、浅漬け盛り合わせなんて日本の家庭料理までもが充実してる。
    居酒屋時代のお客様が結構今でもお贔屓さんで残ってるんでしょう。
    その人たちのニーズに応えて昔のメニューはそのまんま。
    無理にインド料理の専門店にするのでなくて、インド料理もあるでは居酒屋になると言う、その判断がスゴいと思った。
    だからランチもカレー専門店のメニューと、居酒屋ランチが共存してる。
    インドの人が作るサバ煮を食べてみたくもあったけど、やっぱりカレーを食べたいな、とカツカレーをたのむことにした。

    e2db274f.jpegカレーは正しくインド風。
    野菜をタップリ、ピュレ状にしてトロトロ、なめらか。
    油や脂をあまりくわえず、スッキリとした旨みがスパイシーな辛味を見事に引き立てる。

    実は注文するとき、お店のマネージャーがやってきて、とても流暢な日本語で「辛さが調整できますが、どうします?」って聞くのですね。
    辛さがおいしい程よい辛さで…、ってお願いをしてやってきたのがこのカレーで、それで彼。
    料理を出してしばらくじっと横に立ってる。
    ボクが一口食べるまで、心配そうにボクの顔をじっと見ていて、その程よさに「おいしいです」って行ったらニッコリ。
    ペコリとお辞儀をして戻る。
    自分に任された仕事の責任をキッチリととる、真摯な姿勢にちょっと感激。
    輪郭のくっきりとした辛さに汗がドバドバ、流れ出してくる。
    頭のてっぺんからまるで噴き出すみたいな汗に、再び彼はおしぼりもって飛んでくる。
    いいお店だなぁ…、って思います。

    72082d2d.jpeg豚バラ肉を薄切りにしてそれを何枚か積み重ね、キレイな長方形にしてそれから揚げたミルフィーユカツ。
    サクサクとしたパン粉の食感。
    肉と肉の間に肉汁、タップリ見事に蓄えたなるほどカレーのカツは肉厚じゃなくこうしたカツの方が合うかもって、ちと感心。

    一緒にいった人がたのんだ二種類のカレーの盛り合わせ。
    大きな銀のトレーの上にナンとカレー、それにご飯がつくのだけれどご飯が黒い飯椀でくる。
    サービススープが入ってくるのも和風の蓋付き椀で、居抜きのお店が残した器を多分そのままつかってるんだな…、って。
    10種類ほどのカレーの中から好きなのふたつ選ぶのだけど、ひとつはチキン。
    ひとつは牛筋。
    どちらもベースのカレーは同じカレーで、けれどクリームであったりスパイスだったりがちょっとづつ違って二つの異なる味がたのしめていい。
    ナンもふんわか、本格的でやっぱりココはインドの人がやってる店…、って合点する。

    鶏のガラから丁寧にとった鶏の熱々スープを飲むと、おもしろい程、舌の上にある辛さが癒える。
    辛さが流れてなくなってしまうのじゃなくて、辛さにスープの旨さが混じり辛さの表情がやわらかくなる…、そんな感覚。
    冷たい水を飲んでしまうと逆に辛さが強くなるのがおもしろい。
    スープの上には薄く刻んだ油揚げがプカプカ浮いているのがご愛嬌。

    2477c013.jpegセットのラッシー。
    ランチのセットドリンクはウーロン茶かあるいはラッシー。
    どちらにしますと聞かれて、ラッシーって即座に答える。
    そしたら「よくわかってらっしゃる、うれしいです」ってマネージャーの顔が飛びきりの笑顔になるのが、見ててなんだかコッチまでもがうれしくなる。
    ラッシーをチュチュッと飲んで、舌の上を転がすようにして飲むと、あらあら不思議。
    ほんとに口がサッパリとする。
    それまでかいてた汗さえスキッと引くようで、インドの知恵を思い知る。

    堪能したなぁ…、ってぼんやりしてたら、マネージャーがお湯飲み持ってやってきます。
    「カレーの後に合わないとは思いますが、日本の食後はこれだと思って」って、熱々のお茶を持ってくる。
    一口飲んで、ははは、確かに合わないね…、って。
    でもありがとう、今度は夜にきましょうネ…、ってそう言いながらお店をでます。
    出口でずっとボクらの姿を見送って、お辞儀をしてる彼の姿に、ほんとにまたまた来なくっちゃってそんなコトを思ったりした。
    よき昼のコト、よきランチ。

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    東京大久保。
    ドン・キホーテの近所にできた「明洞のり巻き」って韓国料理の小さなお店。

    myondon.jpg大久保通りと職安通りに挟まれた、日本で一番韓国指数の高いエリアに2軒ある、その2軒目がこのお店。
    職安通りの南っ側は歌舞伎町。
    二つの異なる特徴を持つ街の狭間にできたコノ店、昼間も韓流おば様たちでにぎわっている。
    新宿という街から近いリトルソウルへの入り口にあるというのが便利でいいのでしょう。
    30人も入れば一杯というお店。
    働いている人たちは厨房の中もホールの人もみんな韓国系のおば様で、「アジアは女性が動かしている」ってそんな現実を目の当たりにする

    韓国のり巻き。
    酢飯を使わず普通のご飯で巻いて作るから、巻き寿司じゃなくあくまで「のり巻き」。
    韓国に行くと屋台があったり、その専門店が朝早くからやってたりとかなりの人気。
    とても安いしその手軽さを日本の料理にたとえると、巻き寿司と言うよりおむすびみたいな感じかなぁ…、って思ったりする。
    店名の通りそののり巻きがここのメイン。

    517dadf1.jpeg黒米を使ったのやら、ツナやキムチを入れたモノやらいろんな種類ののり巻きがある。
    けれどまずは今日は一番スタンダードなの。
    玉子焼きを中心に、韓国風の練り物、タクワン、ほうれん草にカニカマボコ。
    それからナムルのニンジンと具材タップリ。
    そのどれにもシッカリ味がついてて、ご飯よりも具材の方が多くてまるで、サラダを食べてるような感覚。
    作り置きじゃなく注文してから軽く巻いてて、だから口に入れるとホロッと全部がほぐれてく。
    辛味、酸味がほとんどない素材のうま味とほどよい塩味が味の基本のやさしい味わい。
    具材がとってもシットリしてて、口の中がみずみずしくなるのもたのしい。
    ゴマの油の風味もほんのり最小限で飽きずに一本、すんなりお腹の中にたのしくおさまっていく。
    今んとこ日本で一番おいしい韓国のり巻きは「これ」かもしれない…、ってそんなことを思ったりもする。

    56ce807c.jpegスープがわりに「おでん」をたのむ。
    日本のおでんと違って基本的に練り物だけを使った料理。
    牛肉風味の、ちょっと塩ラーメンのスープのような出汁でサクッと煮込まれた何種類かの練り物と固ゆで卵、そしてネギ。
    胡椒がタップリかかってて、「練り物スープ」って感じの料理。
    韓国にいくとおでん屋台がたくさんあって、おでんを買ってお金を払うとカップを一個、渡してくれる。
    それでスープをすくい取り、コックリ飲みつつおでんをたのしむ。
    つまり韓国おでんは「具だくさんのスープ」だって思えばいいのネ…、これもそう。
    練り物からでる旨みがスープをおいしくするのもこれの特徴。
    特に平たい練り物は、どう煮込んでも確かな歯ごたえを失わずうま味も豊かでとてもおいしい。
    オキニイリ。

    このお店。
    「のり巻きと粉モノの店」って自ら言うようにでんぷん天国。
    韓国的な粉モノと言えば、トッポギ、チヂミ、餃子におでん。
    どれもが安くておいしくて、てっとりばやくお腹いっぱいになるたのしさがある料理。
    ちなみに今日ののり巻きも、おでんもどっちも500円。
    日本の韓流おば様に混じって近所の韓国系のおば様たちが次々きては、何人前もをテイクアウトして買っていく。
    本物なのでもありましょう。
    こりゃいい店です、ハマりそう。

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    昼を新宿の韓国料理のバフェにする。

    53ce21f3.jpeg自然洞。
    韓国料理のお店と思うとちょっと物足りなく感じるけれど、気軽なバフェの店と思えばコストパフォーマンスの高い店。
    何より野菜を豊富に食べられる。
    韓国料理は野菜の料理。
    チヂミも粉モノ料理と言うより、野菜を粉でやさしく包み、蒸し焼きしながら旨味をギュギュットと閉じ込める。
    野菜の料理と言う感じ。
    豆がコツコツ、歯ごたえたのしいもやしのナムル。
    千切りキャベツにチャプチェをのっけてシャクシャク、プルっとタップリ食べる。
    それにしても千切りキャベツ。
    なんでこんなにおいしいんだろう。
    歯ごたえ、歯ざわり、散らかり具合と噛み心地。
    甘さ、風味とほどよい程度のみずみずしさとやさしい旨味。
    もしかしたら生野菜の中でこれが一番好きな野菜かも…、って思ったりする。
    多分、そう。

    3117c8ab.jpegこの店、手頃な値段というのもあるんでしょう。
    最近かなり混むようになり、ときおり料理がおいつかなくなる。
    まぁ、大量に作りおいて料理が雑になるよりも、出来立てのものを食べられるってのはいいのだけれど、さすがに料理が少なくなるとお店のムードが暗くなる。
    みんなの目が料理が出てくる厨房の出入り口に釘付けになり、何か料理が出てくると、みんなゾロゾロ、カウンターに集まってくる。
    ゾンビ映画で夜をむかえた街のよう…。
    その新しい料理が肉の料理だったりしたらもう大変。
    一気に空気が色めき立って、我を先にと料理をとりにみんなが集まる。
    やはりお肉は心を豊かにする素材。
    今日は牛肉カルビのプルコギと、珍しいことに韓国風のスペアリブの煮込みがあった。
    ジャガイモ抜きのカムジャタンとでもいいますか。
    骨をつまんで前歯を当てると、スルンと肉がほぐれて口の中で崩れて消える。
    かなりのゴチソウ…、堪能す。

    夜は家鍋。

    neginabe.jpg先日テレビでやっていた「ネギと豚肉だけで作る」鍋を再現してみましょう…、と。
    白くて太いネギを6本。
    スライサーで斜めに薄くそぎきって、お酒と白出汁でとったスープにいれてクツクツ煮込む。
    ネギがくったりなったところにしゃぶしゃぶ用の豚肉浮かべて、火を通す。
    チリチリ肉に熱がはいって縮れたところをネギと一緒に持ち上げて、タレにひたしてパクンと食べる。
    ポン酢と麺つゆ。
    ネギが甘くてなめらかで、麺つゆで食べるとなんともおいしく箸がとまらない。
    ネギのパワーのスゴイコト。
    まるで砂糖を溶かしたように、出汁がどんどん甘くなり最後に茹でた中華麺いれ塩を少々加えて煮込んだだけで見事に〆のラーメン、出来上がる。
    これほど安い食材で、これほどおいしい鍋ができるって目からうろこで感心をする。
    レパートリーに加えましょ。

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    食べ放題系焼肉レストランのニューフェイス。
    「こげたん」って言う店。

    kogetan.jpg場所は新宿の北西地域。
    小滝橋通りと言う、かつてラーメン激戦区って言われた場所のその震源地、「麺屋武蔵」のほど近く。
    この界隈は家賃がそれほど高くないっていうコトもあるんでしょう。
    楽しく酒を喰らって腹一杯、って気軽なお店が最近、集まりはじめてる。
    グランドオープン、今年の1月26日というまだ開店して10日ほどしかたってない、出来立てホヤホヤ。
    以前、別の焼き肉屋さんがあったお店をそのまま居抜きで使って作った賢い出店。
    金沢出身の店だといいます。

    実は金沢って街。
    焼肉店の競合がスゴく激しい街の一つ!って言われるほどに、コストパフォーマンス抜群の直球勝負のお店が多い。
    激戦地にて爪を磨いたお店の登場。
    早速試してみなくっちゃ…、と仲間と連れだちやって来た。

    アラカルトのメニューがあるにはあります。
    けれど、この店が金沢の地で人気を博した理由のひとつが激安値段と食べ放題…、というコトでもありまずは、しゃきっと食べ放題。

    a64efe0e.jpegカルビに豚、ホルモン、鶏もも、豚ナンコツにレバーなどなど。
    10種類ほどの焼き物に、ご飯にサラダにスープが100分、食べ放題にて2079円!と、かなり値段は挑戦的。
    それにくわえて飲み放題コースもいくつか用意されていて、肉でお腹を一杯にしてタップリ飲んで一人3000円ちょっとくらいでたのしめるというのがかなりウレシイ。

    肉の品質も悪くはないです。
    さすがにさしが入って脂が旨い…、という肉ではないけど、シッカリとしたうま味をもった赤身のおいしい立派なカルビ。
    いくらでも食べられちゃいますわん!って感じのサッパリ具合が、食べ放題にはむしろ良い。
    ちょっと蒲焼きのタレみたいな、タレそのものに焦げた香ばしい香りがあって、肉の旨みをかなりがツンと引き立てる。
    思わず「飯っ!」って言いたくなるのを、それじゃぁ、肉まみれになる前にお腹いっぱいになっちゃうよ…、とキッパリ我慢。

    c7aaba91.jpegご飯の代わりにサラダを食べます。
    肉ばっかり食べちゃダメだよ…、って。
    心の叫びにほんの少々、耳傾けてそれでサラダをとってムシャムシャ。
    焼肉屋さんのサラダと言えば、叙々苑式のゴマをベースにニンニク風味と牛骨出汁の旨みで食べるタイプ。
    あるいは唐辛子をタップリ加えた辛味噌ダレで葉っぱを揉んで食べるというのが一般的。
    けれどココのはとても普通の和風ドレッシングで仕上げた普通のグリーンサラダで、それはそれにておいしくていい。
    口をサッパリさせたい気持ちが、かなり満足。
    肉を焼き、サラダを食べて、また肉を焼き。
    牛ホルモンもクニュッとしてて脂はトロトロ。
    食べ放題焼肉店で、クオリティーにばらつきがあるのがこのホルモンで、けれどココのはホルモン焼きの専門店のそれと比較しても十分立派。
    レバーもフックラ、悪くはなくてお代わり重ねて次々食べる。

    90ba27c7.jpegとは言え、タレモノばかりが続くとあまりの旨さに徐々に口が疲れてきちゃう。
    それでそのうち、豚トロだったりソーセージだったり、タレ使わずに塩や素材の旨味で食べれるモノがどんどんオイシクなってく。
    結局最後は塩モノばかりを食べちゃった。
    特に粗挽きソーセージ。
    網にのっけて直火で焼くと、外がこんがり、パリッと焼ける。
    噛むとパキッと皮が歯切れて、中からジュースがブシュッと出てくる。
    それも熱々。
    焼いては食べて、食べては焼いて…。
    料理の基本はやっぱり塩よねって悦にいりつつ、最後にご飯とスープでしめて、かなりの満足。
    開店直後で肉の仕入れに気合いをいれているのか、この値段の焼肉店としては抜群。
    かなりハイクオリティーって納得します。

    そうそう、おもしろかったのがオーダーシステム。

    ea91752e.jpegICタグが埋め込まれたメニューブックが用意されてて、それを読み取るリーダー一本。
    それで注文した商品名をなぞりとり、次に個数を入力し、ピピッと転送。
    自動的に厨房に注文が入るというセルフオーダーシステムで、まぁ、そのリーダーが喋るコト、喋ること。
    よく通る女性の声で、「お手軽カルビ、個数を入力してください」。
    「二個でよろしければ注文ボタンを押してください」などなどテキパキ、注文のたび繰り返す。
    あっちのテーブル、こっちのテーブルで同じトーンの声がしてくるのがかなりサイバー。
    安く提供するためには、こうした工夫も必要なんでしょう。
    慣れてしまえば確実にしてクイックで決して悪くないかもしれない。
    こうしたモノをたのしみながら、すぐに使いこなせる若い人にはいいアイディアかな?
    今日の客層もかなり若くて、それこそ肉をいくら食べてもメタボのコトを気にする必要ない運動部系男子グループが何組もいた。
    ボクらはおそらく最年長のお客様たち、それもよし。

    焼肉というこの料理。
    外来料理のようであり、けれど長い歴史の中で地方、地方に独自な流儀が存在してて、出張するとそこならではの味の焼肉、あるいは食べ方があったりするのがとてもたのしい。
    だからこうした地方発。
    もっと深めて「ご当地焼肉」のレストランが東京に来る…、ってステキじゃないか、と思ったりする。
    多様であるコト、素晴らしきコト。
    お肉と酒で腹ふくらせる夜…、なんとシアワセ、腹一杯。

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    韓国料理のバフェで昼。
    新宿西口にある「自然洞」

    sizendo.jpg韓国料理を食べたいときの選択肢には入らない。
    他にもっとおいしい韓国料理屋さんはたくさなるから。
    けれど野菜とご飯でお腹いっぱいになりたいときには、重宝する店。
    だからときおり、思い出したようなタイミングにてやってくる。

    今日もお皿に千切りキャベツとサニーレタスをタップリまずは山盛りにする。
    周りにチヂミとブルデジ、トッポギ、鶏のゴマ煮を飾って一皿。
    いただきます!と、いただきます。
    それにしても千切りキャベツ。
    どうしてこんなに好きなんだろう。
    モサモサしててレタスやキュウリみたいなみずみずしさがあるワケじゃない。
    食物繊維が奥歯や歯茎と唇の間にはさかり、噛むとみるみるとり散らかってく、その存在感と情報量の多さが好き…、なのかもしれない。
    おもしろい。

    同じお店の同じバフェでもくるときどきで、料理の目玉が違ってたりする。
    今日はなんとムール貝。

    40f28479.jpegニンニクと唐辛子がガツんときいたスパイシーなトマトスープで蒸したモノで、かなり大粒でプルプルしたのが食べ放題…、ってかなりうれしい。
    不思議と韓国の人ってムール貝が大好きで、今の季節はこれをつまみつつチャミスルを飲む…、ってのが寒さしのぎによかったりする。
    貝のサイズに比べて殻が大きくて、みるみるうちにお皿の上が貝塚化していくのがたのしい。
    盛り上がる。

    ところで今日のココ、珍しく外でチラシを配っていたこともあり、ギッシリ満席。
    厨房の対応が間に合わなかったのでしょう…、料理が出るタイミングがちょっと遅れてそれでみんなお皿をもってバフェカウンターを行ったり来たり。
    右往左往で大騒ぎ。
    料理が一つやってくるとみんながそこにザザッと集まり、それですぐになくなってまた右往左往の繰り返し。
    しばらくすると料理がお客様の食欲に追いついてきて事無きを得たのだけれど、ほんの10分ばかりの騒然とした緊張感に満ちた雰囲気。
    ちょっと見物でありました。

    642dde8a.jpegそれからデザート。
    杏仁豆腐に缶詰みかんがタップリ入ったのを選ぶ。
    缶詰みかんとはまたなつかしい。
    皮も筋もキレイに剥かれてツルンとしてる。
    しかもシロップたっぷり吸い込み、プルプルしっとり。
    口に含むとバヤリースのオレンジジュースみたいな汁がジュワッと出てくる。
    ちょっとハリのあるフルーツゼリーみたいな感じ。
    そう言えば昔、缶詰みかんをひと缶開けて、中身を食べた残りのシロップ。
    それに牛乳を混ぜて飲むのがゴチソウだった。
    今日のコレ。
    そんか昔を思い出させるやさしくちょっとなつかしい、味がするのにニッコリなった。

    夜、家ご飯。
    豚と豆腐とほうれん草でしゃぶしゃぶにする。
    〆に生の冷麦を茹で、キリッと水で冷やしてしめてそれを熱い付けダレで。

    f4604785.jpeg濃縮タイプの麺つゆを、シャブシャブをした鍋の煮汁で濃い目に割って、そこに天かすを入れた熱ダレ。
    冷たい麺のハリある食感。
    天ぷら油の旨みとコクがやさしく溶け込むアツアツのタレ。
    ズルンと喉からお腹を撫でて体をホワンとあっためる。
    実はこの冷麦の食べ方は、麺を買った「大石」って言う製麺屋さんに教わった。
    これで食べると一人300gとかを食べられちゃって、危険なのよ。
    ちょうど昨日、家族みんなでモリモリ食べ過ぎちゃってもう大変…って、笑いながら教えてくれて、ためしてみたら、
    アラ、その通り。
    料理のおいしい食べ方は、その食材を作った人に聞くのが一番。
    そんなことを思ったりした、1月最後の土曜日の夜。

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