忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 05
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    04 2025/05 06
    S M T W T F S
    1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    先日、ランチをはじめてためして、プチお気に入りになった店、「北京カニビン」に夜、やってくる。

    eecf1442.jpegグランドメニューを見せてもらうと、ほどよい品数。
    全部で40商品くらいでしょうか。
    中国料理の店の中には、百科事典みたいに分厚く何百種類モノ料理を並べた選びにくいったらありゃしないメニューを自慢気にみせるところがあるけれど、ほどよい数のメニューがうれしい。
    自信のあってたのんでほしい料理には大きな写真が貼りこまれていて、わかりやすさを際立たせてる。
    第一印象、いいお店。

    前菜いくつか。
    揚げた豆腐の醤油漬け。
    豆腐を揚げて、それからかわかし、それを醤油でシットリ戻す。
    色が濃くってけれど味はほどよくやさしい。
    茹でピーナツと一緒に豆腐と漬け込んだ昆布がうま味と食感そえる。

    それから、ゆでた豚バラ肉とキャベツをタレであえたモノ。
    雲白肉って、本来、スライスをしたバラ肉と薄切りキュウリで作る冷菜。
    けれどキュウリをキャベツにかえて温かい料理にしてる。
    かさも増えるし、豚のうま味が熱さで引き立つ。
    ペペロンチーノみたいな味が、ちょっとイタリア料理のような味わいがありオモシロイ。

    650dbf43.jpegそれからココの名物料理。
    店名とおんなじ「カニビン」って料理をたのむ。
    カニビンってどういう意味か?って思ったら「蟹餅」とかいてカニビンと呼ぶ。
    蟹のすり身を具にしたお餅。

    中国の餅は日本の餅とは違って、小麦で作ったパイのようなモノ。
    ちょうど月餅の皮の部分を思い浮かべていただくと、とても近いかもしれないですね。
    薄い皮でネギと海老のすり身を挟んで、幾重にも…、まるでミルフィーユのように重ねて揚げ焼きをした。
    噛むとムチュンとした皮の生地。
    蟹のうま味とネギの風味が、生地を寝るときに使った脂がジュワッとにじむ。
    サックリしてて、けれどヌルンと粘り気もあり他にはない味、そして食感。
    酢醤油使って食べると餃子の、皮の端っこのバリッと焦げたところを食べてるみたいな風味になるのもたのしい。
    ビールが進んでしょうがない。

    e4104c8b.jpeg手っ取り早くお腹を満たしてかえりましょうか…、とそれでチャーハン。
    豚バラチャーハンって料理があって、それをたのむと豚バラ肉で作ったチャーシュー状の塊を、ご飯と一緒にパラッと炒めたモノがでてきた。
    他の具材は玉子とレタス。
    先日食べたランチのチャーハンもこんな感じで、けれどそれは中国醤油を使って風味と味をドッシリつけたモノ。
    でも夜のコレは塩味だけでサッパリ味を整えたモノ。
    ランチはそれでお腹いっぱいになる料理だけどディナーは他の料理と一緒に食べて、おいしくなるように作られているというコトなんでしょう。
    理にかなってる上、サービス精神旺盛でもある。

    それで一緒に豚肉と野菜の四川風の炒め物をとり、チャーハンにかけ一緒に食べる。
    お酢の混じった辛味のタレが、トロンと具材に絡まったかなり強めの味付けのこれ。
    それと一緒にチャーハン食べると、ちょうど味が整っておいしくお腹に入ってく。
    この店、夜もかなり使い勝手がいいお店。
    料理のひとつひとつがシッカリしてて、他にも食べたい料理がたくさん。
    中国系の人懐っこくしかも料理の知識もシッカリしている人がホールスタッフで頑張っていて、しばらく通ってみるのもいいか…、って思ったりした、オキニイリ。

    ところでところで…、日々、多様化を発揮していくiPhoneアプリの魅惑の世界…、仰天アプリを発見しました。

    海上自衛隊のiPhoneアプリ「Salute Trainer」。
    敬礼訓練プログラム。
    いつでもどこでも敬礼を訓練することができるiPhoneアプリ。
    実際の海上自衛官が行う敬礼の角度、軌跡、速度、加速度などを精密に計測し、技術の粋を結集しプログラム化しました。
    その精密なプログラムにより、ユーザーの敬礼を的確に評価し、海上自衛官らしい、美しい敬礼へと導くことができます…、という公式紹介文が真面目なんだか、不まじめなんだかわからない、けれどかなり真面目なつくりのアプリで、その使用感をまとめた動画がまた秀逸。



    あまりによく出来ていて、一瞬、パロディーかしら思っちゃうほどですけれど、キチンとiTunesストアで売られています。
    無料ダウンロードが出来て、実際やってみたらば、これがオモシロイ。
    iPhoneから聞こえてくる教官殿の指示にしたがって、敬礼を繰り返すうちにどんどん真剣になってくるんです。
    敬礼すればするほどポイントがたまってきて、徐々に階級が昇格するし成績優秀になると海上自衛隊からのリクルーティングメッセージが届くというウィットに富んだオモシロアプリ。
    外食産業のお辞儀編とかって出来ないかなぁ…、なんて思ったりもする。
    それにしても、動画中の「Salute Extra Cover」、ちょっと気になるオキニナリ(笑)。

    拍手[0回]

    PR
    日曜日の昼。

    kb.jpg家の近所にある「北京カニビン」って言う中国料理店。
    中国料理店らしからぬ店の名前と、とても安っぽい看板にちょっと敬遠していたのだけど試してみようかと恐る恐る。
    いつからココにあるのかちょっと定かでなくて、店の入口になぜだかシーサー。
    トタンでふかれた店の壁や、吹きガラスで作ったランプシェード。
    どこか南国的な雰囲気のインテリア。
    なんだか不思議な店だなぁって思ってちょっと考えて、なるほどなるほど。
    たしかこの店、数年前まで沖縄料理のお店だった。
    その頃のインテリアをそのまま使っているんでしょう。
    沖縄料理店がなくなって、それを受け継ぐ形で中国料理のお店にしたけど、お店にお金をかけるのなんて勿体無い。
    その分、シッカリ食材や料理を作る手間にお金をかけましょう…、ってそういう考え。
    悪くない。

    日曜日にもランチメニューが用意されてて、平日同様かなり安くてそれにする。

    0f304f79.jpegいくつかそろうお手軽ランチ。
    角煮レタスチャーハンっていう、今日のおすすめのひとつをたのむ。
    お店の人は中国系のにこやかな人。
    笑顔あかるく、気持ちいい。
    ツーフロアーに別れた構造、厨房は別のフロアーにでもあるんでしょうか…、料理ができる気配がまるで感じられない。
    中国料理のお店にとって、料理を作る気配というのがとても大切な先味のひとつ。
    それがないのはちと残念。

    とはいえしばらく待って、やってきたのが大きなトレイ。
    チャーハン、麻婆豆腐、レタスサラダにスープ、それから杏仁豆腐と料理でギッシリ。
    かなりボリュームたっぷりで、なによりメインのチャーハンの、盛りが見事でニッコリします。
    中国醤油で味と風味をつけてるのでしょう。
    黒々しててツヤっぽく、ご飯粒のひとつひとつがてかっているのがなんだかたのしい。

    8c7ca560.jpegレンゲですくうと、パラッとほぐれる。
    けれどご飯はシットリしてて、油で見事に包まれている。
    強い火力でチャチャッと煽る。
    自分でつくるとこんなふうにはなかなか上手く作れないのが悔しくて、だからこうしたお店にくる意味あるんだよネ…、って思ったりする。
    ゴロンゴロンとご飯の間を転がる角煮。
    脂がほどよくのっていて、噛むとクチャっと奥歯で潰れる。
    食感豪華で、肉感的で、それをレタスがシャキッとさせる。

    サイドの麻婆豆腐。
    ケチャップ和えのような見た目で、お子様向けか?って、思って食べた。
    そしたらビックリ。
    辛味がビリッと後から後からやってくる。
    豆腐も水抜きがキチンとできているのでしょうね、カチッと固い噛みごたえがありよく出来ている。
    いい感じ。
    ほどよくトロミの付いたスープ。
    塩味のスッキリとしたきれいなスープで、きくらげ、ニンジン、小さなサイコロ状に刻んだ豆腐が浮かぶ。
    まるでゼラチンの中に閉じ込められているように、ピタっと止まって動かないのが不思議な感じ。
    ありあわせのモノ。
    決して特別のものではない、どこにでもある食材で作っているのになぜだかスペシャル。
    こうした料理がいい料理なんだろうなぁって思ったりする。

    d721c51d.jpeg一緒にたのんだ牛筋そばもいい感じ。
    これも中国醤油で風味をつけた、だからスープがドッシリ、黒い。
    辛く思える。
    けれど甘くて、やさしい味わい。
    見た目を裏切るスープにつかった、太めのツルンとした玉子麺。
    味がしっかりからんで旨い。
    よく煮込まれた牛筋タップリ。
    ゼラチン部分。
    あるいは脂がみんなキレイに透き通ってて、噛むとクニュン。
    ネトっとほぐれて、舌や歯茎にまとわりついてく。
    レタスがシャキッとスープに浮かぶ。
    最小限の食材で、いろんな料理を作り出す、調理人のイマジネーションって凄いよなって感心をする、いいお店。
    今度は夜にきてみましょうか。
    ココの名物、カニビンっていう餃子があるって小耳に挟む…、近所にこうした程よいお店がある生活って悪くはないなぁと思う今日。

    拍手[0回]

    しゃぶしゃぶダイニングエムケイっていう店。

    mk.jpgタイを中心にかなりの店舗数を運営している現地では有名なチェーン店。
    博多をふりだしにして、先日、東京に一号店を開店させた。
    大々的にプロモーションをかけてるワケではないのにかなり、開店早々混雑してる。
    どんなモノかとやって来てみる。

    場所は新宿三丁目。
    伊勢丹の前という好立地にて、ビルワンフロアを使ったかなりの大型店。
    明るい造りで、まるで香港の飲茶専門の大型店のような感じがしてオモシロイ。

    いまさらながらでありますけれど、「食べ放題」とか「バフェ」というのがとても好き。
    最近までは、かなりの頻度で通ってた。
    何を食べよう…、と悩まなくてすむのがまずありがたく、絶対、お腹いっぱいが保証されるというのもこれまたうれしかった。
    …、のだけれど、最近、少々、ご無沙汰でした。
    というのも食べ過ぎちゃうのが苦しくて…。
    食べてるときはウレシイのだけど食べ終わると必ず後悔してしまう。
    食事には「先味・中味・後味」の三つがある…、って言うのが持論で、食べる前、食べてる最中、食べた後と3段階が徐々によくなっていくのがステキな食事。
    けれど、バフェや食べ放題は「先味>中味>後味」になっちゃうコトがほとんど。
    特に、お腹いっぱい以上にならなきゃ、損じゃない!って、気合が入ってしまう値段のバフェはそろそろツライかなぁ…、って。

    03d3e10c.jpegそれでしばらく遠ざかっていたのだけれど、このお店。
    1480円から食べ放題のメニューがある。
    そのくらいの値段ならば、気合を入れて食べなきゃいけないほどじゃない。
    今日は一人1850円の飲茶も食べ放題になるセットをたのんで、たのしむコトにした次第。

    いわゆるディスカウンターのカテゴリーに分類される店なんだろうけど、安売りっぽい貧しさだったり、切なさだったりがまるでないのに、お店に入ってホッとする。
    理由は食べ放題の内容で、牛肉や豚肉のしゃぶしゃぶ肉も当然あるけど、それ以外にシュリンプボールやワンタン、春雨、中国野菜と具材が豊富。
    チキン系のクリアースープで煮こんでいく、つまりその正体は「タイスキ」なんです。
    けれどそれをタイスキじゃなくあくまでしゃぶしゃぶと言い張ったのが、ココの成功の秘訣なんでしょう。
    だってみんなの頭の中に「タイスキの適正価格の基準」はない。
    だからどんなに安く売っても、それを安いなんて感じない。
    けれどしゃぶしゃぶ。
    高いモノって誰もが思う料理が安くなれば誰でもビックリするもの。
    上手だなぁ…、って感心します。
    真っ赤なしゃぶしゃぶ鍋であったり、鍋の縁にひっかけておくコトができるシャモジだったりと、東南アジアでおなじみの什器や備品が、ちょっとした海外旅行気分を盛り上げてくれもするのがいい感じ。

    c8826474.jpeg折角だから、なるべく肉をたくさん食べて得しましょう…、とやっぱり思う。
    それほど良い肉ではないのだけれど、タレをからませるとおいしく感じる。
    特にここオリジナルの「MKソース」っていうのが、ナンプラーにスイートチリなど、東南アジア系の調味料を混ぜて作った辛口ダレで、これで食べるとなんでも東南アジアの料理になってく。
    ポン酢は一転、博多らしい甘口で、そのコントラストがクセになる。
    牛肉、豚肉の他にも鶏のもも肉や、うま味を入れたミンチボールなんかも揃っててそれを入れるとスープにどんどんコクが出ていく。
    そこで煮込んだ野菜がまたまたおいしくなってく…、って相乗効果がオモシロイ。

    ひと通り、肉を食べると今度はワンタンなんかを煮こんで食べてみたくなり、実はシュリンプボールやワンタンの方が、おいしいじゃないってコトになったりしもするワケです。
    肉なんて、別にココでなくても家でいつでも食べられるじゃない!
    ココでしか食べられないモノ。
    調味料に合うモノをやっぱり沢山食べたくなる。
    それが人の自然な気持ち。
    みんなが肉だけを食べに来ているワケじゃない。
    他にたのしい素材があって、たのしい食べ方の提案すればコストのかかるモノばっかりを食べて帰ったりしないってコト。
    だから安くできたんでしょう。
    スゴい勉強、オキニイリ。

    ec817798.jpeg鍋以外にも飲茶もかなり充実してる。
    シュウマイ、餃子に小龍包。
    基本的にそのほとんどが冷凍品で、だからクオリティーはそこそこですか。
    ただ、ビックリするほどおいしいモノもいくつかあった。
    フカヒレ餃子。
    薄い皮。
    中に豚肉、ホタテのうま味が入ったムッチリあんと、キラキラ光るフカのひれ。
    黄金色したゼラチン質が口の中に、バサバサ残ってツルンとすべる。

    揚げ物系の飲茶の中では、海老トーストがナンバーワン。
    海老のすり身を食パンの上に分厚く塗って、カラッと揚げる。
    揚げる前にすり身の上にゴマをタップリ貼りつけて、それがプチプチ、奥歯ではぜて海老のうま味と混ざり合う。
    しゃぶしゃぶだけだと、食感や味が一本調子になってしまう。
    けれどこうした飲茶料理がくわわると食感変わるしテーブルの上がにぎやかになる。
    たのしくお腹一杯に、これはこれにていい工夫。
    おもしろいのがこのお店。
    飲み放題をもうけてない。
    飲み放題ってお酒を飲める人だけ得して、飲めない人や飲まない人には不公平。
    お得気分は飲み物じゃなく食べ物で!って飲食店の王道的なる主張があってボクは好き。

    〆でたのんだ中華麺。

    2bbbb99e.jpeg細くて縮れた、かなりカッチリした麺でスープに話して程良く茹でると、ザクザク歯ごたえ、かなり痛快。
    ツルンと表面なめらかで、プルプル唇の間を滑ってとびこんでくる。
    ポン酢にスープをくわえてそこに麺を投入すると、これがおいしい。
    最近食べた、鍋の〆の中でもしかしたらばコレがナンバーワンかもしれない。
    それほどこうした食べ方にピッタリとした麺でござった…、オキニイリ。

    このお店。
    こうしたタイプのお店の中では、感心するほどサービスが良い。
    スープのお替りを言わなくっても、いかがですか?ってポットをもってやってくる。
    そもそも料理のお替りが個数単位でたのめるシステム。
    だからかなり頻繁に厨房とテーブルの間をいったりきたりしなくちゃいけなく、キビキビ笑顔で何度も何度もテーブルにまでやってくる。
    悪く無いです。
    友人同士の会食にも、ちょっとした接待にだって使えるでしょう。
    おいしいモノを食べるというより、たのしく食べる。
    食べてみんながシアワセになる…、ってそんな気持ちの良いお店。
    めっけもんです、また来よう。

    拍手[0回]

    中華のランチ…、花彫酒家というお店。

    25809fd3.jpeg新宿三丁目にある、小さな中華レストラン。
    中国人のおかぁさんが、力いっぱい働いている元気なお店。
    同じようなお店がもう一軒。
    四谷三丁目にも南昌飯店ってお店があってここは新宿三丁目。
    三丁目つながりで、オモシロイなぁ…、って思ったりする。

    今日はランチタイムのちょっと前。
    11時半を目安に来ます。
    いつも昼時はかなり混雑する店で、だから忙しくなる前に来よう…、と友人と待ち合わせをしてやってきた。
    そしたらおやまぁ…、ほぼ満席。
    厨房の中もホールもてんやわんやの騒ぎで、ビックリします。
    早くこないと混雑するからと、同じ気持の人が沢山いたってコトでしょう。
    他のお店のピークの前に、一足先のピークのくる店…、いい店だなぁって思います。
    ココの名物、坦々麺。
    ここにくる目的のひとつがこの坦々麺で、さすがにおいしい。
    ポッテリとしたスープが濃厚。
    クリーミーで、辛いだけじゃなくコクがある。
    うま味の上に辛さがのっかり、だからラー油をタップリのせても決して辛く感じない。
    それほどゴマやナッツの風味と油のうま味がシッカリしているというコトでしょう。
    肉味噌タップリ。
    まるで麺が付け合せかって思わせるほどにスープが主役。

    2ab99115.jpegここのもう一つの売り物が、自家製ラー油。
    うま味が強い普通のラー油と、ビリビリ辛い激辛ラー油の二種類揃う。
    それをまるでのせるようにタップリ使って食べるのが、ココの流儀でどのお料理もラー油をかなり使っても味が破綻しないのがいい。

    坦々麺のサイドについたミニチャーハン。
    細かく刻んだ、ニンジン、ネギに色とりどりの中国かまぼこ。
    高価な具材をまるでつかわず、有り合わせのモノで作った家庭の焼き飯みたいな味わいがコッテリとした坦々麺と好対照。
    パラパラっとしたご飯の食感。
    口にご飯を含んでそれから、坦々麺のスープを口に含むとポテッとなんとも旨い。
    そこにラー油をタップリくわえる。
    するとご家庭風の焼飯が四川料理風のプロのチャーハンに変身するのがまたオモシロイ。

    ランチをたのむと+150円になるミニ焼きそばにも、タップリラー油。
    五目あんかけ焼きそばで、ココの五目あんはとてもおいしい。
    まぁ、ココの…、と特製せずともボクは情けないほどのあんかけ好きで、自分で作るとなかなかトロンとなめらかなアンにならないから、お店に来ると自然とたのんでしまうのかもネ…。
    ツヤツヤとした五目のあんが、揚げやきされた中華麺にまったりからんで口の隅々にうま味を運ぶ。
    ここにもタップリ、ラー油をかける。
    今日はラー油祭りのような昼であります…、お腹が燃える。

    95751cd4.jpeg一緒にいった友人がとった今日の定食のメインが豆腐の炒め物。
    揚げ豆腐と豚肉の炒め物とメニューにあっててっきり四角く揚げた豆腐が豚肉と一緒に炒められているのだって思ってた。
    ところがなんと揚げ豆腐と豚肉をほぼおんなじ細さに千切りにして、ピーマンと一緒に炒めた料理。
    味は塩味。
    チキンスープの味がシッカリ豆腐に入って、サッパリしてる。
    けれど炒め油の中に鷹の爪を何本か入れ、辛味をだしていたのでしょう…。
    真っ黒になった鷹の爪がぽつりぽつりと料理の中に残ってて、ビリッと辛い。
    ご飯がいくらだってすすむ味。
    豆腐を抜いたらチンジャオロースの牛肉を豚肉に変えたよくある料理。
    けれど豆腐が入るコトで、フンワリとした食感と、値段とカロリーかえずにかさも増える。
    工夫の料理…、今度真似をしてみようって思ったりした、いいお昼。

    家に帰って仕事の続き。
    喉を潤すためにファミマによって、ソフトドリンクをいくつか買った。

    66b72851.jpeg今オキニイリのコンビニドリンクが、キリンの「午後の紅茶・アップルソーダ」。
    紅茶の渋味。
    香りにスキッとした味わい。
    それにりんごの風味と酸味。
    細かな泡がブクブク舌をなでまわし、スルンと喉をかけおりていく。

    もひとつちょっと気になったのが今日はじめて見て買った、アサヒの三ツ矢サイダー・プレミアム。
    飲むと、こちらは大きく粗い泡がブクブク。
    しかもその泡がピトっと舌に貼りついて、舌の表面をプチュンとつねってはじけて消えるかなり頑丈で長持ちをする炭酸の質。
    くすぐったくって爽快な、独特の飲み心地がまずはたのしい。
    味はラムネの味とでもいいますか…、サラッとしてて心地良くゴクゴク飲んでも負担にならない。
    ペットボトルじゃなくてガラスの瓶に入っているのがまたたのしくて、グラスにそのままそのままゴクッと飲むと唇、ひんやり旨い。
    これはちょっとめっけ物。

    冬の寒い日…、部屋をガンガンあったかくして、火照った体に注ぐソーダは何故だかおいしい。
    夏のソーダは体のゴチソウ、冬のソーダは喉のゴチソウ…、そんな気がする今日の午後。

    拍手[0回]

    ひさしぶりの「チェゴヤ」に来ます。

    ef2632f5.jpeg焼肉のない韓国料理店として、チェーン展開をはかった老舗のひとつ。
    かつて四谷三丁目にステキな女性スタッフのいるお店があって、そのとき、かなり頻繁に通ってた。
    そのスタッフも韓国に帰り、料理もっずっと代わり映えしなくなってしまって、それでしばらく足が遠のいていた。
    今日はすんごく辛いものが食べたくって、それで覗いてみることにする。
    同じ三丁目でも、ココは新宿三丁目。
    お店に入ったのは7時ちょっと過ぎで、週末というのにお店はガラガラ。
    失敗したかなぁ…、と最初はちょっとビックリしたけど、ところがそれからしばらくしたら、次々、お客様がやってきてモノの30分でウェイティングまでが出来てしまった。
    ラッキーなり。

    キュウリ焼酎っていうのがあって、それをたのむ。
    やかんに焼酎と千切りにしたキュウリ…、そこに氷をタップリいれてキンキンに冷やしたのを飲む趣向。
    キュウリの緑の香りが焼酎にうつってスキッと、おいしく感じる。

    978fe866.jpeg料理をいくつか…。
    メニューをみてビックリしたのが、随分、内容がかわってるとこ。
    料理そのものはあまり変わってなくて、値段が随分、安くなってる。
    安くするために、いろんな工夫をしているのですね。
    例えばポッサム。
    茹でた豚を白菜で包んで食べる韓国料理の定番メニュー。
    程良く厚く切った豚肉をたった四切れ。
    つまり一品料理ではんくて前菜ポーションというコトなのでしょう。
    他の料理も、鍋以外はほとんどが小さなポーションで、居酒屋づかいをするのにとてもよく出来ている。
    韓国ではひとつの料理をもくもく食べて、それでお腹いっぱいにする。
    日本人はいろんな料理をちょっとづつ。
    なのに日本の韓国料理店はずっと大きなポーションの料理を高く売っていた。
    この売り方っていいんじゃないのって思ったりした…、ちと感心。
    クチャっと潰れる豚肉が、脂のうま味を吐き出して、口の中をネットリ潤す。
    この食感は好きなんだけど、たしかに一人2枚くらいが適量でしょう。

    カルビサラダって言うのをたのむと、これはカルビの甘辛焼きを葉っぱサラダの上においたの。
    焼いたカルビを葉っぱで包んで食べるのが、韓国的な食べ方でもありそれをサラダに仕立てた工夫にかなり感心。
    葉っぱの中にエゴマが混じって、韓国的なるフレーバーを作り出してる。
    自然に肉と野菜を一緒に食べられて、口の中がサッパリしたまま肉がどんどん進んでく。

    c9264217.jpegメインの代わりにしようかと、たのんだ鉄板ダッカルビ。
    鶏のぶつ切り肉を甘辛ダレで炒め煮をして作る鍋料理。
    それを少量。
    ハンバーグステーキをのせる大きさの鉄板の上において出す。
    野菜と茸をタップリ混ぜてソースも多め。
    だからスプーンですくってタレごと食べる。
    辛すぎず、甘すぎず、ちょっと中華の海老チリソースみたいな味のソースがとても食べやすい。
    味そのものがずっと穏やかで、日本人に食べやすい味になっているのも大きな変化。
    ただの韓国料理店じゃなくて、韓国スタイルの居酒屋って感じに完全になったってコトなのかなぁ…。
    それはそれで悪くない。

    9a41a0d9.jpeg辛いモノを食べたいという、当初の目的を果たすためにたのんだチゲ。
    いくつかあったチゲの中で一番辛いという表示のあるキムチチゲ。
    スープ用の石釜にタップリ、グツグツ、やってくる。
    具材はキムチと豚肉、ネギとそれから豆腐だけ。
    ドッシリとしたスープの味わい。
    スキッと辛くて、キムチがしっかりおいしいからでしょう。
    なかなか旨い。
    ウレシイのが玉ねぎだったり、卵だったり余分な具材が入ってないトコ。
    玉ねぎや玉子の甘みで辛さが台無しにならずにすむのがありがたい。

    〆のご飯のかわりにしたのが、プルコギ海苔巻き。
    海苔巻きとは言うけれど、大きな海苔の上にご飯をポンッとおき、そこにプルコギ。
    その状態でお皿にのせてやってくる。
    あとは自分で作って食べて!という趣向。
    手巻き寿司のような感じでこれがたのしい。
    韓国のりの風味とキムチとコチュジャンが、口の中で一緒になってなんだかビビンパ食べてるみたいな気持ちになれる。
    これは手間もかからない。
    韓国料理の〆のご飯に結構いいかも…、ってそんなコトを思ったりした。
    飲食店が生き残るには、こうして進化をし続けなくちゃいけないんだなぁ…、って思った次第であります、勉強す。

    拍手[0回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]