今日は「1129」、いい肉の日でござんして、それで焼肉。
おんなじコトを思っていた友人がいて、電話がかかる。
歌舞伎町の「幸永」からメールがきたぞ…、今日の合言葉は「ミサイル」だ!って…、実はこの店、定期的にTwitterで合言葉を廃していて、それを注文のときにお店の人につぶやくと、そのときどきに合わせたサービス品をそっと「どうぞ!」と出してくれるという、サービス。
今日はそれが「カルビ三点盛り」というので、気分も上々。
みんなでニコニコやってきて、まずはマッコリ。
プチプチ、泡が口の中ではじける発泡系の生マッコリで、それをのみつつ、キムチをつまむ。
ほどよく気持ちが盛り上がった頃合いでサービス品のカルビ盛り。
カルビと言っても切り出す部分で、味わいさまざま。
三角、中落ち、そして普通のカルビと三種。
脂が細かく走った中落ち部分はかなり熟成きいてて、食べるとムワッと獣の匂いがするのが、肉を食べてる!って気持ちがグイッと盛り上がる。
クチャっと奥歯にからみつくような食感と、ドッシリとした脂がおいしい三角に、サッパリとした肉のうま味が強いカルビと、味わい多彩でまるで飽きない。
しかもココのタレはすっきりおいしい。
炭で焼いていくとそれがこんがり焦げる。
脂が滲む。
そしてタランと網からこぼれて垂れ落ちて、炭にあたってジュワッと煙となって肉の脂にこびりつく。
その香り、そして味わい、風味が肉をおいしくさせる。
このタップリと盛りつけられたカルビの山が今日はタダというのがなんともありがたく、これぞ「肉の日」…、他にも肉をあれこれたのみボウボウ焼きます。
ネギタン塩はタンそのものの味というより、ごま油と塩の風味、それから塩とニンニク揉み込みしんなりさせたネギのうま味でおいしく味わう。
両面を焼いてから、ネギをのっけて温め味をなじませて食べてくださいネ…、って丁寧に焼き方、食べ方教えてくれるのがウレシイところ。
ハラミも塩で。
塩ダレをただまぶしただけじゃなく、粗くおろしたニンニクと塩と胡椒をグイグイ揉み込み、肉の仲間で味をほどこす…、それをこんがり表面焦げるまで焼き上げて、カプッと食べると口いっぱいにほとばしり出る、なんたるおいしさ。
炭で焼いて一番おいしい肉はもしかしたら、ハラミかも。
どんなに焼いてもみずみずしさをなくすことなく、脂でカリッと揚がっていくように仕上がっていく。
どんなに食べてももたれるコトがないのがステキ。
ミノに辛いタレをからめてコリッと焼くとシコシコ、まるで貝を食べてる食感がする。
部位が変わると歯ごたえ変わる。
それがたのしく、飽きずにグイグイ、食べられる。
それからホルモン。
カチッと脂が固まった、真っ赤な色だけを差し引くと、まるでキャラメルコーンのような形のこの物体。
それを網の上にそれぞれよりそわせるようにそっと置いて炭で焼く。
最初はみじろぎせずにそのまま。
ユックリ、ブルブル、足踏みするようにふるえはじめてベロンとヒックリ返りはじめる。
脂が露わになった途端に、炎が網からあがってきます。
腸の中に閉じ込められた脂が息をしはじめて、火であぶられて炎に変わる。
今日のホルモンはいつも以上に脂がのったコロンと太った見事なモノで、網に乗せるとかなり盛大に炎があがる。
心の炎もアガリます!
氷を押し付け炎をけしつつ、焼きあがったらすかさず口に放り込み、くちゃくちゃ噛んでゴクリと飲み込む、体が潤うオゴチソウ。
まもなくやってくる年末を戦う元気を今日、もらう。
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