友人たちと一緒に焼肉…、新宿歌舞伎町の「幸永」にくる。
肉でなくてはいけない日…、肉でなくては行けない夜があるモノで、今日がそんな夜でござった。
みんなで元気になるために、みんなの元気をわけあいながらたのしい食事をするにふさわしいお店…、歌舞伎町の外れにある、小さくけれどミッチリとした肉の空間。
さすが週末ということもあって、ほぼ満席にて煙もうもう、お店に入った途端にボクらまでもがおいしい焼肉になったみたいな気持ちがしてくる…、よきお店(笑)。
キムチにナムル…、酒のつまみにまずもらいパクパク食べつつ塩モノたのしむ。
ハラミにセセリ、どちらも食感シッカリしてて、特にセセリ…、つまり鶏の首の肉ってさすがにずっと動かしている部分だけあり、コリコリ歯切れてなんとも旨い。
塩と油とタップリニンニク。
それが肉から滲み出てくる脂と一緒になって網の上にて味がコンガリ仕上がっていく…、炭は調理をするモノであり、それと同時に調味料でもあるんだなぁ…、と思ったりする。
それからカルビの盛り合わせ…、ココの名物とでもいいますか、カルビといっても脂ののり方、赤身の状態で種類いろいろ。
そのいろいろを三種類…、タレをまとわせジュジュっと焼く。
焼肉ってやっぱりカルビ、サックリ歯切れて、噛むと口の中にジュワリと脂が広がりにじみ、ヒヤッと口の温度が一瞬さがるような感触。
脂が揮発しながら口の温度を下げていくんですネ。
そしてそれも落ち着くと、肉そのもののうま味が口に広がって気持ちがグイグイあがってく…、肉はココロのゴチソウですな。
しかもこれ、Twitterのフォロアー限定の合言葉を言ったらタダでサービスされるご奉仕品でございます。
今日の合言葉は、ワールドカップにちなんで「HONDA」、アリガタし。
肉がおいしいこの店で、それ以外に好きなモノ。
チヂミであります。
激辛チヂミっていう料理。
どう激辛かというと、青唐辛子を刻んでタップリ。
生地自体は薄くて具材はネギに玉ネギ。
表面パリッと揚がるように焼けていて、噛むとサクサク。
その歯ごたえが終わるとツルンと、ハリにあふれた生地の内側。
そこにネギがシャキシャキっとした食感くれて、ビリッと辛味がおいかける。
漬けて味わうタレがこれまた上出来で、酸味強めで、これには粉末にした赤唐辛子がタップリまじる。
青唐辛子は最初にビリッと辛味が走り、舌をジンワリ熱くする。
そこに赤い唐辛子のドッシリとした辛味がまじって、食べてる間、ズーッと辛味が持続する。
思わず冷たいお茶やお水を飲んでしまうと、辛味に火がつき、舌がずっとつねられているような気がする。
痛さがたまらぬオゴチソウ。
それからホルモン。
もともとホルモンをあまり食す機会がなかったワタクシで、ずっと敬遠してたんだけど、それが食わず嫌いだったと確信したのがこのお店。
ボクがホルモンに開眼した店というワケでして、今日もこれ。
ホルモンって寂しがり屋さんだと思う。
少量焼くと痩せていく…、だから、ある程度の量を網の上にこんもり、それぞれを寄り添わすようにして焼いていく。
互いをいたわり、水分を余計に吐き出させることなく、じっくり…、表面コンガリ、中はフックラ焼き上げて、そしてパックリ、ジュワリと味わう。
体のすみずみに滋養が染みこみ行き渡る…、そんなおいしさ、たまらない。
ボクらの隣のテーブルで、山盛りご飯にスープをとって、山盛りにしたホルモンを一人で黙々焼きながら、モリモリ食べてるおじさんがいた。
そうしなくてはならない事情があったのでしょう…、大人の夜の今日のコト。
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