夜を嘉賓で懇親会…、かつての仲間がより合って情報交換などする集い。
四谷三丁目の小さな香港みたいな場所で、まず雰囲気が気軽でいい。
昔ながらの中国料理のお店の雰囲気。
8人くらいは優に座れる円卓が、ドンドンズドンと置かれたまるで中華街的レストラン。
お店の人も気さくでたのしく、気配りまではできないけれど、してほしいことをお願いすれば機敏に的確。
だから変に気を使うこともなく気軽に食事をたのしめる。
ひさしぶりにみんなで集まり、ワイワイたのしい時間を過ごすにほどよきお店。
しかも料理もしっかりしてる。
ただ、「何をたのんでもおいしいか?」というと決してそうではないのが、まぁ、中国料理のお店全般に言えるコトなのだけれど、そこさえ注意をすれば必ずたのしめる。
日本にある中国料理店って「売りたい料理」と「売れる料理」の狭間で悩む存在で、例えば日本の人がしゃぶしゃぶ屋さんに言って寿司を頂戴とはまず言わない。
けれど外国の人が自分の国で日本料理のお店に行くと、すき焼きと一緒に寿司を食べたくなっちゃう…。
そのワガママに対応できないと現地で成功できなくなったりするのであります。
本国と外国では繁盛させ方が違うのですネ。
当然それと同じ現象が、日本の中国料理のお店で起こる訳です。
この店も、グランドメニューのほとんどは過去30年間まるで変わらずおんなじ料理。
けれどお客様からの要望で、あんな料理やこんな料理が増えてきて、得意ではない料理だけどお客様から無いの?と言われる料理がいくつか地雷のように埋まってる。
しかもそれらは不思議と高額だったりするのネ。
ここのお店の値段じゃなくて、世間一般の通り相場で値段がついていたりするから、それらを避けつついつもの料理をいつものように。
エビにフッカリした衣をつけた揚げ焼きという天ぷらみたいな料理であったり、つぶ貝と野菜を塩味とトーチの風味で炒めた料理。
酢豚の甘酢あんかけを揚げワンタンにかけた料理は安いクセして酢豚よりもサクサクおいしいボクの好物。
骨付き豚バラ肉を蒸して骨ごとむしゃぶりつくのも、こうした手軽な料理ならでは。
油をタップリ含んでとろとろ、フックラ仕上がる玉子でとじたエビにお焦げと、こうしてみると結構野菜を沢山食べた。
なにより色とりどりでカラフルなのが、目にもゴチソウ。
そしてメインのココの名物。
極細麺を蒸したモノ。
それにオイスターソースと油を和えたタレをタランとかけまわし、ネギをちらして出来上がり。
具はない。
麺とソースだけで味わう究極の麺。
細いクセしてバサバサ口の中で暴れる頑丈さ。
しかもムチムチ、噛んでるうちに小麦粉麺独特の粘り気もでる…、そしてオイスターソースの風味が口に広がる。
何度食べてもおいしく、何度食べてもどうやったらこんなに上手くできるんだろうって不思議に思うオキニナリにてオキニイリ。
それにしても今の外食産業って本当に大変。
その産業の役に立ちつつ稼いでいくってもっと大変ってみんなでしみじみ語って今日の会食終了、またあいましょうと言って分かれる。
また会いましょう…、ニッコリと。
関連ランキング:広東料理 | 四ツ谷駅、四谷三丁目駅、麹町駅
ところでまもなくこんなガジェット、発売されるようであります。
バンダイから出る犬型ロボット「スマートペット」。
顔の部分にiPhone、あるいはiPod touchを埋め込み、専用アプリと連携して「お世話遊び」や「ゲーム」ができる。
お世話遊びの部分だけは、ロボット本体がなくてもiPhoneなんかだけでもできる。
まぁ、iOS用のたまごっちみたいな感じのようであります。
でもロボット部分があれば、飼い主の声を覚えたりいろんな芸をさせることができたりと手軽なアイボのようにふるまう。
4月28日発売、値段はなんと「7800円」という、アイボの時代に比較するとリーズナブルすぎて涙が出ます…、ちなみにアプリは無料ダウンロードができるとも言う。
そのうちiPadを内蔵した中型犬タイプとか、ネコ型だとかのいろんな本体が出てきたり、それにアプリがどんどん進化したらばちょっとたのしいコトになるんじゃないか…、って思ったりもする、なんだかかなりのオキニナリ。
[0回]
PR