夜、新宿で人と会う予定があって、待ち合わせ場所にグロムを選ぶ。
伊勢丹の向かい側にあるマルイの中にあるお店。
夏も終わりの気配の今夜。
夏は行列ができていた人気のジェラート屋さんもさすがに静かで、すんなり椅子に座れてニッコリ。
フレーバーもほんの少々、秋模様。
トフィーやジャンドゥーヤ、あるいはリッチなチョコレートなど、濃厚系の味のモノが主流をなしてる。
夏は柑橘系が多かった、ソルベの類は数が少なめ。
その中でまずは洋なし。
そもそも洋なしというフルーツが大好きで同じ梨でも和梨はダメ。
過度なみずみずしさが苦手でけれど洋なしのザラッとするのがかなり好き。
このジェラートはまさに洋なし。
ザラッと繊維を感じる食感そのまま。
香りたかくて、口の中でトロンととろけてなめらかになる。
もうひとつのフレーバーはヘーゼルナッツ。
ナッツの味わいって、あぁ、秋だなぁ…、ってしんみり思う。
ヘーゼルナッツのような軽めの風味から、クルミのようなコッテリとした、重たい香りのナッツに向かって冬になる。
ちょっときな粉のような焦げた香りがこうばしく、甘みよりも風味が先にやってくる。
そしてサラッとスッキリきえて香りだけを残してなくなる大人の味にウットリします…、さて移動。
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新宿の街で仕事一歩手前の時間をたのしく過ごし、それでご飯。
本当は蕎麦を食べたかった。
カラッと揚がった天ぷらに、熱々の汁。
体をお腹の中からポカッと温める、今日一日の〆にしたいと思ったんだけど、この新宿には粋な蕎麦屋がほとんどない。
蕎麦がおいしい居酒屋はある。
蕎麦を〆にした上等な和食のお店もあったりもする。
昔、新宿2丁目においしい蕎麦の店があったんだけど、5年ほど前になくなっちゃった。
さぁ、どうしようとウロウロしてたら、そうだ、ホットな料理で体を中からあたためるのも悪くはないかとタイ料理。
ゲウチャイにくる。
本格的な辛く酸っぱい料理でガツンと行こうと、それでまずはトムヤンクン麺。
麺はビーフン。
ココのトムヤムスープはかなり上等。
エビの玉子がビッシリ、スープの上に漂っていて平打ちビーフンにそれが絡んでどこを食べてもエビの味。
具材はシンプル…、フクロタケにエビにパクチー。
空芯菜がトロトロ食べてるうちに粘って、食べごたえも結構あります。
野菜をつまみに食べたいよね…、ってそれでガイラン。
南部中国から東南アジアにかけて食べられている、緑の野菜。
ブロッコリの芯のような感じの風体。
ザクザク歯切れて、ところがトロンと粘り気を出す。
空芯菜のような食感。
けれどビリッと苦味があって、かんでくうちに苦味が甘みに変わってく。
鶏のモモ肉を醤油漬けにしてガリッと焼いた鳥チャーシューのような具材と一緒にいためて、お酒が飲みたくなっちゃう味わい。
夏につかれた体に元気をくれるようなたのしい味わい…、オキニイリ。
そういえばロンドンパラリンピックから続々選手が帰国してる。
かなりの成果をあげた人たち。
なんで、銀座のパレードをパラリンピックが終わってから合同でできなかったんだろう。
ボクらはいろんな配慮に欠けてる。
人気取りが大好きな人達の勇み足だったなぁ。
だってイギリスなんてパラリンピックとオリンピックの両選手が一緒にパレードしたんだよね…、それが本当に思いやりのある国のするコト。
そのうちそもそもパラリンピックとオリンピックが別け隔てなく同時開催される日が、絶対来るに違いないってそんなコトをいいつつパクパク。
ガパオライスをみんなで分ける。
ココのガパオライスはかなり独特の味…、干したたけのこのアンモニア臭を隠さず素直に、粗挽き鶏肉と一緒に炒める。
オイスターソースの味と辛味のバランスがよく、よく焼き玉子と一緒にそれをご飯にガシャガシャ混ぜて味わう。
ジャスミンライスの香りも鮮やか…、往く夏惜しむオゴチソウ。
明日は朝から打ち合わせにて、そろそろ寝ましょう、また明日。
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