夜、買い物のついでにでかけた新宿で、軽く餃子で酒を飲む。
「テムジン」という店で、博多で何軒かお店をやってるローカルブランド。
博多で夜に待ち合わせをするとき、「大名のテムジンの前でネ」なんて言って集まったコトが昔よくある…、そこで食べるのじゃなく待ち合わせのランドマークであったとこ。
おいしいっ!ってほどじゃなくてそこそこ、昼から夜中までずっとあいてくれているので他にチョイスがない時、オヤツの代わりにつまむ…、って感じのお店でありました。
そこの支店が代々木にあって、二号店という扱いで新宿の小田急ハルクの地下にある。
ハルチカって名前の施設。
「食堂酒場」ってサブタイトルがついていて確かに今。
食堂風と酒場風のお店が流行っているからその両方を一緒にしちゃえばいいじゃんってことなんでしょうか…、勢いづいてつけた名前に笑っちゃう。
フードコートのようなスタイル。
全部で7軒ほどのお店が軒を連ねていて、人気・不人気で込み具合が違ってる。
ココのお店はちょうど真ん中くらいでしょうか。
ほどよき混雑。
すぐに座れて、ほどよく便利。
紹興酒をたのんでオンザロックでゴクリとやります。
韓国料理や串かつ、豚串、お好み焼きと話題で人気のお店には女性のお客様が沢山集まり、ボクらの周りはおじさんばかり。
このあたりのところが飲食店の成否を分けるポイントかもね。
つまみをいくつか…、すぐに出来るのが甘エビの唐揚げだっていうのでそれをたのんでサクサク、パリポリ食べる。
エビはそもそも熱を通して焼いたり揚げたりした方が、生のモノより甘くて旨い。
歯ざわり軽快、しかも殻で包まれた身はムッチュリと歯ごたえたのしい、オゴチソウ。
ホルモン炒めっていうのがあって、たのんでみたら、もやし炒めのような料理がやってくる。
厨房から近づいてきたときには山盛り。
ボリューム感に気持ちがあがった。
ところが実際目の前にやってきたのをみたらばほとんど、もやしと玉ねぎ。
ところどころに豚ホルモン。
とは言えもやしがシャキシャキしてて、ネギの甘味も十分で野菜炒めと思えばおいしい。
それから餃子。
小ぶりの餃子が10個一皿で一人前。
これを酢醤油に赤柚子胡椒をとかしたタレでパクパク食べる。
餃子は中身のおいしさよりも、焼き加減がおいしさの素。
皮がこんがり焼けて中からジュワッと肉汁でてくるところがゴチソウで、その点小さな博多餃子は焦げたところが多くなる。
パリパリとした皮の食感たのしくて、お酒も進む。
なによりお腹にたまらず夜のオヤツのような味わい、食感、食べごたえ…、ほどよきおいしさ堪能します、それから夜の買い物をして家に帰って〆とする。
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友人からお土産ネ…、ってもらっていたのが稲庭うどん。
もともと上等な稲庭うどんの中でも高級なモノと言われてる「佐藤養助の謹製うどん」をまずはキレイに茹でて、ザブザブ冷水の中でキリッと〆る。
細いクセしてコシが強くて、揉むようにしてゴシゴシ洗ってもヘタレず逆にハリが出る。
手に取りクルンと丸めるようにお鉢に盛ると、なんと飴色。
ツヤツヤしててみzみずしくて、ピトッと手のひらにまとわりつくようなその感触に喉が唸って、よだれが出ます。
漬け汁2酒類。
銀座の佐藤養助直営のうどん屋さんでお薦めの「タイ風グリーンカレー」が一種類。
普通の醤油出汁に氷を入れたのと、食べ比べしてかなりゴキゲン。
グリーンカレーとの相性が抜群によくてビックリします。
ココナツミルクがクリーミーで、麺との辛みがとても良い。
もともと稲庭うどんのタレに、ゴマだれなんかがよく合うから、合うんだろうなぁ…、って感心します。
それから天ぷら。
エビとホタテのかき揚げと、レンコン、シシトウ、ナスに穴子とあれこれ買って稲庭うどんのオカズにします。
この天ぷらがグリーンカレーにまた合うのです。
ナスは素揚げはグリーンカレーのそもそも具材、ビックリしたのは穴子の天ぷらがグリーンカレーを吸い込んでネットリとした味わいになるのがたのしく食も進んだ。
稲庭うどんんは癖がないから、いろんなモノに染まってくれる…、いろんな食べ方ためしてみようって思って食べた…、夜のコト。
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