まだまだ暑い夏のお昼に、ガツンと夏の料理を食べる。
新宿駅のルミネの中にあるお店、「タイ屋台料理カオサン」って店。
開店とほぼ同時にやってきたのに、もうお客様が何人かいてオープンキッチンの中ではランチボックス用の料理が次々できあがっているにぎやかさ。
アジアの料理ってにぎやかな場所、お店で食べるとなおさらおいしく感じるようにできている…、ような気がする、だからこうしたお店はうれしい。
3人できてランチセットを3つたのんで、ハフハフ食べる。
ご飯の料理がメインのセット。
ひとつはグリーンカレーが主役。
鶏肉に茄子、ピーマンタップリでピリッと辛い。
生まれてはじめて、タイのカレーを食べたとき、それまで食べたどんなカレーとも違った不思議にビックリしました。
辛味にうま味、しかも香りが鮮烈でジャスミンライスの香りと一緒になるとエキゾチックな風味が口に広がっていく。
それからガパオライスを食べる。
タイのご飯料理といえばまずはガパオライスでござろう。
鶏の肉を叩き切りたけのこやしいたけの歯ごたえ、それからバジルの香りがくわわる。
タイの料理は香りの料理。
そして辛味がピリッとすべてをひきしめる。
夏にとてもありがたい。
今日もみんなでハフハフ食べると、自然と笑顔になってくる。
麺の料理をひとつとる…、夏には暑いスープ麺。
汗をかいて体をスキッとさせましょう…、っていう趣向にてトムヤンクン麺をたのんで食べる。
スキッと透き通ったトムヤムスープ。
エビのうま味に酸味が混じってスキッと旨い。
具材もタップリ。
空芯菜にパクチー、それから厚揚げに鶏で作ったチャーシュー風。
なにより揚げた桜えびがタップリういてて、卵麺にそれが絡んで口の中へとやってくるのがもうたのしくてやめられない。
鶏挽き肉がホツホツときおり口の中にやってくるのもまたオモシロク、けれど食べてるうちに辛味で汗がジンワリ湧いてくる。
お腹も汗をかいてきて、それがうれしい食欲になっていくのもまたありがたし。
それにしてもガパオライスの卵焼き。
よく焼いてってお願いすると、「あんたなかなかわかってるわね」って感じにニッコリ。
白身の縁がサクッとフリルのように仕上がり、黄身は半分レアの状態でやってくるのが本当にうれしい…、白身のプルンとした食感と黄身のトロンとなめらかで甘みをジンワリにじませるのがピリッと辛い料理の引き立て、やさしくさせる。
セットについてやってくるサイドの料理もやさしい味わい。
千切りキャベルとヤムウンセン…、春雨と野菜の辛いサラダのような料理でそれも千切りキャベツと一緒に食べると甘い。
野菜の甘さとサクサクとした食感が、メインの料理を引き立てる。
生春巻きを食べるスイートチリの甘さが体にしみるオゴチソウ…、タピオカミルクで口を潤し、さてさて移動といたします。
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