この週末はいささかせわしないスケジュールにて朝を外食。
ちょっと早めの時間でもあり、お店の中はちと静か。
カウンターで注文をして番号書かれたレシート受け取り、お水を汲んでテーブルにつく。
ウォーターサーバーの上にニコニコ七福神…、真っ赤な舞台の上に戯れ遊ぶ姿をみていると、気持ちが晴れやか。
ガンバル元気がやってきて、思わず料理をあわせてパンパン…、柏手うったらそれにあわせて厨房の中のおじさんが、「ありがとうございます」って声かける。
なんてたのしい、朝のコト。
今朝は何にしましょうか…、と、メニューがそれほどあるワケじゃないんだけれどかなり迷った。
かつてはココの全部のせ的朝朝食を迷わずたのんだ。
それが最近、なんだかちょっと重たく感じてそれでここしばらくは卵焼きだけがおかずの定食に鞍替えしてた。
ただ今朝のコト。
焼いた玉子ばかりじゃちょっとおもしろかない。
スベスベトロトロ…、山芋とろろを食べたくて、それで「トロロ定食」にした。
出汁でわった山芋トロロ。
そこに青海苔パラッとふって、目にやさしいのがまずはゴチソウ。
ツルンとそのまま器に口つけ、ズルンと味わう…、そのなめらかな食感に、体がトロンとほぐれる感じ。
ツルンと口に流れ込み舌にのっかりムチムチ、ネバネバ。
ドゥルンと喉をかけぬけてお腹にポッテリ、滋養がお腹の中から体に染みわたる、朝のゴチソウ…、悪くはないなぁってそう思う。
山芋とろろに蕎麦にご飯、昆布の佃煮、焼いた海苔、それに温泉卵がセットになってこの定食がひとそろえ。
蕎麦に焼き海苔をちぎってちらし、七味をパラリと味ととのえる。
海苔がトロンと出汁をすいこみなめらかになり、そばにからむと蕎麦までネロリとちょっと粘って海苔の風味も一層ひきたつ。
ピリリと七味の力をかりて、朝のお腹が潤ってくる。
温泉卵はちょっと苦手な食べ物で、ここ暫くは苦手料理の克服をテーマにいろんなモノを食べようと努力をしてる。
けれど今朝のこのオンタマはボクが思ってた温泉卵と違って黄身までトロトロ半熟…、温泉卵って白味は半熟、黄身がねっとり固まっているモノとずっと思っていたのに、いつからそうじゃなくなったのかい?
ここまで日本は生の玉子に魅入られてるの?…、なんだかちょっと情けない。
関連ランキング:そば(蕎麦) | 四谷三丁目駅、曙橋駅、信濃町駅
ちなみに温泉玉子の作り方をYouTube上で探してみたら、日本語動画のほとんどはなぜだか黄身がトロトロで仕上げて平気な作り方。
「ONSEN TAMAGO」とローマ字で検索したらこの動画。
ピコピコ、電子音で作られたBGMが耳障りではあるけれど、出来上がった温泉玉子の状態は見事なモノでウットリします。
白身がプルンとやわらかで、黄身がプルンと固まってこその温泉卵でございますゆえ、「天晴れ上出来」と拍手をしながら何度も何度もみてしまいます。
[6回]
PR