ひさしぶりに水道橋で朝…、ラインに来ます。
水道橋が一日をはじめる場所ではなくて、仕事の途中に立ち寄る街に最近なってしまってて、それで長らく水道橋で朝食をとる機会を逸してた。
今日はたまたま水道橋で朝一番の仕事があって、それで来ました。
いつもはのんびりしているココの朝の時間が、今日は不思議なほどににぎやかで、空きのテーブルが2つだけしか残ってなかった。
にぎやかな朝もなかなかたのしいモノで、ニッコリしながらいつもの注文。
ハムのトーストサンドイッチのセットをもらう。
去年のはじめくらいだったか。
それまで500円くらいしていたこのセットが、なんと380円になっちゃった。
こんなに安くしなくていいのに…、って。
言ったら、いえいえ。
毎日のように来ていただけるお客様が少なからずいらっしゃって、その方々のコトを考えたら「毎日通える値段にしたくて」と。
それでずっと380円というありがたさ。
だから本当は、ボクももっとしばしば通わなくっちゃいけないんだろうけどゴメンなさいね。
たまにこうして、来ますから。
野菜不足になりがちなボクにとってはありがたくサラダがタップリついてくる。
レタスにキュウリ。
どちらも千切りにして塩でもみ、ほんの少しの油をくわえてシットリさせる。
野菜が自分の水気でシットリ。
サラダというよりおひたしみたいな食べ心地にて、体が潤うウレシイ一品。
まるでそれがメインディッシュのような姿のお皿の上も、目に鮮やかで朝の頭をたのしくスキッと起こしてくれる。
サンドイッチの具材は全部で三種類。
ツナと玉子とそしてハム。
全部ためしてみたのだけれど、ココのカサッとよく焼けたトーストブレッドには、ハムとキュウリのサンドイッチが一番ピッタリ…、それでずっとコレにする。
それにしてもよく焼けたパン。
パン自体もカラッと乾いた焼き上がりにて、パンの水気がほとんど抜けてしまったようにサクッと焼けてる。
そこにタップリ芥子とマヨネーズをほどこして、それから具材を挟んでいるので具材部分はみずみずしくて、パンの乾いた食感とよき相性でなんとも旨い。
今日はいつも以上に芥子がピリッときいていて、月曜の朝を明るくさせる。
ホカホカ、まだあたたかい茹でたばかりのゆでたまご…、小さいながらズッシリ重たく、スルンとキレイに剥けますようにとお祈りしながら、ペリンと剥いた。
そしたら見事にありがたく、スルンと大きく剥けていく。
薄皮までもがキレイにスルンと。
だから玉子の白身はスベスベ。
パクリと食べると、ムチュンと歯切れてキレイな黄身がころりと飛び出す。
よく茹で玉子独特の、パサッと舌でぱさついて、それがユックリ、クリームみたいになっていくたのしい食感、味わった。
次々お客様がやってくる。
今日はずっとにぎやかな朝。
表は寒く、肩をすくめて厳しい顔で入り口先までやってきて、ガラスのドアをあけながらみるみるうちに顔が笑顔になっていく。
いつもの顔をそこにみつけて…。
自分の好きなテーブルが、まだ空いているのをみつけてニッコリ。
その表情の変化をみるのが、なんだかウレシク、ぼんやり朝の時間を過ごす。
コーヒーにミルクをおとしてそのまましらばらくほうっておくと、ユックリ螺旋を描きつつカップの中が徐々にミルク色になっていく。
別に混ぜる必要もなく、おいしいモノとおいしいモノがひとつに混じるさまをみながら、こんなふうにしてこの世の中がシアワセ色にそまっていけばいいのになぁ…、って思ったりした、居心地良すぎていささか長いをしてしまい、会社に遅刻でごめんなさい(笑)。
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