朝を東京駅で食する火曜日。
とは言え、昨日が振替休日というコトもありまるで月曜みたいな気分。
連休合間の今日でもあって、だから家の近所のお店も休みをとってるところが結構多い。
特に今年のこの連休。
多くのお店がこの連休を使って改装。
業態転換とそれを理由にお店を休んでいるところが多くて、景気の変わり目なのか?って思ったりする。
大きな会社がやっているチェーン店は年中無休でやってくれる。
あるいは東京駅のような場所。
いつもと違ったにぎやかさにて、あぁ、東京は動いてるって。
そんな感じもステキなところ。
今日も朝からありがとう。
仕事の資料の受け渡し。
東京駅でと会社に出る前立ち寄って、ついでに築地寿司清でづけ丼選んで朝としました。
先日、漬け丼食べようと思って来たら出遅れて、それで売り切れ。
ゴマダレで和えた鯛の刺身を使っただし茶漬けににした。
それはそれでおいしくて、けれどやっぱり漬け丼が食べたかったよな…、って今日。
早めの時間というのもあって、めでたくそれにありついた。
最近、マグロがおいしく感じる。
瀬戸内地方からやってきて、もう人生の三分の2はお江戸で過ごした。
だから体が江戸前仕様になってきたのかもしれません。
特に漬け。
マグロの赤身が醤油の中に水気を吐き出してネットリ、まるで牛肉の赤身のような粘り気を持つ。
それがピトッと舌にはりつけ、ムチッと歯切れてスッキリとした酸味にウットリ。
トロは脂臭くて好きじゃない。
同じ赤身も熱を通すとバサッと食感、粋じゃない。
漬けに限ってなんでマグロはこんなに旨い。
開眼しましてそれで最近、寿司屋に行っても漬けを食べずにすませられない。
かなり大好き、オキニイリ。
わさびをタップリ、のっけるように赤身にのせて、そうしてパクリ。
ツーンっと鼻からわさびの香りが突き抜ける。
ちょっと涙目、目が覚めた。
わさびの辛さに対する感受性って、日本人がもしかしたら一番敏感なのかもしれない。
中国系の人だとか、あるいはアメリカ人ってわさびの風味を「甘い」と感じる。
しかも魚の臭みを覆い、生の魚を食べやすくする…、だから醤油にタップリ溶かし緑色したペーストみたいにして食べる。
それでも辛い!ってしかめっ面をする人なんてほとんどなくて、なんだかビックリ。
オモシロイ。
一緒についてくる豚汁を、ズズッと汁だけすすっていくと徐々に具材が下から顔をのぞかせる…、大根、ニンジン、ごぼうにこんにゃく。
それに薄切り豚バラ肉が底からゴッソリ姿を現す、なんともステキ。
七味をパラッとふりかけて、パクリと食べてお腹をやさしくあっためる。
刺身をペロンとめくるとそこには漬けダレ吸って色気づいたご飯が顔をのぞかせる。
できればマグロの漬けと鯛の胡麻和えを一緒にご飯にのっけてもらって、半分丼として食べて、残りに出汁をかけてお茶漬けにして食べられたなら、いうコト無しでありますけれど、そうは問屋がおろしてくれず、誰かと一緒にくればそうした野望も達成できるのにって思ったりする、さて仕事。
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