東京駅の近所ではじめる朝の一日。
東京と言う街を相手に仕事をしてると、東京駅を意識することはあまりない。
特にボクの仕事の重心は山手線の西側で、つまり東京駅の反対側…、そもそも地下鉄で移動するコトが多くてJRの駅を使う機会が減ってくる。
けれど日本を相手にしようとすると、俄然、東京の東っかわの出番が増える。
世界を相手にし始めると六本木だとか赤坂のアドレスが有利なんだよ…、って言う人もいる、オモシロイ。
今日も東京駅が起点の一日…、ちょっと仕事の行動半径が広がっている証拠かもネとついでに初藤でガツンと日本の朝をとるコトにする。
玉子焼の朝の定食。
たのむといつも、「ちょっとお時間頂戴します…」って、一言添えられるのが、またウレシイ。
ちょっとは本当にほんのちょっとで、5分足らずで料理は出てくる。
それだけ他の料理がすぐに出てくるってコトであります。
豚汁だったり、肉豆腐だったり仕込みができる料理ばかりで、玉子焼だけが注文してから一から焼いて仕上げる料理。
当然、熱々。
朝の忙しい気持ちにもやさしいこうしたクイック料理がありがたい。
出汁とみりんで味を整えているからコッテリ甘めで、朝の口にやさしくオイシイ。
醤油をほんの少々。
すると焦げた風味がわきたって、鼻をくすぐる。
ご飯にのせてハフッと食べると、舌がお手玉するように熱くて出汁の香りがフワッと鼻から抜けるたのしさ。
一緒にマグロの中落ちをたのんでご飯のお供とします。
贅沢に!
昼は定食、夜は居酒屋と言うこのお店でだからマグロも新鮮、一口目にはヒンヤリ冷たくピトッと舌にのっかって、ちょっと金属っぽい赤身の魚特有の匂いがただよい、口がほんのちょっとだけ、何が口に入ったんだろう身構えるのがオモシロイ。
わさびをタップリのっけて醤油にトプリとつけて食べると不思議と、マグロの赤身の金属味が旨味と甘味に変わってく。
朝のご飯のおかずとしては少々、贅沢。
しかも築地ご飯を食べてるような気持ちがしてくる、オモシロイ!
切り干し大根、柚子の香りがさわやかな浅漬けにした漬け物に、味付け海苔、ワカメの漬け物がついて今朝の一揃え。
午前中をたのしく過ごすに十分な、おいしい朝に感謝する。
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