博多から友人がでてきて、たのしく飲もうと計画してた。
ところがあいにくの台風来襲、今日中に新幹線にのっていけるとこまで行きたいからと、それで急遽、サックリ立ち飲み。
東京駅の近い場所でと、「日本再生酒場い志井」っていう店にくる。
オフィスビルの中にありつつ、立ち飲みスタイルで場末な雰囲気。
料理ももつ焼きがメインであります…、ちょっとお腹が重たく感じて最初はトマトジュースを片手にオニオンスライス、牛すじ煮込みに茹でタンつまむ。
肉がお腹の中に元気をくれたのでしょう、芋焼酎のお湯割りにかえたくなって、それをたのんで串焼きいくつか。
丸腸だったり豚バラ肉で大葉を包んだ変わり串とか、リブロースなんかを焼いてもらってパクリ、グビリと話が弾む。
お店の中に流れる音楽が80年代のアメリカンポップスというのがボクのハートにドンピシャ…、ステップ踏みつつパクリ、グビリとたのしんだ。
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友人を送り出してから〆にしようと、KITTEに向かう…、日本郵政の本局跡にできた商業施設であります。
鳴り物入りでオープンをして、最初はどこもが大繁盛。ところが今では随分静かで物販フロアなんてほとんど人がいない状態。確かに外は大雨で帰りを急ぐ人がたくさんいるのだろうけど、ボクらが目指した「はなまる」さんは行列でした。
よく見てみれば、お店の前に行列あしらいのロープが張られているのはここだけ。
人気がいまだに続いてるんでしょう。
とは言え10分ほども並べば座れる…、ちょうどお客様の入れ替わりのタイミングだったのだろうと思いはするけど、これもひとつの台風効果と思いましょう。
近隣のビジネスマンが家に帰る途中にふらりとやってきて、寿司を摘む姿が多し。
かと思うと旅行途中に見えるファミリー、グループ客。
ボクらの隣では海外から来たファミリーがたのしそうに食事をしてた。そのシアワセの空気をもらって、ボクらもニッコリ。
北海道の名物回転寿司の店です。
だから北海道的ネタやメニューがたくさんあって、まずは「ザンギ」をたのんで注文…、しばらく待って熱々のものが厨房の方からやってくる。
北海道風の唐揚げ=ザンギで、醤油とニンニクベースのタレにしっかり漬け込み揚げている。
やってきた段階ですでに鼻においしくて、噛むとジュワッとタレの混じった肉汁がくちっぱいに広がっていく。
回転寿司で唐揚げだとか寿司以外のモノを注文するのはなんだか負けた気がして好きじゃない…、そうなんだけど北海道の名物だと思うと不思議と負けた感じがしないのですね(笑)。気持ちがおいしく感じるからでありましょう。
お寿司のネタも北海道の直送モノがメインで旨い。
活つぶ貝や玉子をタップリだいたシャコ、ネットリとしたイカにズワイとどれも新鮮。味わい深くてウットリします。
最近、海がしけてるらしく帆立や赤貝のような貝類がほとんど入荷待ちの状態。
それがいささか残念で、けれど他のネタがどれも味わい深くて、その残念を補って余りあるほどの品揃え。
タラバの内子っていうのがあって、つまりカニの卵巣のコト。
たのんでみるとほんの少しの濃い紫色のタール状のモノが軍艦の中にある。これが凶暴なほどおいしんです。
たった少しのこの物体が口に入った途端にズシンと、蟹の旨味を吐き出していく。
生命を食べてるってなんだか厳かな気持ちになるようなオゴチソウ。
北海道らしい寿司と言えば、山わさびを使ったあれこれ。
ホースラディッシュのコトですね…、ツーンと尖った辛味があって、タップリ食べると涙なしには味わえぬモノ。
それをタップリ、生イカにのせ握ったモノはイカそのものが甘くてネットリ。
その食感と味わいとビリッと辛味が引き立てる。一瞬、消えてしまったイカの甘さが辛味の影から顔をだしてくる、めくるめくようなたのしい味わい。
それからかっぱに山ワサビ。
これは来ました…、ツーンとくる。ツーンときながらそれがおいしくやめられず一本キレイに食べぬくと、お腹が空いたような気がする。
数日前にも寿司を食べ、飽きずに今日も寿司にして、地方地方の寿司があること。
そういう日本てなんてステキと想う夜。
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