東京駅を中心にして仕事をこなして、そして夜。
フカヒレ食べます。
頂上麺。
キッチンストリートっていうレストランだけの集合施設。
最初は1300円で味わうことができる贅沢というのをテーマで、テナント集めをしてスタートした。
今では、その1300円という縛りはなくなり、それぞれ独自の価格政策で営業してはいるけれど、開業当初のテナント構成そのままでやれているのが立派と思う。
どこもそこそこ繁盛していて、けれど中でも一番人気がココと、仙台牛たんの二店舗のよう。
どちらも一日ほどよく満席。
特にこの店は一番目立つ場所にあって、老若男女。
いろんな客層に利用されてる。
今日もサラリーマンから旅行途中の私服のグループ、若い女性同士だとかといろんな人に混じって食事。
にぎやかな空気もたのしい…、さて、ご飯。
土鍋煮込みのフカヒレ料理。
麺かご飯のどちらか選べる…、大抵いつもは麺をたのむ。
熱々スープと一緒にグツグツ煮こまれていて、食べてる間にドンドン麺に熱が入ってトロトロ、やわらかになっていく。
その食感の変化がたのしく、なにより麺がとろみの中で、フカヒレみたいに振る舞うゴージャス感が好きでそれでそればかり。
ただ今日はちょっと気持ちが気まぐれ…、ご飯を選ぶ。
あんかけの下にホツホツとしたご飯がギッシリ、レンゲをそっと突っ込むと底からぶくぶく、小さな泡が湧いてくるのが、別府温泉の坊主地獄のごときさま。
熱さと同時に、あぁ、このトロトロがこれから口にやってくるんだとワクワクしながら、そっとすくって舌の上にポッテリとおく。
醤油の風味とオイスターソースのコクとうま味…、それに上湯スープの深い味わいが、あとからやってきては広がる。
麺にからんだトロミもおいしい。
けれどご飯の一粒ひとつぶにからみついたトロミもおいしい。
麺に比べてお米は個体のサイズが小さい分、口の中での情報量が圧倒的に多くって、口全体が騒々しくなる。
舌の上を転がるようなスベスベ具合も格別で、これもおいしい。
味わい深い。
追加で一品。
モヤシと黄ニラの炒めもの。
これに金華ハムが入っていれば文句なしのフカヒレスープのよき相棒になるところ、さすがに一皿300円では望むべくもなくそれは我慢(笑)。
けれどシャキシャキ、見事な仕上がり。
黄ニラのところどころがこんがり焦げてて風味も見事に香ばしい。
スベスベとしたトロミと一緒に、シャキシャキがやってきてそのトロトロを一層際立て、口を騒々しくさせる。
油の香りがオイスターソースの香りに深みを、黒酢を注ぐとそこに深みがやってきて、これでご飯を食べてくなってく(笑)…、お腹も満たされニッコリします。
さぁさ、おうちに帰ります。
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