日帰り出張で西に向かう今朝。東京駅で朝をとる。
病み上がりというコトもあり体の節々に痛みが残り、咳をいっぱいしたからでしょう…、腹筋痛し。ずっと風邪を引いて咳をしたらば腹筋が割れてくれるかもしれないなぁ…、なんて思って大笑い。
体にやさしい朝にしようと、東京炒飯の朝の限定。「泡飯」にする。
赤坂離宮の譚さんがプロデュースしたというのを売り物にする、JR東日本系の外食会社運営のお店でござんす。
注文すると大きな中華鍋をふりかざし、スープを沸かして炊き上げる。気軽に味わうコトができる専門料理って感じで決して悪くない。
ただ厨房の中から大きな声で「塩に味の素を混ぜておいたから。ちょっと少なかったから多めにしといた」なる、業務連絡が飛び込んでくる。中国料理と化学調味料は切ってもきれぬ関係だとわかっちゃいるけど、これほどあっけらかんと言われちゃうと、弱ってしまう(笑)。
さて、その味の素をちょっと多めにほどこした塩で味を整えたであろう、今朝の一品。
卵とエビの泡飯がこれ。
泡飯と書いて「ポーハン」と読ませるようで、おそらく沸騰させたスープが泡のようになってご飯を包み込みつつ仕上がる…、からなんでしょう。
ロマンティックな名前でちょっとオキニイリ。
雑炊のようにご飯が潰れるコトもなく、汁かけご飯、あるいはお茶漬けのような体裁。
サラサラとしたお米ご飯を、チリチリ熱の入った玉子がふっくら、ふんわり包み込む。やさしい食感がなによりおいしい。
それに案外、エビがタップリはいってる。
小さなエビを細かく切って、それがタップリ。スプーンですくうともれなくエビがのっかってくる…、って感じがうれしく、それがプニプニ潰れる食感もにぎやかでいい。
絶妙加減に塩抜きされた搾菜がカリコリおいしく、ハフハフ食べてお腹の芯から体をぽかり。汗もかきます…、オゴチソウ。
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電車に乗る前、ディーンアンドデルーカにより旅のお供を買っておく。何にしようかとメニューをみると、なんとミントジュレップが戻ってきてた。春から初夏にかけてのゴチソウ。
しかも今年はミントジュレップにくわえるフルーツが何種類か。オレンジ選んで作ってもらう。
カップの中にフレッシュミントとオレンジを入れ、軽く潰してトニックウォーターをとくとく注ぐ。そこにサラサラ、氷を入れてお待たせしました!と手渡される。
冷たく、しかも見た目がなにより爽やかで、コクリと飲むと口いっぱいに広がる苦味と軽い酸味にキリッとします。
南国の気付薬として作られたトニックウォーター。
ミントの香りも華やかで、風邪の体が潤って元気をもらえるような気がした。
行ってまいります…、日帰りです。
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